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『ちいさなプリンセス ソフィア』第2話「おしろのパジャマパーティー」感想

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おしろのパジャマパーティー

完結まで見届けられるか、そこまで興味が持続するかわかりませんが、ゆっくり追いかけます。

子供向けアニメのむず痒さこそあれ、今のところは大人(おっさん)が見ても面白いです。

 

おしろのパジャマパーティー
 

 

前回の感想

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プリンセス世界にも「パジャマパーティー」がある。

大人にしてみれば出オチ感というか、タイトルオチ感っていうか・・・ここがいちばんびっくりしましたけど、調べてないけどもしかしたら王室世界にも「パジャマパーティー」は実在したのかもしれないし・・・そもそも「パジャマパーティー」という風習がいつ頃生まれたのかもよくわかんないですが。

 

これしかも村の出身のソフィアがパジャマパーティーの概念を持ち込んだとかでなく、王室の伝統のパジャマパーティーにソフィアが村の女の子たちを招待してしまって大変!という展開なのが余計に面白かったです。王国の執事たちが大真面目にパジャマパーティーを企画しているのも・・・。

 

ソフィアばっかり責められてかわいそう

ソフィアの(血の繋がりのない)姉のアンバーが1話にちょい役で出てきたヒルデガード姫とクリオ姫という2人のプリンセスを招待、ソフィアは村の娘ルビーとジェイドを招待する。

「プリンセスらしい」おしとやかで静かで優雅なパジャマパーティーをしたいアンバーたちと、初めてのお城にはしゃぐルビーとジェイドの奔放さに挟まれて苦悩するソフィア。

自分が招待した責任感からルビーとジェイドに「プリンセスらしくして」とお願いしてしまったことでふたりとソフィアの仲も険悪になってしまい・・・という話。

 

観ている側としたらツンツンしているアンバーたちもなかなか気にくわないし、村の娘たちもせめてもっと謙虚に振舞って欲しいと思ってしまうなかで、ソフィアだけが正義という感じだった。

ママ(女王)からの助言も言ってることは正しいのだけど、ソフィアの責任を問う内容でなんだかソフィアがかわいそうになってくる。

 

お話のテーマは「人に合わせて変わる必要はない」「自分の都合のために人を変えようとしてはいけない」なのだけど、こういう板挟みの存在になってしまうと、大人でも難しいよねぇ。

 

ほんでセドリックさんの存在感の薄さ。なりふり構わず「ソフィアからペンダントを奪おう」とか言っちゃうのでイマイチこの人のキャラが掴めていない。他のエピソードではめっちゃいい人だったし。

曲がりなりにもお城に滞在している大人なんだから魔法でさっと倒れたチョコレートファウンテンを処理してくれても良かったのに。

セドリックさんに仕事を依頼するとき王様が露骨にセドリックさんの不平を無視したり女王とイチャイチャしながら部屋を出ていったのがウケた。

 

 

ヒップ・ホップのスピリット

時代設定どないなっとんねんというツッコミも、もはやすべてがファンタジーのソフィアの世界では通用しない。ユニコーンいるし。

 

一応中世らしき世界観の舞台ではあるものの、黒人のプリンセスも村娘も登場するし、劇中村娘たちがボイスパーカッションでリズムを刻み、ラップ調で「おしろのパジャマパーティー」のリリックを披露する。

米国製とはいえ、10歳までの幼児から子供向け、しかも女の子キャラクターがメインのアニメーションで、おそらくジョークではない大真面目なノリでヒップホップが披露されて衝撃だった。

日本でも徐々に、という感じではあるけど、もう米国では完全にヒップホップの文化がポピュラーミュージックとして根付いているんだなと実感。

これ日本語吹き替えだとこのノリが全然活かしきれていないので、このシーンだけでも英語で見てほしい。

 

劇中曲に関しては英語だとかなり聴けるクオリティに化けるので、英語勉強中の人とか英語で観るソフィアは本当におすすめです。eo光TVでは字幕が出ないのがつらいけど。

 

 

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 第2話も今の所DVD収録はなし。

 

 

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