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『ちいさなプリンセス ソフィア』第0話「はじまりのものがたり」感想

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こちらの記事でお伝えした通り、ブログ収入でソフィアのDVDを購入したので、やっとのことで第0話を観れました。

 

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1時間のTVスペシャル枠だったので、ディズニーチャンネルの通常放送では流してくれないんですね。

それでも内容としては「普通の村娘のソフィアがプリンセスとなりお城に受け入れられるまで」というまぎれもないオリジンになっているので、ソフィアを楽しむために見ておくべき一本でした。

ちいさなプリンセス ソフィア/はじまりのものがたり [DVD]

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ストーリー

エンチャンシア王国の村の靴屋の娘ソフィアは、母ミランダとともに国王ローランド二世の靴を作りにお城へ向かう。その場で国王に見初められたミランダは国王と再婚、ソフィアは普通の女の子から一転プリンセスとなってしまう。

お城での新たな生活に胸を躍らせる一方で、学校で学ぶ王国のマナーやソフィアのために開催される舞踏会でのダンスなど、不安がいっぱいのソフィア。

国王のローランド二世はソフィアを勇気付けるために「アバローのペンダント」をプレゼントし、肌身離さず持っておくように言う。

王室付きの魔法使いセドリックはソフィアがアバローのペンダントを手に入れたことを知り、それがとてつもない魔法の力を秘めた伝説級の代物であるため、なんとしてでもソフィアから奪おうと計画する。

また、ソフィアの義理の姉アンバーは、学校やお城で人気者であるソフィアが気に入らず、国王が自分を差し置いてペンダントをソフィアに渡すところを目撃してしまったために嫉妬心を抱き、ソフィアが舞踏会のダンスで失敗するように、ダンスの授業中にいたずらをしかけてしまう。

 

ソフィアが可愛い

さすがシリーズオリジンで、長尺のTVスペシャルというだけあり、スタッフの本気度が違う気がします。

ソフィアの動きとか表情がめちゃくちゃ可愛い。TVシリーズよりも。特に寝起き、な。

 

どう言う経緯でプリンセスになるのかが描かれるのかと思っていたら、そこらへんの話は開始1分でナレーションで片付けられ、プリンセスになるために馬車に乗ってお城へ向かうところから本当に物語が始まる感じです。

実際に行くまでは「お城の暮らし」という未知の世界にワクワクしているのですが、お城についてから勝手の違いを感じてナーバスになっていく・・・という感じ。

 

お城のことアカデミーのこと

シリーズ本編では省かれている主要キャラクターの紹介があるのもこの回。

ソフィア、母のミランダ、国王ローランド二世、兄妹のジェームズとアンバー、執事ベイリーウィック、魔法使いセドリック、それからアカデミーのフローラ、フォーナ、メリーウェザー。それぞれさらっとですが紹介されて行きます。

 

魔法使いセドリックに関しては(僕自身11話まで観てしまっているので)これ確実に魔法使いの能力としてはルシンダの方が上やなって感じです。

「ちいさなプリンセス ソフィア」におけるヴィラン(ダメヴィラン)な存在なのですが、本編でも感じるようになんとなく変態的なおじさんです。

 

執事ベイリーウィック(ウィッキー)は最初だからか、なんとなくソフィアに冷たい感じがしますね。後半でめちゃくちゃキザなセリフを言うのですがそこはさすが、という感じ。心根はめっちゃいい人なんだよね。

 

王立アカデミーもシリーズに登場しているザンダーやヒルデガードやジュンなどもちらっと出てきますが、名前を呼ばれたりはせずモブキャラ扱い。

あとダンスの先生(ポポプ教授?)がなんかやばそうな人だった。

 

アンバーとの確執

お城で自分が一番可愛いと思っているアンバーは新しくやってきてソフィアに冷たく当たります。ソフィアの「兄妹になれて嬉しい」という発言にも「義理の、ね」と訂正を入れるくらい。

ところがアカデミーでもソフィアは男女問わずの人気者(かわいいもん)、国王は(それが伝説級の代物だと知ってか知らずか)アバローのペンダントをおまもりとしてソフィアにプレゼントするし、ソフィアはお城の召使いたちにもちやほやされます。

それを影で聞いていたアンバーはヤキモチを焼いていたずらをしてしまい、最終的にジェームズなどからますます嫌われる形に。

 

序盤のつんけんしているアンバーは気にくわないのですが、舞踏会の夜にドレスが破れてしまい、ソフィアにばっかりちやほやする召使いを見て泣くアンバーは、それはそれで可愛かったのでよしとする。

青いドレスがいいよ〜可愛いよ〜。

 

兄弟にはよくあることで、一人っ子で親の愛情を一身に背負っていた子が、弟や妹ができた途端に嫉妬してしまうという要素も入ってますね。

ソフィアの場合は連れ子だし、ほぼほぼ同い年?だし、同性だし、可愛い可愛くないで比較されてしまうし、特にアンバーはいっちょまえにプライドもあって、というちょっと複雑な事情も孕んでいます。

今回の話は子供達だけで解決して行くのですが、これは大人側のケアが重要な話だよな〜とか思ったりする。

 

突然のシンデレラ

国王からもらった「アバローのペンダント」により、ソフィアは動物と話せるようになったりします。

また、なんやかんやあってソフィアのお披露目のための舞踏会が大変なことになってしまい、困ったソフィアが涙を流すとペンダントが反応して、シンデレラがやってきます。

ソフィアのペンダントはいろんなプリンセスとつながっていて、困った時に助け合えるようになっているとのこと。

 

シンデレラを見た時のソフィアの反応が「シンデレラ・・・?」だったので、ソフィア世界ではシンデレラは村娘でも知っている一般常識。映画「シンデレラ」が公開されている世界線なのかもしれない。

 

シンデレラは優しく歌いながら自分の義理の姉妹(アナスタシアとドリゼラ)の話をソフィアに語りかけ、「私は彼女たちと仲良くできなかったけど、あなたならきっとできる」と励ましてソフィアをアンバーの部屋へと連れて行きます。

二人の和解と協力が舞踏会のピンチを切り抜ける鍵。

そしてシンデレラはあくまでもヒントを与えるだけで、ソフィア自身の力で問題を解決するという姿勢がすごいです。

 

Sofia The First

無事舞踏会の混乱も収まり、アンバーとも和解して舞踏会に臨むソフィア。

父であるローランド二世に「パパはどうしてローランド二世っていうの?」と質問するソフィア。「私の父もローランドという名前だったからだよ」と聞かされると「じゃあ私はソフィア一世(Sofia The First)だね」と答える。

この「Sofia The First」って「ちいさなプリンセス ソフィア」の英語版タイトルなんですよね。

英語版タイトル知らないで日本語だけで見てたら「これ今する話?」って思うよね。

「ルパン三世」みたいなタイトルだけど「ソフィア一世」だと日本の幼児向きアニメとしてはちょっとゴツいかな。

 

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まとめ

0話!おもしろかったー!

1話以降を見てからのキャラ説明なしの違和感も解けたし、シンデレラも登場して全体的にスペシャルでよかった。劇中曲も5曲あってディズニーミュージカルアニメって感じで良いです。

ただ、普段CSのデジタル放送で観てるので、DVD画質にはちょっとなぁーと思ってしまった。

 

まぁなんせソフィアが可愛かったので愛着湧きまくりです。

自分に子供ができたら家族で観れるアニメになればいいなぁ。マジでblu-ray Box出してくれ。

 

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