2017年7月。カリフォルニアのアナハイム、ディズニーランド・リゾート周辺で行われる究極のディズニーファンイベント『D23 EXPO 2017』へ参加した際の数日間の旅行記です。
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目次
念願のPCHグリル!
せっかく憧れのディズニーランドリゾートに来たのですから、全力で楽しまなくては勿体無い!
ということで血迷った僕は2日前の眠れない夜、スマホでぽちぽちとキャラクターダイニングの予約をしていました。こちらも公式アプリで簡単にできてしまう上、この日に予約入ってるよ!と表示してくれます。
ということでディズニーランドリゾート滞在8日目?の7月20日、朝10時から「パラダイス・ピアホテル」の「PCHグリル」へと向かいました。
パラダイス・ピアホテルは昨日訪れた「ディズニーランドホテル」よりももう少し離れていて、DCAの近くにあります。
近くにあるとは言っても入り口がかなり離れているので、近い恩恵はあんまりなさそうです。その代わり「ディズニー・グランド・カリフォルニアン」や「ディズニーランドホテル」と比べて安価で宿泊できるようです。
安価とはいえディズニープライス。周辺ホテルの2~3倍の価格です。
ビーチをテーマにしたダイニングなので、ここではスティッチとキャラクターグリーティングができます!
ということで、旅行記の最初の方に購入したスティッチのツムツムをせっかくなので持っていくことに。
※27歳のおっさん(当時)一人です。
予約してるとはいえ、結構混んでるので待つかなーと思ったのですが、30分ほど早い時間にもかかわらず受付で「予約してるんだけど〜・・・」っていうと「Great!!」って言ってくれました。予約してるだけでめっちゃ褒めてくれるアメリカ最高。
5分ほど待って席に案内されました。
最初にミッキーと写真を撮るのですが「ごめんね〜ミッキーこれからチーズ食べる時間だから、また準備できたら呼ぶね〜」ということで後回しに。
(最初うまく聞き取れなくて「チーズが・・・」って何回も言わせてしまってお兄さんまじゴメンって思ってる)
お料理はバイキング形式で好きなお料理を取ります。お米があって嬉しかった。あとスモークサーモンのカルパッチョね。
ソーセージはこっち来てからなかなか皮がパリッとしたのに出会えず、日本のソーセージの方が好きだなぁと思いました。
そうこうしてると「ミッキー戻って来たよ!」と呼ばれて写真を撮らせてもらいました。
ここのミッキーはライフガードという設定です。
PhotoPassもお願いしたけど「後でね!」って言われて結局読み込んでもらってない、なんだったんだ。
バースデーのお祝いなんかもやってます。予約確認の時に「今日は何かのお祝い?」って聞いてくれるので多分そこで言ってればやってくれるんだと思います。
で、次々と現れるキャラクターたち!
ミニーちゃんに、、、
デイジーに、、、
スティッチ!!!
キャラクターたちは3〜4回回って来てくれるのでかなり写真が撮れます!が、カメラキャストさんはついて回らないので、一人で来ている時はツーショットは難しいですね。僕はスマホのセルフィーで撮っていました。
ミッキーは入り口近くでずっと待機しているので席は回って来ませんが、空いてる時に行けば何度でも写真を撮ってくれます。
ミニーちゃんもスティッチ抱えてくれた。
ミニーちゃんがキスする時は音ならないのにデイジーがキスする時は「ズッパッ」って音がしてた。
ミニー&デイジーのツーショット。
ミッキーワッフルはサックサクふわふわでおいしかった。
少食すぎで、食事量的に元が取れたかと言われると多分取れてないのですが、有料課金グリーティングだと思えば大満足です。
お隣のテーブルにおじさんがひとりでやって来て「キャラクター要らないから朝食だけ食べさせて」と言ってもぐもぐ食べてらっしゃいました。。。リッチ、、、もっと安いところあるよ多分。。。
もう終了の時間なのか、お客さんも減ってキャラクターたちも暇そうにしていたので帰る頃にはゆっくりと店内写真が撮れたりしました。
ちなみに年パスがあるので15%オフでした。
パークホッパー大活躍。乗ってないアトラクションを攻める!
