今回はBCIDのお話をしたいと思います!
本来ならもっと早くお話できるはずだったのですが、最初の申し込みから実に5ヶ月近く経って、やっとBCIDが手に入ったので、届きたてのこのタイミングで書こうと思います。やっと!
目次
BCIDとは?
BCIDとはカナダのブリティッシュコロンビア州に住む人向けに発行される身分証明書です。
BCIDを発行するICBCの公式サイト。
写真や住所が入る公的な証明書のため、飲食店でお酒を飲む時や、銀行やら公的機関やら何やら、何かしらの登録の時にパスポートの代わりに見せて本人確認書類として使えます。
パスポートは紛失するとものすごく大変なので、普段携帯用の身分証として使われる他、カナダ留学・ワーホリの記念にと作られる方もいるそうです。
こんな感じ。
目の色髪の色身長体重まで入ります。
ちなみにカナダでお酒を買うのはかなり年齢確認が厳しいのでIDは必須です。
BCIDを作るための条件
BCIDが作れる条件は以下の通りです。
- 12歳以上(19歳未満は保護者の同意が必要)
- ビザが残り6ヶ月以上
- カナダで運転免許証を発行しない
ビザが必要になってくるので短期留学者は発行できません。
また、BCIDとカナダの運転免許証はどちらか一つしか発行できないので、運転免許証を発行する場合はBCIDは発行できません。余談ですがカナダの運転免許証へ書き換える場合、日本の運転免許証は回収されてしまいますので、カナダで運転する機会がないのであればBCIDにしておいたほうが無難です。
用意するもの
また、用意するものは以下の通り
- パスポート
- ビザの書類
- $35(クレジットカード払い可)
どこで発行するの?
BCIDはICBC運転免許センターで発行できます。ダウンタウンの海沿いWharf St.にあります。
入って受付で「BCIDを作りたい」と言えば番号札が渡されるので、その番号が呼ばれるまで待ちましょう。
番号が呼ばれたらパスポートと書類を見せて、パスワードやサインの設定をして、写真を撮ってお金を払っておしまいです。
ただ免許センターというだけあって週明けや週末の夕方は混むのでご注意ください。土日は定休日です。
関係ないけどBCIDとかICBCとか本当にややこしいですね、慣れたらなんてことはないのですけど。ちなみに僕が使ってる銀行はCIBCという名前です。
なぜ5ヶ月もかかった?
でこのBCID、普通なら1ヶ月〜1ヶ月半くらいで届くのですが、僕の場合手元にくるまで5ヶ月ほどかかりました。
最初の申し込みは8月
最初に申し込みしたのは8月初旬。語学学校が始まる前に手続きしたので、ビクトリアに到着してから1週間以内にはもう申し込みをしていました。
それから9月、10月、11月と待てど暮らせど届かず、しびれを切らして再び免許センターへ。
その際に8月申し込み時の領収書と書類も持参しました(保管しておいてよかった)
2度目の申し込み
11月初旬に免許センターで「8月に申し込んだBCID届かへんねんけど〜・・・」と伝えて書類を見せました。
すると調べてくれて「申し込みした3週間後には発送手続きが完了している」とのこと。
「住所変わってない?間違ってない?」と聞かれてきちんと確認しなおし、やっぱり間違ってないので今度はカナダポストに電話で確認を取ってくれました。が、未達の郵便はないとのこと。
うそつけ!BCID以外もいろいろ届いてないぞ!
一通り調べて、どうしようもないので再発行費用なしで再発行してくれることになりました。
(ちなみに最初に申し込んだ時無精髭を生やしていたので、写真も撮りなおしになってラッキーと思った)
去り際に「まぁカナダポストのことだから、明日しれっと届いたりしてね」みたいなことを言われました。
郵政の信頼度が深刻。
そして年が明け1月
12月が音沙汰がなかったうえに、もう引っ越しもしてしまったので「またダメだったか・・・もう諦めるか・・・」と思っていたのですが、
今日仕事終わりにスマホを見ると旧シェアハウスのオーナーから「ICBCから書類届いてるよ」と連絡が!
オーナー!!いいやつじゃん!!部屋は浸水するけど!!(多分まだ工事中)
ということで、実に5ヶ月かかりましたが無事BCID発行できました。
まさかこんなに時間がかかるとは思わなかった・・・。
もう語学学校も卒業してしまい、同級生達も多くが母国に帰ってしまったので、普段お酒を飲まない僕は身分証が必要になるピークを完全に過ぎた感じがありますが、まぁこれもカナダワーホリの記念として、大事に取っておきたいと思います。
皆様もぜひ、BCID作ってみてくださいね。