※追記をしまくっているため、もうすでに7選どころではなくなっておりますが、生暖かい目で見守ってください。
三半規管の弱い皆様、今日もしっかり吐いてますか?
僕はディズニーオタクである一方で、純粋にテーマーパーク大好き野郎でもあります。(マニアというほど極めてはない)
なので絶叫系を含めていろんなアトラクションに乗るのですが、小さな頃から三半規管が弱く、車での長旅ではよく吐いていたような僕の場合、どうしても肉体的に受け入れられないアトラクションがいくつかあります。
今回はそんな僕の苦手なアトラクションをいくつか紹介したいと思います。
目次
- 目次
- 筆者スペック:どれくらい酔うのか
- アトラクションの傾向
- コンディション
- それでも乗る
- 三半規管が弱いのにテーマパークが大好きな僕が死ぬほど酔うアトラクション7選
- スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンテニュー(東京ディズニーランド/ディズニーランド/ディズニー・ハリウッド・スタジオ)
- ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
- ミニオン・ハチャメチャ・ライド(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
- ニモ&フレンズ・シーライダー(東京ディズニーシー)
- ソアリン(DCA/EPCOT/SHDL/TDS)
- ダルのファンタジーワールド360(志摩スペイン村パルケエスパーニャ)
- XRライド(スペース・ファンタジー・ザ・ライド)(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
- 【追記】スペース・ファンタジー・ザ・ライド 〜ブラックホール〜(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
- 【追記】ミッション:スペース/マーズ(エプコット)
- 【追記】ハイペリオンシアターのフェイク壁(ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー)
- 【追記】ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン(ディズニーランド/ディズニー・ハリウッド・スタジオ)
- 映像+揺れなのになぜか全然酔わないアトラクション
- 「没入感の演出」という技術
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筆者スペック:どれくらい酔うのか
幼少期は車での長旅時にげろげろ吐いておりました。今でこそ吐くことはなくなりましたが、頭痛とともに気分が悪くなることが多々あります。車NG。
現在カナダのビクトリアで生活していますが、公共交通機関がバスしかないビクトリアで、「バスに乗ると酔うから」と「お金の節約」のために基本的に自転車で行動しています。バスNG。
滅多に乗ることはないですが、船も酔います、小型だとより酔います。船NG。
でもね、不思議なことにジェットコースターは大丈夫なんです。
落下系も大丈夫。飛行機も大丈夫。
不思議ですよね〜。
アトラクションの傾向
映像+揺れ
はいこれです。ジェットコースターでは酔わないし、映像だけのシアターアトラクションでも酔わないのですが、このコンビネーションで酔ってしまいます。特に3D系。
悲しいかな、最近はこのコンビネーションがめちゃくちゃに増えています。しんどい。
コンディション
続いて「酔う時のコンディション」について。バスとかは基本無条件で酔うんですけど、車とかは時と場合によります。
空腹
一番酔うパターンだと思います。「絶叫系乗る前にご飯食べると吐くから」と言われたりもしましたが、お腹すいてる時の方が気持ち悪くなるので、アトラクションに乗る前はなるべく空腹時を避けています。
寝不足
テーマパークに行くのに夜行バス使ったり、まぁ移動で朝早かったりで、寝不足の時多くないですか?
ただ眠気がピークだと移動時に爆睡してることがあるので、それはそれで酔わなくて良かった、なんてこともあります。
疲れ
無理すんな。
それでも乗る
それでも乗るのです。そこにテーマパークが、アトラクションがあるから。
三半規管が弱いのにテーマパークが大好きな僕が死ぬほど酔うアトラクション7選
というわけで、ここから本題の「三半規管が弱いのにテーマパークが大好きな僕が死ぬほど酔うアトラクション7選」を紹介します。
スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンテニュー(東京ディズニーランド/ディズニーランド/ディズニー・ハリウッド・スタジオ)
まずはこちら。あのね、僕スター・ウォーズめちゃくちゃ好きなんですよ。めちゃくちゃ好きなですよ!!!なのに酔うとか悲しくないですか??
しかもパターン約100通りとかあるのに1回乗ったらもうギブとか辛くないですか??
