第14話。
スタンが初めて奇妙な現象に巻き込まれる回。
そしてオムニバス形式だった。
前回の感想。
ストーリー
ミステリーハウスのはずれにある底なし穴に思い思いの不要なものを捨てるスタンとメイベルとスース。ディッパーは「底なしなんてありえない」と主張するが、あくまでもスタンは強気である。そんなとき強風が吹き、逃げ遅れた一行は底なし穴に落ちてしまう。
すぐに底に落ちてしまうと思っていたディッパーたちだったが、なかなか底にはたどり着けず落ち続けるだけ。退屈になった一行は「面白い話」としてそれぞれ今まであった奇妙な出来事を語り出す。
「声変わり」「スースのすごいピンボールストーリー」「スタン大叔父さんフットボールで優勝」「真実の痛み」の4本立て。
「声がわり」
声を馬鹿にされたディッパーがマクガケットがら声が変わる薬をもらう話。
飲んだらイケボになりすぎて誰にも信じてもらえないし見た目とギャップがありすぎて逆に気味が悪くなるという結果に。
「ドラえもん」的な、シンプルな話で面白い。
バーのセキュリティのタトゥーだらけの男(第2話参照)の肩に「Over the Shoulder」って彫ってあって笑った。
ディッパーの声DJミックスいいね。
あと個人的にスースの声(英語)のほうが結構やばいと思う。
「スースのすごいピンボールストーリー」
スースが古いピンボール台「タンブルウィード・テラー」でハイスコアを取るためズルしたところ、ピンボールマシンの怒りを買い、罰としてピンボール台の中に閉じ込められてしまう話。
電源切って終わり。
スースの「今までの最高の瞬間」が「ビデオデッキいじってたらピザが飛び出してきた」ってのがどう考えても好きすぎる。衛生面・・・。
SAL、GUFF、POOがハイスコア欄にいましたが、GUFFは「おなら」POOは「うんち」的な意味。
SALは調べたらこんな感じで出てきました。
Also known as 'Saul'- he is the savior of man kind, and does wonders when pleasing a woman. His penis size will ranch from 7 1/2 to just short of 9 inches. This 'Successor at life' is also known for his keen artistic abilities , Focusing mainly on Photography, and painting.
え、つまり「巨根」???
ドシモやがな。
インディアン風のコスチュームのメイベルが可愛いです。
「スタン大叔父さんフットボールで優勝」
スタンの創作です。
「真実の痛み」
スタンが嘘ばかりをつくのでうんざりしたメイベルは、ディッパーのジャーナルに載っていた「真実の入れ歯」を夜な夜なスタンの口に入れる。するとスタンは嘘がつけなくなったが、彼の本音は逆に危険だった。
ここでスタンは総入れ歯ということが判明。けっこう年なのかな。
TRUTHとTOOTHをかけてるのかね。
熊に車を運転させようとするというのが面白すぎて、メインの話は比較的失速気味。
それでも物語の序盤にリンクさせる伏線回収展開はいかにもグラビティ・フォールズ的でおもしろかった。
グラビティフォールズの警官2人組のうち、細い白人の方の警官はメイベルの予想通りやっぱり文字が読めないことが判明。
ドクター医学。
感想
ちょっと休憩、みたいな印象というか。
オムニバス形式なので「会議で出た案全部使いました」みたいな、考えるの放棄したような、普段と違うアプローチの仕方なのに逆にグラビティフォールズっぽいっていう、結構アクロバットな回でした。
ストーリーもので突然オムニバスをやったら意味不明だけど、こういう逆をつけるのはグラビティ・フォールズの強みだと思う。
- 作者: Alex Hirsch,Rob Renzetti,Andy Gonsalves,Stephanie Ramirez
- 出版社/メーカー: Disney Press
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