夏休み中の混雑のため、小さなアトラクションでも子供連れ効果で30~60分待ちとかが普通なので、乗っていないアトラクションが結構ありました。
30分なんて大したことないじゃん!と思うかもしれませんが、炎天下のアナハイム、キューラインには屋根がないアトラクションばかりです。結構ためらいます。
(東京のキューラインに屋根があるのは雨が多いからという理由で日差しはあまり関係ないらしい)
ですがもうディズニー滞在も残り少ないので頑張って待ってみようと、この日は乗っていないアトラクションを中心に回りました。
まずはダウンタウンディズニーからモノレールでディズニーランドへと入ります。
そして「マッターホルンボブスレー」のファストパスを入手。
アリスのダークライド、その名も「ふしぎの国のアリス」にスタンバイで並びます。
20分ほど炎天下で待って入れました。炎天下とはいえ、風は涼しいので東京のような息苦しさはないです。
かなり古いダークライドでしたが、よくできてるなーと思いました。ここにしかないアトラクションですが、驚くような仕掛けがあるわけではないシンプルなものなので、アリスに興味なければ別に乗らなくてもいいかもしれません。
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続いて先ほどファストパスを取得した「マッターホルンボブスレー」に乗車!
1959年にオープンしたアトラクションということで、もろウォルトの時代からある老舗のコースターですね。こちらもアナハイムにしかありません。
かなり爽快に滑り降りるアトラクションで楽しいです。
途中でてくる雪男のオーディオアニマトロニクスがかなり滑らかに動いていて見応えがありました。時折聞こえる吠え声も良かったです。アナハイムでは必ず乗るべきアトラクションですね!混雑しているとやってないこともありますがシングルライダーならすぐですよ。(1回断られた)
そして続いて「イッツ・ア・スモールワールド」へ。
上海を除くすべてのディズニーランドに存在するアトラクションですが、元々は「ニューヨーク世界博覧会」のために作られたアトラクションでした。
それをそのまま移設したのがアナハイムのスモールワールドなので、本当の本当にオリジナルのスモールワールドです。とはいえ中身はディズニーキャラクターが登場するバージョンにリニューアル済みですが、、、。
乗り場が野外にあるスモールワールドはカリフォルニアだけなので、映画『トゥモローランド』のニューヨーク世界博のシーンの「イッツ・ア・スモールワールド」はここで撮影されました。
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乗り場は外にありますし当然屋根もないので日差しがガンガンです。でも気持ちいい。
とりあえずカバ撮るみたいなところない?
そのあとはDCAに移動して「グリズリー・リバー・ラン」のファストパスを取得!濡れるアトラクションなので昼間のスタンバイは長蛇の列です。
途中、ピントレーダーなファミリーに遭遇し、そのご夫婦とピントレしました。
ピントレご夫婦に捕まって一気に5個くらいトレードした 笑
— すん (@s_ahhyo) 2017年7月20日
楽しい!!#ピントレはいいぞ pic.twitter.com/3BJx7EuPg0
DCAはファストパスを取るだけにして、すぐにディズニーランドへ戻りました。
そして「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」のシングルライダーに並びます!
