2017年冬、ワーキングホリデーにてビクトリア滞在時に韓国人の友人Jとバンクーバー&カナディアンロッキーを巡る旅行をしてきました。
前回の続きです。まだバンクーバー。
前回の記事
目次
- 目次
- 起床〜ノースバンクーバーまで
- ノースバンクーバーへ。
- リン渓谷
- ランチ〜ダウンタウンへ
- 店を出ると大雨!
- ディナー〜再びダウンタウンうろうろ
- ゲイ・ストリート?Davie Streetを歩く
- バンクーバー&カナディアンロッキーへ男二人旅
起床〜ノースバンクーバーまで
朝9時に目を覚まし、支度をして出発します。Jに「先にシャワー浴びてこいよ」と、えなりかずきのモノマネをするホリみたいなことを言われましたが「昨日の夜浴びたから朝は浴びないよ」って言った。Jは朝シャン派。
初のTim Horton
10時にコリアン民泊を出てMarine Drive駅へ向かいます。
駅前がでっかいショッピングセンターになっていて、ここで朝ごはんにカナダ名物のチェーンのドーナツ屋Tim Hortonを利用しました。
日本でいうミスタードーナッツですが、当然のごとく飲茶や汁そばやパスタはないです。
もちろんビクトリアにもあるのだけど、4ヶ月もカナダに住んでいながら初めて利用しました。
カナダに来てから「スタバが安い!」とか言ってめっちゃスタバ利用してるのですが、ティムホートンだとスタバのカフェラテ1杯の値段でコーヒーとドーナツ2つくらい食べれる、、、まぁコーヒー自体はスタバのほうが美味しいです。
またティムホートンは「外国人を積極的に採用しています」と公式サイトに記述があるくらい、ワーホリに優しいとの噂なので、お仕事探しの際の候補に入れて見てもいいかと思います。多分給料安いけど。
Compass cardの買い方
スカイトレインに乗るのですが、昨日はデイパスを買ったので、今回はSuicaのようにチャージができるコンパスカードを購入します。
とはいえ、今日もたくさんバスや電車に乗るのでチャージする内容もデイパスなのですが。
スカイトレインの料金体系はゾーン制になっていてちょっとわかりづらいのですが、券売機は日本語表示もできるのでおそらく問題なく買えます。2ゾーン移動で4ドルくらいかかるので、もう地下鉄2回+バス1回くらいの予定があれば10ドルのデイパスでいいかと思います。
このコンパスカード、そのままビクトリアにも導入してほしいな〜と思いつつ、スカイトレインやバンクーバーのバスを運営するTranslinkとビクトリアのBC Transitは全然違う会社だから無理だなと思いました。
あとビクトリアはバスしかないので券売機を置く場所がない。チャージができない。(定期はコンビニやドラッグストアで買えます)
ノースバンクーバーへ。
本日の目的の一つ目はリン・キャニオン。
バンクーバーには超有名観光地、キャピラノ・サスペンション・ブリッジという渓谷にかかる大きなつり橋があるのですが、入場に40ドルくらいかかるのと、観光地化しすぎてめちゃくちゃ人が多くインスタ映えしないとのことで、元ルームメイトが「リン・キャニオンっていうキャピラノの下位互換スポットがあるよ!入場料いらないよ!」って教えてくれました。
Jも一度キャピラノには行ったことがあるので、できれば初めてのリン渓谷の方にいきたいということで行くことにしました。
リン・キャニオンもキャピラノも、どちらもバンクーバーから海を隔てたノースバンクーバーにあります。
バンクーバーからノースバンクーバーまでは「Sea Bus」というスカイトレインと同じコンパスカードで利用できる船が出ているのでそれに乗っていきます。(通常のバスでスタンレーパークを経由してライオンズゲートブリッジを渡って行くこともできます。帰りはこの方法でした)
ということで、Marine Drive駅からスカイトレインのカナダライン終点のウォーターフロント駅までゆき、その駅でシーバスに乗り換えします。
シーバスの駅。
なんかセンチなBGM流れてんな〜と思ったら駅構内でエレキギター弾き語りしてる人がいた。いいのか。
10分ほどでシーバス到着。乗り込みます。
