今年も始まりました、ディズニー関連ブログ アドベントカレンダー2019。
昨年に引き続き参加させていただきます。
昨年の記事
昨年はがっつりディズニー関連の記事を書いたのですが、今年は趣向を変えて『ディズニーファン向けUSJガイド』として、西のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の記事を書いていきたいと思います。
一応関西出身、年パスは2011年から累計で4枚(更新せずワンデーで行ったりもしている)というスペック的にはまーまー微妙な僕ですが、2019年は職場がUSJに近くなったこともあり仕事終わりにめちゃくちゃ通いました。
もちろんもっと詳しい方&通ってる方もいらっしゃると思いますが、僕なりにこれはDオタさんにもウケるんじゃないかなというネタをどんどん放り込んでいこうと思います。
世界最高をお届けしたい。
目次
- 目次
- USJで見つけるディズニー要素
- キャラオタのためのグリーティングガイド
- クールジャパン/ホラーナイト
- おすすめショー/パレード
- 再現度おばけ『ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター』
- 結局JAWSとジュラシックパーク・ザ・ライドが一番面白い
- おまけ:USJでもピントレがしたい!
- まとめ
- おすすめ記事
USJで見つけるディズニー要素
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンには実はいくつかディズニー的な要素を見つけることができるのです。それはディズニーが会社の垣根を超えた「文化」であるから、またはライバル社であるから、そしてディズニーが元々他社であった作品を買収していったから・・・と様々な理由があります。
一番わかりやすい例としては「しあわせウサギのオズワルド」がありますが、かつてはグッズも発売されていましたが、今日ではUSJでもうオズワルドを見つけることはできなくなってしまいました。
それでもまだまだ見つかるディズニー要素!是非みなさんもパークで探してみてください。
ほっこり隠れドナルドダック
まずはこちら。ハリウッドエリアとユニバーサル・ワンダーランドの境目らへんにあります。建物としてはパンテージ・シアター。ショーは「ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー」が行われている場所ですね。
「TEDDY'S」というおもちゃ屋さん風の左から2番目のショーウィンドウに、ちいさなちいさなミニチュアの缶があります。
倒れている緑のやつ。
微妙ですがこれはドナルド・ダック!
もっと寄ろうと思うと望遠が要るかもしれません・・・。
昔はもっと見えやすい位置にあったそうなのですが、大人の事情なのか、こういうわかりにくい感じに置かれるようになりました。
「USJ ドナルドダック」で検索すると、かつてのわかりやすい並びの写真が見れますよ。
ショーウィンドウ系はなかなかおもしろく、ニューヨークエリアにはお菓子屋さんのショーウィンドウがあり、そこにはいろんなキャラクターのPEZが並んでいます。
チャーリー・ブラウン(PEANUTS)、バットマン(DC/ワーナー)やダフィーダック(ワーナー・ブラザース)ドルーピー(MGM)など。
スパイダーマンが登場するニューヨークエリアにバットマンのグッズがあるというのは面白いですよね。
ザックリ隠れミッキー
これをディズニー要素と言っていいのかは微妙ですが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにはブラックジョークな隠れミッキーが存在します。
場所はジュラシック・パークエリアのまさに『ジュラシック・パーク・ザ・ライド』内。
ボートがコースを外れ、肉食恐竜のエリアに入った先に、小型の恐竜がJPクルーのシャツを咥えて取り合いをしているシーンがあります。
そのシャツの名札をじっと見てください。そこには
「Mickey.E」の名前が。
