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父の日に贈りたいディズニー映画7選

今週のお題「おとうさん」

 

はてな今週のお題「おとうさん」ということで、正式には「今、父に贈る言葉」とのことですが、ちょっと堅苦しいので拡大解釈します。

 

というわけで、前回書いた「母の日に贈りたいディズニー映画7選」が、まぁうんともすんとも反応がなかったわけですが、そのシリーズとして「父の日に贈りたいディズニー映画7選」やるぞオラァ!

 

ちなみに、「母の日映画」は「お母さん万歳!」「お母さんは知らない間にこんなに僕らのことを考えてる!」って映画が多めですが、

今回の「父の日映画」は「お父さん反省したよ・・・」系映画が多い傾向にあります。そこらへん徹底して分析したら面白そうなので誰かやってください。

 

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目次

 

ファインディング・ニモ

後にも先にも、これを超える「お父さん映画」はなかなか生まれないと思います。映画界全体で考えても上位には入る作品だと思う。

 

もう数え切れないほど地上波放送してるので知らない人はいないとおは思いますが、

妻を失ったトラウマを抱える父・マーリンと、生まれながらに障がいを持つ男の子ニモのカクレクマノミの親子のストーリー。

ある日人間のダイバーに連れ去られたニモを探すべく、父マーリンは大海原を大冒険します。途中で短期記憶障がいを持つナンヨウハギのドリーと出会い、笑いに溢れながらもシリアスでメッセージ性の強い感動超大作となっています。

トラウマや恐怖を抱えた親のマーリンが、明らかに障がい者を描いたニモやドリーと触れ合うことでリアリティが増し、「可能性を狭めている原因」だったり「成長のために愛する子の手を離すこと」の重要性を伝えてくれます。

マーリンやタンク・ギャングのギルが「お前のため」「みんなのため」と言いながら押し通そうとするエゴの部分は、彼らの過去を想うと切ないながら、ハッとさせられます。

 

数多くのキャラクターが単なる「海の生き物」としてではなく、行動や性格・感情で組み立てられた「個性」を表した存在で、物語の緻密さや奥深さを紛れも無いものにしています、何度見ても面白く、泣けて、胸がぎゅっと締め付けられる。名作中の名作です。なんでこんな作品が作れてしまうんだアンドリュー・スタントン!!

 

父の日に関わらず、事あるごとに見たくなる作品です。

 

ライオン・キング

ンナァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

ゴンニャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!バギッ!!ディワワ〜〜!!(イグニャーマ〜)

 

って事で「父の日映画」ディズニースタジオ代表は「ライオン・キング」です。

まぁパパが死んじゃう作品なのでどうかとも思うんですけど。

 

父を亡くして、その責任を問われて逃げ出して、ヒッピーみたいになっても、ご先祖様の魂は行くべき道へ導いてくれる。

 

やはり特筆すべきは子シンバ時代のシーンですね。王の息子として教育し、栄枯盛衰の観念や動植物の生命のサイクルを解く。シンバが言いつけを破った時には王としても、ひとりの父としても彼を叱る。

 

シンバの「ぼくたち親友?」というセリフが後々の展開にぐっと胸へと突き刺さる。

王と王子であり、親と子であり、親友。最高の関係じゃないか・・・。

 

 

この作品が描いたアフリカ的な「先祖が導いてくれる」死生観は「ブラックパンサー」にも通じるところがありますね。

Mr.インクレディブル

 かつてスーパーヒーローたちが台頭し「スーパーヒーローが違法」となった世界で暮らす超人一家の物語。

持て余すスーパーパワーと、隠しきれない秘密と、非スーパーヒーローとしての表の顔、家族との暮らしと、2重3重に悩む主人公ボブ・パーが奮闘する物語。

 

父である以前にスーパーヒーロー業を優先していた彼が、スーパーヒーローであり父である、そして家族の一員であるという責任と覚悟を背負い団結するファミリームービー。

 

現在海外では続編の「インクレディブル・ファミリー」(Incredibles 2)が公開されていて、同じくファミリームービーである以上に「子育て」の部分でさらに父としての責任が要求されるという内容になっています。本当に面白い。

 

マイケル・ジアッキーノによるカッコよすぎる音楽が映画にスリリングさをプラスしていてワクワク感が止まりません。サントラも是非。

 

Mr.インクレディブル オリジナル・サウンドトラック

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トレジャー・プラネット

トレジャー・プラネット [DVD]

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 父と子のあり方は、単なる血縁によるものではないです。

様々な家庭があるからこそ、こういう作品も改めてフィーチャーしたい。

 