「シングルでも1時間くらい待つけど大丈夫?」と言われましたが気にしません。
インディジョーンズのシングルライダーはシングルライダーチケットをもらってから出口を逆走する形で並びます。
ちなみに裏面はスペイン語です。
出口のところ。壁に穴が空いてるけど、絶対映画だと毒矢とか飛んでくるアレだと思います。
キューライン内部。ブッダの壁画とか、調査隊が組んだやぐらなどがあります。
ちなみにチケットは途中で失くしたけど、そもそも一切回収する素振りがなかった。
アトラクション自体は、ディズニーシーのを倍くらい大きくした感じ。まじででかいです。
ストーリーはクリスタルスカルが絡まないので微妙に違うけど、場面構成はほとんど変わりません。
外に出るとジーニーとジャスミンが遊んでた。動き回っててびっくりするくらい写真撮らせてくれないし、ほかのゲストがお願いしたサインも断ってた。なんなんだ。
そのあとは長蛇の列のドールホイップフロートを購入しました。
パイナップル味です。一口食べてから「あ、おれパイナップルそんなに好きじゃないわ」って思い出した。
そのまま待たずに「魅惑のチキルーム」へ。何回見ても良いアトラクションです。これにハマると東京のでは満足できないかも。ドールホイップ食べながら見れました。
そして「ホーンテッド・マンション」のファストパスを取りますが、取った5分後くらいに入れる時間指定だったのですぐに並んじゃいます。
上手く撮れていませんが、アナハイム限定のゴーストのひとり、ハット・ボックス・ゴーストさん。
ファストパスがすぐ使えてしまったので続いて「スプラッシュ・マウンテン」のファストパスを取ります。
時刻は20:55〜21:55と、若干後悔しそうな時間 笑
「グリズリー・リバー・ラン」のファストパスの時間が近かったのでまたまたDCAに向かいます!本当に2パークを行ったり来たり。
「グリズリー・リバー・ラン」は急流下りのアトラクションです。
丸型のボートに乗り込み、回転しながら川を流れ落ちていきます。
特にキャラクターなどが登場するわけではないしスピードが速いわけでもないので特別感はないアトラクションですが、なんせ濡れます!水の量が異常です。水しぶきじゃなくて、ボートの乗り込み口から、バケツで水をかぶったような感じの大量の水が流れ込んで来ます。
怖いアトラクションではないですが、水の流れでくるくる回転するのと、場合によっては背中から川を下ることもあるので酔ったりするかも。僕はガッツリグロッキーになりました!
ちなみに乗った後に気づきましたが、「グランド・カリフォルニアン」のレストラン「ナパ・ローズ」への入り口向かいにバケーションクラブのカウンターがあって、その裏にひっそりとコインロッカーがあります。
かなりびしょびしょになるのでカメラとかはここに預けましょう。GRRの入り口付近を探してもロッカーは見当たらないので注意してください!
カーセイサークルの前では「レッド・カー・トロリー・ニュース・ボーイズ」というショーがやっていました。
人気のショーです。アトモス的な感じかと思いきや、しっかりとスケジュールに時間が載ってるので、早めに来ないと良いポジションは取られちゃいます。日本人が多い 笑
そのあとは3度目の「ラジエーター・スプリングス・レーサーズ」へ。17時くらいでしたがめちゃくちゃ太陽出てるので、GRRでびしゃびしゃだった服は並んでる間に乾きました。
リリーベル号とチリビーンズでウォルトを感じて
そのあとはディズニーランドへ向かいました。入園した途端、テレビの映像で見たことある車両がディズニーランド駅に止まっていました。あれは!
リリーベル号!
ウォルトの奥さんリリアン・ディズニーから名前を取ったVIP車両です。
2014年ごろまでは先着予約で一般の方でも乗れていたそうなのですが、今はclub33のメンバーか、ごく限られたイベントでしか乗ることができないようになってます。
当然乗ることはできませんでしたが(そもそもこの日はアメリカ河工事後でディズニーランド鉄道自体がアトラクションとして再開されてなかったのですが)この目で拝むことができて感動しました。
その感動を引きずったまま、「グレート・モーメンツ・ウィズ・Mr.リンカーン」へ!
少し前の記事でもお話ししましたが、このアトラクションの待合スペースは「ディズニーギャラリー」となっていて、ディズニーに関する展示が行われています。舞浜や香港のディズニーギャラリーはアニメーションが中心でしたが、アナハイムは鉄道が中心の展示になっていました。
All Aboard: The Wonderful World of Disney Trains (Disney Editions Deluxe)
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また、待合スペースにはモニターがあって、アニマトロニクスなんかの解説映像もやってます。アニメーションのドナルドが出てくる、比較的新しめの映像でした。ファンタジア2000くらいのころかな?
ガラガラでしたがショーのような感じでしっかり30分ほど待たされ、シアターに入ります!