ミッキーのファミリーネームはもちろん「Mouse(マウス)」なのでミッキー・マウスのシャツではないはずですが、ここにわざわざミッキーという名前を持ってくるのはなんとな〜くブラックジョークを感じますね。
ちなみに海外ユニバーサル・スタジオのジュラシックパーク・ザ・ライドには「ディズニーパークのイヤーハット」が浮かんでいるとのことで、ブラックジョークがキツめ。
映画のテーマパークだから!「スターウォーズ」要素
映画のテーマパークですから、会社の垣根を超えて偉大な映画を引用しています。
というわけでハリウッドエリアの『シネマ4Dシアター』のキューラインには日本の偉大な映画監督・黒澤明を讃えるウィンドウがあり、そこには黒澤映画の影響を受けたハリウッド映画の一例としてユナイテッドアーティスト製作の「荒野の七人」や「荒野の用心棒」そして20世紀FOX(現ディズニー)の「スター・ウォーズ(新たなる希望)」のポスターが飾ってあります。
また大昔には「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」のお隣にハリウッドのお店を再現したようなショップがあり、映画会社の枠を超えた、ハリウッドスターのサイン入りポスターや映画フィルムなどが売られていました。
もちろんそこには『スター・ウォーズ』もあり、他にもハリー・ポッターエリアができる前ながら『ハリー・ポッター』シリーズ(ワーナー・ブラザース)『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ(ディズニー)『スパイダーマン』シリーズ(ソニー・ピクチャーズ)などの商品が置いてありました。
ウィンドウもこんな感じ。(2011年の写真)
余談ですが『シネマ4Dシアター』で午後に開催されているアトラクション『シュレック 4D アドベンチャー』には『スター・ウォーズ』パロディのセリフもあります。
権利関係に揺れるスパイダーマン
まぁ一番わかりやすいのはこれですよね。
ディズニーがマーベル社を買収する遥か前にユニバーサルがキャラクターを利用しアトラクションを製作する契約をしていたために、マーベルをディズニーが買収した後もUSJにスパイダーマンのアトラクションがあります。
これだけではなんなので、「ザ・アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ライド」の中に存在する隠れキャラクターたちを紹介します。
まずはキューラインにいるキャプテン・アメリカ。
ヴェノムやヒューマントーチ、マーベルコミックスに登場するヒーローたちやヴィランの姿がところどころにあります。
そして実は『アイアンマン』も。
キューラインでの映像をずっと見ていると、ゲストが乗り込むライド「スクープ」はスターク・インダストリー製であることがわかります。
また撮影禁止のため写真はありませんが、ライド乗車中2度ほどアイアンマンの看板が登場します。
1度目はスパイダーマンが大写しでゲストに忠告するシーン(映像右隅)。2度目はホブゴブリンにぶつかるシーン(実物セット)。
是非探してみてください。
またキューライン、ライド乗車中ともにこの人が何度も登場します。
アトラクション終了し下車する際に聞こえるアナウンス「Good Job, Team Scoop!...」の声もスタン・リーご本人。
ちなみにニューヨークエリアにはフォトスポットも。
おまけ:ジュリー・アンドリュース
まぁディズニー関係ないっちゃないんですが、ハリウッドエリアのハリウッド大通りと呼ばれる通り(ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド前の道)にはウォーク・オブ・フェーム が再現されているので、そこにジュリー・アンドリュースの星も存在しているのです。
ハリウッドに行った気分でどうぞ。
フラッフィー(怪盗グルーシリーズに登場するユニコーンのぬいぐるみ)専門店の目の前にあります。(ちなみにかつてはモッピーの専門店だった)
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キャラオタのためのグリーティングガイド
USJはグリーティングが豊富!そして(時と場合によるが)ほとんど混んでません!
