たまたまシフトが3連休だったのでシアトルに行って来ました。
ビクトリアからシアトルはフェリーで3時間ほどという近さで、入国審査もろもろ鑑みても飛行機などで行くよりも楽ということと、海路での入国も一度体験してみたかったので、もうすぐワーホリ終了(あと2週間)のタイミングでやって来ました。
本日はその2日目に行った「Museum of POP Culture」(以下略称のMoPOP)という美術館を紹介します。
まともに調べず、こちらに来てから「どこ行こうかなぁ〜」と軽くググり、せっかくなのでスペースニードルでも見るかな、と「シアトルセンター」と呼ばれる1962年の万国博覧会が開催されたエリアへ行き、現地で心惹かれ入場しました。
本当に、いろんなジャンルのオタク、特に映画オタクが歓喜する内容盛りだくさんでした!
目次
- 目次
- モノレールオタクへおすすめ
- 建築オタへおすすめ
- 入場を決めた理由
- ロックオタにおすすめ
- ゲームオタにおすすめ
- ファンタジー映画オタにおすすめ
- ホラー映画オタにおすすめ
- SF映画オタにおすすめ
- マーベル展示へ
- まとめ
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モノレールオタクへおすすめ
今回はシアトルダウンタウンの中心から一駅だけのモノレールに乗って行きました。
というのもやっぱりディズニーオタクはモノレールと切っても切り離せないところがあるので「せっかくモノレールがあるんだから乗ろう」という単純な理由からです。
1962年のシアトル万国博覧会の時に作られたモノレールで、古く、歴史を感じますが、それはすなわちディズニーランドやニューヨーク世界博、ウォルトディズニーワールドと同じような時間を生きたモノレールということなので、ディズニーオタクにとってはかなりの刺激になるかと思います。
そしておススメであるポイントをもう一つ。
バスを乗り継いでもいけるとは思いますが、ここは絶対モノレール!という理由があります。
というのも、このモノレールがMoPOPの建物を貫通しているから。
まるでウォルトディズニーワールドのコンテンポラリーリゾートのよう。
僕は知らずに乗って、建物を通過したのでめちゃくちゃ興奮しました。
コンテンポラリーリゾートのように建物内部には入りませんし、駅自体もちょっと離れていますが、建物がモノレールを覆うように設計されています。
建築オタへおすすめ
そして外観です。
独特すぎてどの角度の写真が正解なのかわかりません。
この建物何かに雰囲気似てるなぁと思ってピンと来たのが「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」
By jjron - 投稿者自身による作品; stitched panorama from seven original images, GFDL 1.2, Link
ウォルト・ディズニー・コンサートホール - Wikipedia
そして、その勘は正しく、設計は同じくフランク・ゲーリーでした。
建築に詳しいわけでもない僕でも知っているアーティストの建物。
普通に全然違う建物だけど、やっぱり設計者のデザインには個性が出るよね。
ちなみに次の日スペースニードルから眺めたのがこちら。
デパ地下の1粒500円のチョコレートみたい。
どこから眺めても正解でどこから眺めても不正解という感じがする。
すぐ近くには科学未来館のような、体験型アートもあり、子供達が楽しそうに遊んでいます。
ポップカルチャーのミュージアムなため、BGMはロックミュージック。
僕が到着した時はBugglesのVideo Killed Radio Star(「ラジオスターの悲劇」)でした。雰囲気合いまくり。
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入場を決めた理由
外観だけ写真撮って移動するかなとうろうろしてると、何やらバナーを発見し、よく見てみると「WORLD PREMIER EXHIBITION MARVEL UNIVERSE OF SUPER HEROES」の文字が。
「あ、行きます」
って感じ。
中に入ってみるといきなりロックバンドのTシャツのお土産が並び、奥には映画関係のオモチャも並び、テンションが上がりました。
ロックオタにおすすめ
チケットを買い入場するといきなり巨大スクリーンがお出迎えし、いろんなイベントの紹介やロックアーティストのPVが流れたりします。
ロックといいながら写真がジョン・ウィリアムズですみません。
そしてその後ろにはギターを多数駆使したアート作品があります。圧巻。
よく見るとベースやマンドリンはもちろん、キーボードとかドラムセットもあるね。
シアトルを代表するアーティストとして有名なのがNIRVANAとJIMI HENDRIX。
僕自身はジミヘンは通ってないのですが、NIRVANAは大好きなバンドです。
漫画『BECK』に出て来た、カート・コバーンが自殺した家もその横の公園も前日に行って来ました。
一方でこのMoPOPはというと、NIRVANAやジミヘンのゆかりの品々が展示してあります。
ニルヴァーナの方は時代を追いながらしっかり目に展示されていて、影響を受けたアーティストや影響を与えたアーティストもちょこっと紹介してました。