車が橋で渡れる距離を船で移動するので、あっという間です。景色も工場がでーんと建っていてさほど美しくはない、、、。
バスのターミナルにもなっているLonsdale Quayにつくと、そこはもうノースバンクーバーです。
リン渓谷
Lonsdale QuayからLynn Canyon
Lonsdale Quayという港はそこ自体がパブリックマーケットになっていて、ご飯食べたりショッピングしたりもできるようなのですが、Jは一切興味を示さなかったのでバス停へ直行。まぁスケジュールもあるし、、、
リンキャニオンまではバスで向かいます。キャピラノ行きのバスもここから乗れますよ。
ノースバンクーバーはサンフランシスコを思わせるような急な坂道の街なので(というか山に無理やり街を作りましたみたいな感じ)歩いて行くのはあまり現実的ではないかと思います。
坂道を見て「街の散策はいいや、、、」って思ったくらい。
Lynn Headwater Regional Park
30分くらい走ったかな?ってくらいでリン・ヘッドウォーター公園に到着。
キャピラノ公園は整備されまくっていてハイキングもほとんどないみたいですが、リン・キャニオンのサスペンションブリッジは(ある程度は整備されてるものの)結構本格的なハイキングコースを行きます。
バンクーバーアイランドのゴールドストリームを思い出しましたが、ゴールドストリームよりはまだきちんと整備されてる。
基本的にインドア派で野外アクティビティ大嫌いな僕ですが、カナダに来てゴールドストリームやリン・キャニオンをハイクして、意外とハイキングは嫌いじゃないなと思いました。
そしてこちらがサスペンションブリッジ。
キャピラノの方が大きいとのことですが、こちらも十分高さがありなかなかの迫力です。
やっぱり人は多いな〜。
こちらはツインフォール橋。
ツインフォールという滝があるのですが、いい感じの角度から撮れる場所がなかった。
今回はバスで終点まで行ってそこの入り口から下っただけでしたが、時間があれば上まで登って景色を見たりとかもできるみたいです。無料なのでワンちゃんを散歩させてるご家族をたくさん見ました。
大都会なのにちょっと移動するだけでこんな大自然が感じられるバンクーバー、そりゃ住みやすいわって感じ。いいところです。
ランチ〜ダウンタウンへ
Five Guys
ハイキングを終えた我々はもう腹ペコでした。
この後はスタンレーパークへ行ってサイクリングを予定してたのですが、「自転車レンタルできるところの近くにご飯食べれるところあるかわからないからサイクリングの後かな、、、」ってJがいうので「そこまで自分を追い込まんでも、、、」って思った。
「サイクリングは別にどっちでもいいよー、、、」と伝えたけど、変なところで完璧主義なのでJを説得するのはちょっと面倒。代案があるわけでもないので、彼に従いライオンズゲートブリッジ経由でスタンレーパークまで行けるバスに乗ります。
Jのお気に入りのハンバーガー屋さん「Five Guys」に行こうという話をビクトリアに居るときにしていたので、「ノースバンクーバーにないのかな?」と思って、バスの中でググってみたら、このバスで行けるちょうどいい感じのところにあったので提案してみたらやっと乗り気になってくれました。ということで途中下車してショッピングセンターに寄り、Five Guysへ。
ちなみにレジのところにいるのがJ。
アメリカンな店内。
普通のハンバーガー屋さんにも見えますが、オーダーを受けてからきちんと作ってる感じで少し時間がかかります。
チーズバーガーを注文。入れる野菜を選べたりできますが、無料野菜全部で行きました。
「パテは一枚?二枚?」と聞かれて、あんまりでかいと食べれない気がしたので「一枚で」って言ったけど結局二枚入ってた。なんで聞いたし。
包み方が汚い。
なぜかピーナッツ無料で食べ放題。謎だ、、、
まぁまぁ美味しかったですが、やっぱりハンバーガー以上でも以下でもない感じ。
マクドナルドやバーガーキングよりは美味しいと思います。
店を出ると大雨!
Five Guysを出ると外は大雨!!