ちなみに映像が古かった旧スター・ツアーズも死ぬほど酔いました。
酔いレベル:★★★☆☆(3つ星)
ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
まじで!!!ハリーポッターが!!!好きなのに!!!!
こちらに関して言えば3Dかする必要なかったのにしてしまったが上に(ただでさえ酔うのに)余計酔うようになってしまいました。改悪だよ改悪!!
メガネ不要の没入感と臨場感がこのライドの技術力を物語っていて好きだったのに!
酔いレベル:★★★★☆(4つ星)
ミニオン・ハチャメチャ・ライド(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
こちらに関しては1度しか体験していませんが、ちょっと酔った程度。それも閉園間際ギリギリに乗って疲れていたのもあるので、普通に乗ったら全然OKなアトラクションかと!それにかなり楽しいです。
じゃあなんで載せたのかというと、ミニオンの前身ライド「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」ね、数多くの映画好きの方々が引退を悲しんだわけですが、僕あれマジで酔うのでぶっちゃけ本当に苦手でした。映像が古いからね〜・・・。
酔いレベル:★★☆☆☆(2つ星)
ニモ&フレンズ・シーライダー(東京ディズニーシー)
これ!!凶悪!!可愛い顔して、揺れが魚のゆらゆら感を忠実に再現していてかなり凶悪!!!もう、揺れがしんどすぎて、内容が全然頭に入ってこなかった。ストームライダーの何倍も映像綺麗なのに、激しさもそこまでないのに・・・。
ついでに言うとニモ大好きです。
酔いレベル:★★★★★(MAX)
ソアリン(DCA/EPCOT/SHDL/TDS)
海外ディズニーファンからかなりの高評価を得るアトラクション「ソアリン」その高評価を得てかどうかわかりませんが、東京ディズニーシーにも絶賛建設中の「ソアリン」僕は意外とイマイチなんだよなー・・・。全世界のソアリンファンに謝罪したい。
これも体調に左右されますが、やや酔いって感じ。
ちなみにカナダ版ソアリンこと「Fly Over Canada」にも乗りましたが、ディズニー版「ソアリン」よりもスピード感があり、爽快感の方が勝つのであんまり酔いませんでした。
酔いレベル:★☆☆☆☆(1つ星)
(追記)
東京ディズニーシーのソアリンに乗った記事はこちら
カナダ版ソアリン「Fly Over Canada」に乗ったときの記事はこちら
ダルのファンタジーワールド360(志摩スペイン村パルケエスパーニャ)
これは360度シアター系アトラクションなので、動きはないんですけど、いかんせん映像が古すぎて・・・というか本当にどこから持ってきたんだって感じの映像でめちゃくちゃ酔いました。
酔いレベル:★★★★☆
XRライド(スペース・ファンタジー・ザ・ライド)(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
ド◯モの提供で(ry
出ました、XRライド。
通常盤のスペース・ファンタジー・ザ・ライドは全然酔わないんです。回転もある超凶悪ライドなのに。それが期間限定のXRライドとなると・・・本当に勘弁してください。
ちなみに乗ったのは「きゃりーぱみゅぱみゅver.」のみ。
全世界でどれだけVRが流行しようと、僕はその存在を全力で否定し続けます。酔う限りは。
酔いレベル:★★★★★★★(カンスト)
(追記)2018年「エヴァンゲリオン XRライド」の乗車レポートはこちら
(追記)2019年「ルパン三世 カーチェイスライド」の乗車レポートはこちら
(追記)2020年「進撃の巨人 XRライド」の乗車レポートはこちら
【追記】スペース・ファンタジー・ザ・ライド 〜ブラックホール〜(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
「ハリドリを後ろ向きにしてみた」に続く、ワンアイデアの別バージョンアトラクション「スペファンの電気消してみた」ライドです。ハロウィン期間限定で毎年やっているイメージがありますが僕は2019年に初めて乗りました。
「そもそもスペファンの回転が無理」という方は絶対に乗らないでください。
回転する上に真っ暗闇で視界が一切遮られ、前後左右がわからないために三半規管がやられて酔います。
ディズニーの「スペースマウンテン」のような星のキラキラもありません、真っ暗。(ホラーアトラクションですがゾンビや幽霊が現れたりということもありません)
通常盤スペファンなら楽しめる僕でもこれはちょっと無理でした。
XRしかりブラックホールしかり、やっぱり視覚への負担で酔うんだな。
酔いレベル:★★★★☆(4つ星)
【追記】ミッション:スペース/マーズ(エプコット)
7選をオーバーしちゃいますが、それなりのアクセス数もあり、需要があるんだろうな・・・ということで追記します。
その8はウォルト・ディズニー・ワールド にある「エプコット」というパークの「ミッション:スペース」の「マーズ(オレンジ・チーム)」です。
宇宙旅行を体験するというアトラクションですが、「スペースマウンテン」のような豪速のジェットコースターではなく、リアルに重力や宇宙浮遊を体感するアトラクションです。
そのためスピード感はありませんが乗船中は「ぐにゃあ」と圧を感じる気持ち悪さに襲われます。
キューラインに並ぶ際に警告カードが配られるレベルの禍々しさ。
幸い体調不良は起こしませんでしたが、気持ち悪くて映像を楽しむ余裕がないため「別にもう一回乗りたいとは思わない」タイプのアトラクションでした。
しかしご安心ください!!