ディズニーでいう海外パークのようなグリーティングが楽しめるかと思います。(もちろん時と場合による)
ウッディー・ウッドペッカー/ウィニー・ウッドペッカー
ウォルター・ランツ制作の我らがUSJのスター!ウッディー・ウッドペッカーとそのガールフレンド、ウィニー・ウッドペッカーです。
アトラクションも潰され、パレード・ショーにも登場せず、グッズもほとんどなくなってしまった現在でも「USJの顔」として、毎朝早起きして(?)オープニングセレモニーで手を振ってくれています。
彼らとは基本エントランスでのグリーティングですね。
ハロウィンとクリスマスには季節の衣装もあります。(夏は多分なかったけど春は知らん)
セサミストリート
大人の事情でユニバーサルでも何でもないのに出張してきてくれているキャラクターたち・その1。
おそらく一番人気なのがセサミストリートのキャラクターたち。
登場するのはエルモ/クッキー・モンスター/バート/アーニー/アビー/ゾーイ/カウント伯爵、そして打倒ダッフィーを目指して登場した(?)USJオリジナルのセサミキャラクター、モッピーです。(モッピーはUSJオリジナルなのでキャラクター利用料が発生しないらしい)
登場場所はエントランス付近、ハリウッド大通り、そしてユニバーサル・ワンダーランドのセサミエリアです。
ユニバーサル・ワンダーランドでは季節衣装で登場することがあります。
「ワンダーランド・シーズンズ・ジョイ」というイベントとして音楽とともに踊りながらグリーティングに登場したりしてました。(PEANUTS、キティも同様)
出現率はエルモ/クッキーが100%で、バートとアーニー、モッピーがよく一緒に現れます。
アビー/ゾーイ/カウント伯爵は個人的にはワンダーランドでは見たことないですね。
また、モッピーはユニバーサル・ワンダーランド内で『モッピーのラッキー・ダンス・パーティ』という子供向けアクティビティも行っています。(大人も見学可)
モッピーのグリーティングを見たときはその小ささにマジでびっくりしました。
余談ですがビッグバードは1年に1日しか登場しない超レアキャラクターになっているそうです。その1日とはUSJのオープン記念日の3月31日だとか・・・。真相やいかに。
ハローキティ/ディアダニエル
大人の事情でユニバーサルでも何でもないのに出張してきてくれているキャラクターたち・その2。
本名は「キティ・ホワイト」と「ダニエル・スター」です。
彼女たちはハリウッド大通りに登場。『キティのデザインスタジオ』というショップの前が多いですかね。キティのみの場合もあります。
そしてユニバーサル・ワンダーランドのキティエリアにも登場。ここでは2人で登場することが多いです。
とかいいつつダニエルの写真がない。
またユニバーサル・ワンダーランドには彼女のグリーティング施設『ハローキティのリボン・コレクション』が存在し、プライベートな空間でキティと写真撮影が可能。(基本的には有料の写真購入)
課金したよね〜〜〜〜〜〜〜〜。
(WEBダウンロードも可能ですが、僕は忘れていて期限が切れていました。)
また、『リボンコレクション』のハローキティはなんと!!ゲストの名前を呼んでくれるのです!!(1グループ1名のみ)
そう、フェイスではないキャラクターグリーティングでの、ゲストの妄想ではない「会話」が可能なのです!!すごい!!(テンパってカオナシみたいな返答しかできなかったので高度な会話ができるかは不明)
しかもフライングダイナソーが2時間待ちの日でも、だいたいいつでも5〜10分待ちという「おれたちのシンド」感のあるグリーティング施設なのです。僕が行ったのはクリスマス当日でしたが10分待ちでした。
最近YouTuberとして活躍しているキティさんは「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を「USJ」ではなく関西風に「ユニバ」と呼ぶのはあまりにも有名です。
PEANUTS
大人の事情でユニバーサルでも何でもないのに出張してきてくれているキャラクターたち・その3。
一応彼らはUSJのオープン当初から出張にきてくれていました。
エントランスにはチャーリー・ブラウンとスヌーピー。
ユニバーサル・ワンダーランドには彼らに加えルーシーも登場します。パレードには基本3人で登場します。
冬にはワンダーランドではサンタクロースの帽子をかぶったりしますが服はなぜか半袖です。
シュレック/プリンセス・フィオナ
ユニバーサルのアニメーションといえばドリームワークス!ドリームワークスの代表作といえばそう、アカデミー賞長編アニメーション部門受賞作の『シュレック』です!
エントランスのグリーティングではシュレックとフィオナ姫(人間の姿)が登場します。(エントランス付近からシネマ4D横まで移動します)
ちなみに「ゲストサービス」にはフィオナ姫役声優・藤原紀香さんドンキー役声優・山寺宏一さんのサインも飾ってあります。
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マリリン・モンロー
フィオナ姫に続く貴重なフェイスのグリーティングとして登場するのがマリリン・モンロー。さすが映画のテーマパークです。
ハリウッド大通りに登場します。
ミニオンズ/怪盗グルー
グリとしての写真はないのですが、怪盗グルーシリーズのグルーさん、そしてミニオンたちもグリーティングに登場。
ミニオンのエリア「ミニオンパーク」にグリで登場するほか、イベント扱いで(スケジュールに載っている)『ミニオン・スーパー・グリーティング』がハリウッドエリアのキャノピー下で開催されます。
そのほか季節イベントとして小さなショー扱いのグリーティングもあり。クリスマスシーズンの現在は『クリスタル・グリーティング・ミニオン』としてニューヨークエリアのグラマシーパーク前(巨大なツリー前)で行われています。
恐竜たち
ジュラシックパークエリアには恐竜グリーティングが。
こちらもショー扱いで『マイ・フレンド・ダイナソー』としてスケジュールに記載があります。
トリケラトプスやステゴザウルスなどの草食動物だけかとおもいきや、『ジュラシック・ワールド』さながらのヴェロキラプロルの登場もあり。またディスカバリーレストランで食事をしていると乱入してくることもあるそうです。
おさるのジョージ
写真がなくてすみません。実は出会ってないのです。
会えました!