ぶっ壊されたギターや、カートがよく着ていたカーディガンやインディーズ時代のカセットテープなんかも展示してあるのがすごかった。
ジミヘン。
ゲームオタにおすすめ
ロックミュージック関連展示の向かいに普通にNintendo Switchが置いてありました。ちゃんと見てはないのですが、その隣には任天堂提供のゲーム関連ブースが。
内装がすごかったです。
機材搬入用と思われるエレベーターもこの通り。
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ファンタジー映画オタにおすすめ
ここから先は主に映画について言及されて行きます。
まずはファンタジーのコーナー。
もう入口がこれなのよ。
「オズの魔法使い」ドロシーの衣装と悪い魔女の帽子
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」シリウス・ブラックのコートや
「ロード・オブ・ザ・リング」の武器など
ディズニー関連ではメリダのイラストや「ナルニア国物語」の雪の女王のヘッドセットがありました。
なんかドラゴンもいます。
美術館だけど、雰囲気がテーマパークですよ。
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ホラー映画オタにおすすめ
ファンタジー部屋の隣はホラー部屋になっていたのですが、入口から「お化け屋敷みたいに驚かされたら嫌だな・・・」と思い、SFのコーナーへ行きました。
するとSFコーナーとホラーコーナーが地下で繋がってました。
(結局ホラーコーナーがどういう入口だったのかはわからない)
※以下ホラー注意!!
「ブレイド」ってホラーなの?
普段ホラー見ないんでキャラクターとかはサッパリですが、マジで怖かったです。
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SF映画オタにおすすめ
ということでSFコーナー!
いきなりターミネーターからのスタートです。
「スター・ウォーズ」のグリード(ハン・ソロを狙う賞金首)
ジャワ族もいました。
タトゥイーンのモデルも。
マーズ・アタック!なども。
バック・トゥ・ザ・フューチャーpart2のホバーボード!
スタートレックとかもありましたが全然知らないので写真撮ってません。
宇宙船のコックピットや武器コーナーも。
ロボットや宇宙船のデザインの違いなどもありました。
さりげなくウォーリー。
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マーベル展示へ
そして最後に期間限定の企画展示「WORLD PREMIER EXHIBITION MARVEL UNIVERSE OF SUPER HEROES」へ。
バンクーバー行った時の「Science behind Pixar」もそうだけど自分本当にこういうのタイミングがいいなと思います。
入る前からソーとハルクがお出迎え。
そしてコミックが売っているニューススタンド風のチケットカウンター。
僕は入り口でセットになっている入場券を買いましたが、とりあえず入ってから「やっぱりこれも見たい」と思った場合もここで買えます(値段がどうなるかはわからんが)
5分ほどのムービーでマーベルコミックスのヒーローの歴史をおさらいして。
コミックス初期のキャプテン・アメリカ
ファンタスティック・フォー
おそらく権利の関係でコミックス版だけの展示です。
こちらの窓は待っていると他のヒーローがやって来ます。
ブラックパンサー
スパイダーマン
ソー
アントマン
アイアンマン
香港や上海のディズニーランドにある「Become Ironman」というインタラクティブゲームもありました。操作の声はJ.A.R.V.I.S(ヴィジョン)役ポール・ベタニー。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
再びキャプテン・アメリカ。こちらは映画版。
ホークアイとブラックウィドウとヴィジョンはなんかまとめられてました 笑
キャプテンマーベルのコーナーもあり。
階段を降りるとミズ・マーベル。
そして(観てないから知らないけど)インヒューマンズの犬!
X-メンのコーナーは権利の関係かコミックスと歴史の展示だけでした。
そしてかなり力が入っていたドクター・ストレンジのコーナー。
ここから先はTVシリーズの衣装なども展示されています。
「エージェント・オブ・シールド」のゴーストライダー衣装
Netflix配信の「デアデビル」
同じくNetflix配信「ルーク・ケイジ」地味にこれが一番テンション上がった。
— すん (@s_ahhyo) 2018年7月23日
君の好きなヒーローに投票してね!というコーナーもありました。
隣のモニターでリアルタイムで結果が出ます。おもしろい。
最後にコミックスが無料で読めるコーナー 笑
誰もいなかったけどな!
まとめ
MoPOPはいいぞ。
マーベルは期間限定ですが、それを差し置いても楽しめると思います!
シアトルへ訪れた時は是非シアトルセンター、そしてMoPOPへ!
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