ここで見ることができるリンカーン大統領のオーディオアニマトロニクスは1964年のニューヨーク世界博覧会のために作られた世界で最初のオーディオアニマトロニクスと言われていて(っていうアトラク内のアナウンスがあったと思うんだけど、wikiるとチキルームのオープンが1963年なのでよくわからないです)ディズニーランド的にも、アメリカ史的にも重要なアトラクションです。なので、こんなにガラガラでもなくならないんですね。
で、どんなアトラクションだったかというと、寝てたのでよくわかりません。
なんかリンカーンの話と、リンカーンのセリフを吹き込んだ俳優さんの話とかをしてた気がします。覚えてません、ごめんなさい。
暑い日に30分ほど座って涼める貴重なアトラクションです。
そのあとは「カーネーション・カフェ」へ行き、チリビーンズとサラダを食べました。
カーネーション・カフェといえば、ディズニーランドオープンの翌年から実に60年勤続しているおじいちゃんシェフキャスト、オスカーさんがいることでも有名で、またこちらで食べることのできるチリビーンズはウォルトのお気に入りメニューだったということでも知られています。
その名も「Walt’s Chili」
チリビーンズは辛すぎず具沢山で美味しかったです。
テーブルにはカーネーションが飾ってあります。
夜も更けゆく頃
その後はファンタジーランドへ行きました。
カナルボートもう終わってる
— すん (@s_ahhyo) 2017年7月21日
/(^o^)\
ファンタジーランドのアトラクションは花火のために早めに終了しますとさ
ニモ、ラインカットされてる 笑
— すん (@s_ahhyo) 2017年7月21日
が、ファンタジーランドのアトラクションは花火の影響で比較的早く閉まるそうで、まだ乗っていない「おとぎの国のカナルボート」は運営終了、「ファインディング・ニモ・サブマリンボヤッジ」はラインカットされていました。仕方ないのでこの2つは明日に回して、まだ並べる「ケイシーJr.サーカストレイン」へ並びます。
ケイシーJr.といえばダンボに出てくる機関車ですね。そのほか「リラクタント・ドラゴン」という映画にも出てくるそうです。
「おとぎの国のカナルボート」と同じ景観を一周するだけのアトラクションなので、お子様がいなければ乗らなくても大丈夫です 笑
「ダンボ」みたいに途中でちょっと休んでからもう一度発進したりするのがおもしろいです。出発の「All Aboard!」の掛け声もアニメと一緒です。
パレードのためお城の前が立ち入り禁止になっていて誰もいない良い感じの写真が取れました。
昼に取ったファストパスを使うため「スプラッシュ・マウンテン」へ向かいます。
この時間からのスプラッシュマウンテン、後悔する気しかしない 笑
— すん (@s_ahhyo) 2017年7月21日
トイレのドライヤーでTシャツ乾かしてる人いるし 笑
途中立ち寄った「ハングリーベアレストラン」のトイレのハンドドライヤーで服を乾かしている若者がいて、なんとな〜く嫌な予感がしました。
アナハイムのスプラッシュ・マウンテンは一列乗りで、しかも安全バーが一切ありません。そして、水の量は舞浜よりも断然多くなっています。
そのため、ラストの一番大きなドロップよりも、先にいくつかある小さなドロップの時点で水が大量に入り込み服がびしょびしょになります。想像の倍以上濡れました 笑
スプラッシュマウンテンでびしょびしょになった後はもう夜遅かったのでホテルへ帰ることに。
トゥモローランドでは昨日とはまた別のバンドが演奏していました。夏のディズニーランドは0時まで眠らない・・・。
「ファンタズミック!」やそのあとの花火「リメンバー・ドルームズ・カム・トゥルー」のために留まる人で道がごった返しているので、退園する人のために、なんとバックヤードを解放していました。
この日も朝から晩まで楽しんで、一応「明日が最終日」と胸に思いながらパークを後にしました。
一応明日がディズニー最終日、、、
— すん (@s_ahhyo) 2017年7月21日
続きです。
ディズニー漬けの日々 in カリフォルニア
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