が、ハリウッドエリアのアニメセレブレーション内『プレイング・ウィズ・おさるのジョージ』のアトラクション出口にあるプレイエリアでごくまれに登場することがあるとか。「ゲストサービス」に時間を確認して会いに行くといいかもしれません。
『プレイング・ウィズ〜』が定期メンテナンスでクローズしている日はほぼ間違いなくグリがあるそうなのでその日を狙ってもいいかも。
ちなみにきちんと昔からユニバーサルが権利を持っているキャラクターです。(最近顔が変わった)
フクロウ/ホグワーツ特急車掌
はい。こちらはいわゆる魔法界『ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター』のエリアでのグリーティングです。
ハリー・ポッターエリアでは残念ながらグリーティングとしてハリーやハーマイオニー、ロン、ハグリッドやダンブルドア校長たちに会うことはできません。
ですが「魔法界らしい」グリーティングは存在します。
そのひとつめが「フクロウとのグリーティング」
ハリーポッターエリアがオープンした2014年当時、ホグズミード村のフクロウ小屋のベンチで座っているとなんと本物のフクロウとのグリーティングができました。
そもそも時間なども公表されていなかったらしく、いま現在開催されるかどうかも謎なグリーティングですが、ハリーポッターエリアでリアルなフクロウに出会えたら超ラッキーですね!
また、ホグズミード駅ホグワーツ特急前では随時ホグワーツ特急車掌さんとのグリーティングが行われています。
ホグワーツ特急を前に写真を撮るのが定番かと思いますが、ぼくはこの前友人の杖(魔法が使えるやつ)で炎の魔法に挑戦していたら突然話しかけられ
車掌「魔法やって見せて!」
僕「インセンディオ!(燃える)」
車掌「グッジョブ!名前なんていうの?記念撮影だ!」
となりこんな写真が撮れました。
これも魔法界ならではですね〜。
そのほかのキャラクター
そのほか『ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー』が定期メンテナンスに入るときには時間非公表でビートルジュースやフランケン、ドラキュラたちとのグリーティングが開催されることもあるようです。(パンテージシアター前)
またユニバーサル関連映画の公開時にはその映画のキャラクターが登場することも。
『ペット2』のキャプテン・スノーボール。
『トロールズ』のブランチ。
また昨年『グリンチ』公開時にはグリンチのグリーティングが開催されたようです。
『ヒックとドラゴン/聖地への冒険』に合わせて、ぜひトゥースのグリーティングも頼む・・・。
クールジャパン/ホラーナイト
毎年春頃(時期は年による)に開催される『ユニバーサル・クール・ジャパン』そして9月から11月頭まで開催される『ハロウィーン・ホラー・ナイト』という2大イベントは、ぜひとも体験していただきたいイベントです。
なぜならイースターや夏のイベント、クリスマスなどと大きく違うところは『期間限定アトラクション』が登場するというところ。
しかも(特にクールジャパンは)内容がほぼ毎回変わります。(ホラーナイトの貞子やチャッキーはロングラン)
ディズニーで期間限定アトラクションがあるところといえば、ホーンテッド・マンション(ホリデーナイトメア)カントリーベア・シアター(バケーション・ジャンボリー/ジングルベル・ジャンボリー)、イッツ・ア・スモールワールド(ベリーメリーホリデー:すでに終了)くらいではないでしょうか。
それがUSJでは期間限定で『クールジャパン』ならエヴァ、ゴジラ、コナン、ルパン、セーラームーン、進撃の巨人、モンハン、ドラクエ、ファイナルファンタジー、はたまた、きゃりーぱみゅぱみゅや戦国など、そして『ホラーナイト』ならバイオハザード(以前はクールジャパン枠でした)、13日の金曜日、チャッキー、呪怨、貞子、ハムナプトラ(マミーシリーズ)、様々なコラボ・その他オリジナルコンテンツを導入しています。