ロバート・スティーブンソンの「宝島」を大胆に宇宙を舞台に大翻案した作品で、今でも色あせない世界設定とアート、大迫力のアクションがすばらしい一作です。

 

そして、秀逸なのが主人公ジム・ホーキンスとヴィランのジョン・シルバーのヒーローと悪役を超えた擬似親子関係。

トレジャー・プラネットを目指す船の中で育まれる師弟関係とその後の展開は胸が苦しくも、最後には爽快感あふれるエンディングとなり、ディズニーアニメーションの中でも傑作認定する人も多いです。

 

ロマンに溢れた最高の冒険、まだ見たことがない人は是非見て欲しいですね。

 

アイアンマン2

晴れてヒーローとなった「アイアンマン」の続編。

表向きは「尊敬している」としながらも、心の底では父との間に深い溝を感じていた主人公トニー・スタークと、父を尊敬し父のために復讐を企むヴィランのイワン・ヴァンコというふたつの親子を巡る物語。

 

時を経て亡き父と「和解」するシーンは爽快感と想像力にあふれておりめちゃくちゃワクワクするシーンでもあります。

厳密には当時はディズニーの子会社ではなかったマーベルスタジオですが、トニーの父ハワード・スタークのモデルはどう見てもウォルト・ディズニー

 

ウォルトと同じく「エキスポ(世界博)」に科学と次世代への夢と希望を託し、エキスポのテーマソングには「イッツ・ア・スモールワールド」などのNY世界博アトラクションに楽曲を提供したリチャード・シャーマンを起用するなど、そのオマージュは完璧。(監督のジョン・ファヴローはリチャードが世界博に楽曲提供していたことは知らなかったらしい)

 

 

同じマーベルスタジオの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」なども「父と子の物語」としてかなりクオリティが高いのですが、血縁家族の物語としては父殺しの話になっちゃうので今回は避けました 笑

 

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還

と、いいつつもこちらは紹介します、「父殺しの物語」ことエピソード6です。

いやこれも、当時はディズニーじゃないんですけどね!

 

前作「帝国の逆襲」で宿敵ダース・ベイダーが父であることを本人から聞かされたルーク・スカイウォーカーが己のカルマと向き合い銀河帝国を倒す物語。

 

こちらも「和解」の物語であり「赦し」の物語。

ダース・ベイダーの行ってきた忌まわしい過去は消えないが、彼自身が償いをすることで、ルークだけは彼を偉大な人物であることを認めるという、紛れも無い「父と子の物語」

 

物語の構成で言えば前作「帝国の逆襲」が秀逸ではあるんだけど、ジェダイの騎士として成長したルーク・スカイウォーカーの戦闘ぶりも、ジャバ・ザ・ハットに捕らえられプリンセスなのにあられもない姿にさせられてしまったレイアも、可愛らしいイウォークたちが活躍するエンドアでの戦いも、宇宙船での戦闘も、見どころ満載です。

 

メリー・ポピンズ

 そして最後は「メリー・ポピンズ

空飛ぶ魔法使いの乳母メリー・ポピンズが楽しくおかしく子供達の窮地を救う物語かとおもいきや、真に救われるのは頑固で、家族のために自身を見失ってしまった父親ジョージ・バンクスであるという物語です。

 

感情移入の余地がないような頭の固い父親を、最後にはホロっと泣けるところまで持って言ってしまう手法はさすが。ただ楽しいだけでなくこれが名作として語り継がれるのには、やはりきちんと理由があるなと唸らせられます。

 

日々は小さな喜びを積み重ねることでとても楽しくなること、たった一言口走るだけで踊り出したくなるくらい幸せになることができること、どんなに小さく忘れられそうな存在にもきちんと目を向けること、心を亡くした人だって最初は必ず何か愛おしいもののために頑張っていたんだということ。

様々な教訓や思いの積み重ねが詰まった物語。「父と子」だけでなく「家族の絆」を再確認させる素晴らしい映画です。

 

そしてその制作秘話ベースとして作られた「ウォルト・ディズニーの約束」もすばらしい「父と子」の映画です。

 あわせて見て欲しい。

 

まとめ

「おとうさん映画はおかあさん映画よりも多い」

 

というのが僕の中で思ったこと、やはり男女差別が・・・という話は別に今回しませんが、考えてみてもいい話題かもしれませんね。

というわけでどういう映画を選ぼうか結構迷ったりもしつつ、割と王道で固まったかなという気がします。

本当に父の日に映画を贈るような人がいるかはわかりませんが、検討してみるのはいいかもしれませんよ。

 

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