このアトラクションのいいところは「初心者モード」である「アース(グリーン・チーム)」があるところ!
映像もマーズとは違うらしいので乗っておけばよかったな〜と思いました。
待ち時間もマーズが60分、アースが10分くらいでした。
酔いレベル:★★★★★(MAX)
【追記】ハイペリオンシアターのフェイク壁(ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー)
これはジョークではなくマジです。
この写真の奥にある、映画のセットを模したフェイクの背景。
これを見つめながら近づくと、遠近感がおかしくなってめちゃくちゃ気持ち悪くなってしまうんです、僕は。
実際にはない奥行きを出すための仕掛けが、近づくにつれ暴かれていくのですが、それに脳の処理が追いつかないというか、なんというか。
似たようなことが日常でも起きていて、例えば「止まっているエスカレーターを足元を見つめながら歩く」とかするとめちゃくちゃ気持ち悪くなります。
しかもここにあるハイペリオンシアター入り口自体もフェイク!!
裏にキューラインというか待機場所があり、そこから長い長い階段を登らされます。
アトラクションならある程度心構えや対策ができますが、こんな誰も酔うとは思ってないところを何気無く歩いていたら無駄にダメージ食らってしまいかなり辛い思いをしました。
大抵の人は大丈夫だとは思うのですが、アトラクションじゃないからこそ、そこを通るたびに(その先にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーもある)視界に入ってしまいとても辛い・・・なんとも凶悪!!
酔いレベル:★★★★★(MAX)
【追記】ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン(ディズニーランド/ディズニー・ハリウッド・スタジオ)
アナハイムのディズニーランド、そしてフロリダWDWのディズニー・ハリウッド・スタジオにオープンした新エリア「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」にあるアトラクション「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」
その名の通り、ミレニアム・ファルコンに乗り込みチームで操作し、ミッションを遂行させるというゲーム性のあるアトラクションです。
まぁ、なんというか、酔うとしてもいっぺん乗ってみ?楽しいから。
これはゲストが協力してファルコン号を操縦するというアトラクションの特性上、パイロットに任命されたゲストがド下手だった場合、ライドがとんでもない動きをします。
それゆえにまぁ酔ってしまうというわけですね。
そんでうまく動かすのも多分難しいんですよ。攻撃されたりするし、障害物も多いし。
それでもパイロット以外のゲストも自分の役割があったりするわけで、そこに集中できれば酔いも忘れられたりするんじゃないでしょうか?知らんけど。
とりあえず酔うけど、楽しいアトラクションではあります。
酔いレベル:★★★☆☆(3つ星)
映像+揺れなのになぜか全然酔わないアトラクション
そんな中、「映像」と「揺れ」の三半規管ダイレクトアタックなコンビネーションのアトラクションでも、全然酔わないものもあります。少しだけ紹介します。
※個人差があると思うので、三半規管の弱い方はご注意ください
アメイジング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド 4K3D(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
これは本当にすごい。それまでも酔ったことなかったのですが、4K映像になってからというものの、明らかに目にかかる負担が減った。
映像こそ3DCGのキャラクターでリアルさはさほどありませんが(ボンネットに乗るスパイダーマンのサイズ感すごいし)それでも没入感という点ではかなりのもの。
本当に楽しいアトラクションです。
パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン:バトル・フォー・サンケン・トレジャー(上海ディズニーランド)
これを映像+揺れと位置付けるのも、ちょっと強引な気がしますが。
このアトラクションの没入感は異常です。映像システムもスクリーンもライドの動きも訳がわかりません。
一生乗っていたい。100周したい。
その世界はセットだったり、人形だったり、スクリーンに映る映像なのに、確かにそこに「居る」感覚。本当にシャレになりません。
まじでパイレーツでなくてもいいから日本にこの技術を使ったアトラクションを作って欲しい。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・ミッション:ブレーク・アウト!(ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー)
「タワー・オブ・テラー」のリテーマリングアトラクション(ライドの構造はそのままで設定、映像、外観などを変更したもの)ですね。
東京ディズニーシーにある「タワー・オブ・テラー」と比べて、圧倒的に映像を見るシーンが増えていて、当然ですがぶんぶん落ちたり上がったりを繰り返すので、まぁ酔う人は酔うアトラクションなのですが、映像の没入感がすごいので全然負担にならない。ガーディアンズがすぐそこに「居る」感じ!
そんで、今までの「タワー・オブ・テラー」と違う恐怖感を煽る演出ではなく、ノリノリの音楽とともに笑いながら落ちて行く、ちょっと変わったアトラクションです 笑
ディズニーシーはディズニーシーで、ストーリーがめちゃくちゃ好きなので無くさないで欲しいんだけど、技術をちょっとばかし導入して、もうすこしボリュームのあるアトラクションにならないかな、と思う今日この頃です。
【追記】アバター:フライト・オブ・パッセージ(ディズニーズ・アニマル・キングダム)
ウォルト・ディズニー・ワールドに2017年にオープンした「パンドラ・ザ・ワールド・オブ・アバター」に存在するアトラクション「フライト・オブ・パッセージ」
上海ディズニーランドの「トロン:ライト・サイクル・パワーラン」のようにバイク型のライドにまたがり、3Dゴーグルをかけて体験するシュミレーションライド。システム的にはディズニーの「ソアリン」やユニバーサルの「ミニオンハチャメチャライド」をアップデートしたような感じでしょうか。(体験中に上下や横を見ると他の部屋に案内された人たちが見えてしまうアレです)
構造はシンプルなのに体感できる世界が別物すぎて、まさに発想の勝利、そしてその発想をきちんと実現した技術力とデザイン性の勝利という感じのアトラクション。
1度しか乗ってないので、たまたま酔わなかっただけの可能性がありますが、3D映像の解像度と体感・没入感が恐ろしく、本気で自分がアバターにリンクしてバンシーの背中に乗って空を飛んでいるかのような感覚になります。
「没入感の演出」という技術
テーマパークはいかに「非現実の世界を現実に作り上げるか」の戦いを常に繰り広げていて、技術者たちは日頃からその技術を磨いています。
特に「非現実の演出」に力を入れていたディズニーのイマジニアたちにとって、ライバルのユニバーサルスタジオの「ハリー・ポッター・エリア」およびアトラクションの登場はいかに脅威だったか、と想像するのに難くないです。
が、そのハリーポッターにも負けないアトラクションを上海ディズニーランドの「パイレーツ・オブ・カリビアン」やDCAの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で、また今回は紹介しませんでしたが「トロン:ライトサイクル・パワーラン」や「アバターエリア」で提示してきたディズニーもどちらも素晴らしいと思います。
「日本」というくくりでいうと、どうもディズニーよりもユニバーサルの方が好調という感じですが、世界に目を向けるとディズニーもまだまだ負けていません。
テーマパーク大好き野郎としてはこのまま2大テーマパーク産業に切削琢磨してもらって、とてつもないアトラクションを作ってワクワクさせてもらいたいと思ってます。
なので頼む、酔わないアトラクションの開発を頑張ってくれ!