生きていくなんてわけないよ

ディズニーファン向け娯楽ブログ

ウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオ

誰が怪物で誰が人間か?数多の人々を虜にする『ノートルダムの鐘』の魅力。

劇団四季創立メンバーであり、ディズニー映画『ノートルダムの鐘』日本語吹き替え版の制作にも尽力された浅利慶太氏ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、 心からご冥福をお祈りいたします。 www.asarioffice.com(2018年7月19日・日本時…

時代がどれだけ変わっても『シンデレラ』の輝きは色褪せない。

『シンデレラ』を初めて観たときの衝撃は忘れられない。 僕が『シンデレラ』を初めて観たのは大学生の時で、もういい大人になっていた。 男の子兄弟だったこともあり、プリンセスものはディズニーオタクになってから自分で買い集めて見るようになったのだ。 …

「つまらない」では終わらせない。子供騙しじゃない『王様の剣』の面白さ。

このブログではなんども言っていることだけど、そして何度だって言わせてもらうけど、「好きな映画」と「面白い映画」というのは別に同居していなくても問題ないのだ。 「なんでかわからないけど好き」というのは純然たる真実であり、それを馬鹿にされる筋合…

滲み出る「暗さ」と「貧しさ」スタジオの雰囲気を色濃く反映した映画『ロビン・フッド』

先日テレビで「ズートピア」が地上波初放送されたとのことである。 うん、クオリティの高いディズニー作品がみんなの目に止まるきっかけになることはいいことだ。 この「ズートピア」企画段階では主人公をニック・ワイルドに据えて話が進んでいた。 そこにピ…

『塔の上のラプンツェル』ディズニー史上最も「お金のかかったプリンセス」はどのようにして生まれ、世界を魅了したか。

僕のブログではないのですが、まずはこちらの記事をぜひ最後までお読みください。 www.jigowatt121.com 製作費 約309億8,700万 上映時間 92分 1分あたり単価 約3億3千万 やはり世界で最も金で殴っているのはディズニーだった。恐るべき結果だ・・・。 1分あ…

大人になってからこそ見て欲しい『ピーター・パン』その2〜名作を生み出した黄金期〜

祝!「ピーター・パン」公開65周年!! ディズニースタジオが「ピーター・パン」を公開したのは1953年。 1950年から製作が始まり、かねてから映画化案のあった「ふしぎの国のアリス」とほぼほぼ同時進行し、公開されたのは「アリス」の後となった。 「ピータ…

大人になってからこそ見て欲しい『ピーター・パン』その1〜これはウェンディの成長譚だ。〜

ディズニーの「ピーター・パン」にはちょっとした思い入れがあって、子供の頃僕が一番好きだったキャラクターが彼だった。 かっこよくて空が飛べて女の子にモテモテな彼は幼い頃の僕の、男の子の憧れだった。 幼稚園のお遊戯会の演目で、自ら家にあったピー…

自分を見つける物語。自分を選ぶ物語。『モアナと伝説の海』の素晴らしさを改めて語る。

ウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオ作品の第56作目であり、2018年5月現在の最新作である「モアナと伝説の海」を久々に見返した。 僕はディズニー作品は基本褒めっぱなしで、全然説得力がないけど、この作品はかなり出来が良くて、改めて最高傑作…

ディズニーとポリコレ『ムーラン』の素晴らしさと実写化に寄せて。

www.sun-ahhyo.info 昨日これをアップデートしていたら気になる記事を見つけてしまって、この記事を書くことにしました。 詳しくは後で触れますが、ちょっと僕が当初予想していた実写版「ムーラン」と違うものができるな、と思ってしまったので。 書いてる時…

「レリゴー」こと「Let It Go」はそこまで悪だろうか?自身のツイートまとめ。

普段ツイートがバズるなんてことはないのですが、この間何気なくツイートしたこれが結構伸びてまして。 本国D23がやってる「ディズニーの曲どれが好き?トーナメント」でレリゴーを抑えてムーランのI'll mak a man out of youが勝ち進んでるの、オタクによる…

本当に再評価されるべきディズニー作品は『リロ・アンド・スティッチ』である

みなさんは「ウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオ作品」と言われると何を思い浮かべるでしょうか。 「ウォルト・ディズニー・アニメーションスタジオ作品」とはウォルト・ディズニーが製作した世界初の長編カラーアニメーション作品である「白雪姫…