リンキャニオンにいた時も若干ポツポツしていたのですが、もう誤魔化しきれないレベルの大雨でした。
とりあえずバスでスタンレーパークへ向かいますが、Jに「サイクリング、、、したい?」って聞かれて、したいわけないじゃんと思いながら「No」と答えました。
バス自体がライオンズゲートブリッジとスタンレーパークを通過するので「ふ〜ん」くらいに思いながら、それでもとりあえずスタンレーパークの前のバス停で降りて「どうする?」と聞かれたので「ダウンタウンをウィンドウショッピングしよう」と提案。再びバスに乗り込みダウンタウンへ。
ダウンタウンではロンドンドラッグとかPacific Centerを回ったりしました。
「そろそろ晩御飯について考えよう」と、ロブソンストリートのスタバで一服して調べることにしました。
前回も書いたのですが、ロブソンストリートは韓国料理や日本料理などのお店が本当に多く並んで居る通りで、ラーメン屋さんも結構あります。
調べてるときにJがお気に入りの韓国料理のメニューを見つけたらしく「ここ行きたい!」と行ったのですが、どうやらノースバンクーバーにあるお店だったらしく断念。この時は別に「行ってもいいかな」という感じだったけど、実は後日散々韓国料理を食べることになるので、正直行かなくてよかったと思いました。
彼もラーメンが好きなので「ラーメンはどう?」と提案してみると乗り気に。
ディナー〜再びダウンタウンうろうろ
とんこつラーメン暖暮
今回いくつかラーメン屋に目星をつけていたのですが、こちらのサイトを参考にしました。
で、とりあえずロブソンストリートをスタンレーパーク方面へ歩いてみて、見つけたお店でいい感じのところに入ろう提案しました。
そこで見つけたのがこちらの暖暮。
こちらにした理由は「とんこつラーメン」だったから。Jがとんこつラーメン大好きなのと、ビクトリアで醤油ラーメンや味噌や塩は食べれても、とんこつは食べれないから!
お店の外には行列ができていてかなり人気でしたが、ひととおりロブソンストリートを歩いたあと、彼も「最初に見つけたあの店(暖暮)がいいかも」とのことだったので並びました。
ちょっとの時間並びはしましたが、2人で来てたことと、ラーメン屋で回転率が高いので意外とすぐ通してもらえました。
本格的な日本のとんこつラーメン!!!
日本の味!という感動がすごかった、これを求めていたんですよ!!
それもそのはず、なんと日本で展開するチェーン店でした 笑
僕は関西在住なので知らなかったのですが、九州や沖縄、関東で多く展開しているらしく、海外もバンクーバーに2店舗のほかアメリカのシアトルやオーストラリアのゴールドコースト、あとなぜかベトナムのホーチミンに1店舗あるとのことです 笑
danbo.jp
ビクトリアにもできてくれ〜〜〜〜。
しかも、他のラーメン屋で普通のラーメン頼むと$11.50くらいするのに$9.75だった。安い!ご飯付けれる!!(つけなかったけど)
そのほかにもチェーンでいうと「山頭火」がロブソンストリートにあり、こちらも長蛇の列です。
僕としては「天下一品」とか「ずんどう屋」とか、すでに海外出店しているお店が来たら絶対需要あるのに、、、と思うのですが来ないですかねぇ。多分ビクトリアには来ないな。
ゲイ・ストリート?Davie Streetを歩く
食後、Jに「ゲイストリートがあるんだけど行ってみる?」と聞かれたので(男二人で行くのはマズくないか?と思いながら)行ってみることに。
ゲイストリートと言われたので、なんかイメージとしてはオカマバーが立ち並ぶ新宿二丁目のイメージだったのですが、ついてみればなんてことはなく、どちらかというとゲイだけでないすべてのアセクシャルと真摯に向き合うような真面目なストリートだった。
並んで居る店は他の通りと変わらないのですが、そこらにLGBTQIAを支持する虹色のモチーフがあり、チェーンのレストラン(デニーズとか)ですらフラッグを掲げていて、純粋にいいところだなと思いました。
All You Need Is Love.
そこからサンセットビーチまで歩いて今日はシメ。
Davieストリートのジャパレスの前で流れていたSMAPの「夜空ノムコウ」が頭から離れず、ずっと鼻歌歌ってた。
大雨は鬱陶しかったけど、アクティブで楽しい1日だった。ラーメン食えたし。
次回はいよいよカナディアンロッキーへのツアーが始まります!
バンクーバー&カナディアンロッキーへ男二人旅
- バンクーバー&カナディアンロッキーへ男二人旅 その1 〜計画編〜
- バンクーバー&カナディアンロッキーへ男二人旅 その2 〜準備編〜
- バンクーバー&カナディアンロッキーへ男二人旅 その3 〜1日目・BCフェリーとバンクーバー散策〜
- バンクーバー&カナディアンロッキーへ男二人旅 その4 〜2日目・リン・キャニオンと大雨のダウンタウン〜(この記事です)
- バンクーバー&カナディアンロッキーへ男二人旅 その5 〜3日目・ひたすら移動!韓国系ツアーバスに乗って〜
- バンクーバー&カナディアンロッキーへ男二人旅 その6 〜4日目・州越え!魅惑のレイク・ルイーズとバンフ〜
- バンクーバー&カナディアンロッキーへ男二人旅 その7 〜5日目・折り返し!アルバータ牛とエメラルドレイク〜
- バンクーバー&カナディアンロッキーへ男二人旅 その8 〜最終日・ツアー終了とひとりバンクーバーでしっぽり〜