毎年夏に行われているワンピースとのコラボ(『ワンピース・プレミア・サマー』)のほか『ジャンプサマー』としてドラゴンボール、銀魂、ジョジョなどが導入されたことも、ナルトやけいおん!妖怪ウォッチとのコラボもありました。
長らく低迷していたUSJをV時回復させたのが「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」の「バックドロップ」そして『クールジャパン』と『ホラーナイト』だったというのは有名な話です。
『クールジャパン』なんてもはや「映画関係ないじゃん」と散々言われてきました。ゾンビってハリウッド関係ないじゃん。それでもUSJはパークのテーマ性の薄さを逆に利用し、アトラクションやショーのクオリティの高さで黙らせ、楽しませ、そこで得た収入で『ハリーポッター・エリア』というとてつもない映画のエリアを生み出しているのです。日本に魔法界があるのはアニメとゲーム、それからゾンビのおかげです。(あとバックドロップ)
ワンピースやコナンは時々ですが映画のストーリーと連動してたりしますし。ホラーアトラクションの元ネタはほぼ映画ですからね!
東京ディズニーリゾートにはできない異色のコラボと、そのほかの遊園地テーマパークでは再現できないクオリティがUSJではできたのです。
そんな期間限定アトラクション目白押しの『クールジャパン』と『ホラーナイト』ぜひ体験してほしい!ということで攻略法を考えてみました。
閑散期に行く
そもそも『クールジャパン』も『ハロウィン』も閑散期イベントとして始まりました。
そのため時期的に空いている時期というのは必ずあります。
『クールジャパン』ならば1月〜2月、そして4月。『ホラーナイト』ならば9月前半です。
この時期はUSJ自体の営業時間も短く避けられがちです。そしてイベント終盤になるほど駆け込みで混雑する傾向にあります。ホラーナイトは11月頭までやっていますが、11月になると仮装勢が減るだけで、混雑度はさほど変わりません。本格的に仮装する方達はアトラクションへは行かない(行けない)ので混雑に影響がないのです、むしろハロウィン最終週は3連休だったりで駆け込み需要の方が増します。
朝早くから行く
特に『ホラーナイト』ですが、ストリートゾンビを目当てに夕方からのイン、15時以降の『トワイライトパス』を利用しての入場がかなり多いです。
年間パスが安く、一番安い年間パス・ライトはハロウィンシーズンの土日祝がブロックアウトなため、仕事終わりに平日に来るという人たちもかなり多いです。
またそもそも夜からしかスタートしないアトラクションもあったりするので、昼間からやっているアトラクションには昼間のうちに!がオススメです。
『クールジャパン』も注意が必要なのがシネマ4Dで開催されるアトラクションは午前と午後でアトラクション内容が切り替わる場合があるため「セーラームーンを見に来たのに夕方から来たらもう終わってた・・・」となることもあります。
ターミネーター2:3Dなどの場所を利用したアトラクションも、実際の演者が登場するショー形式の場合、パークのクローズ時間よりもアトラクションの終了時間が早い場合もあります。(2019年の『進撃の巨人 THE REAL』などがそうでした)
どちらも難しければ課金する
残された最後の手段は課金です。
『フライング・ダイナソー』や『ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド』『ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー』なんていつでも乗れます。期間限定のアトラクションに課金するのです。
そう『エクスプレス・パス』ですね。
混雑期、土日祝にいかなければいけない日は有料課金チケットを惜しみなく購入して短い待ち時間で楽しみましょう。
中には『ホテル・アルバート』や『コナン・ザ・エスケープ(リアル脱出ゲーム)』というチケットを事前購入がないとほぼ100%体験できないアトラクションもありますし、ルパンやコナン、ワンピースはキャラクターの登場する期間限定レストランもあります。
エクスプレスパスにしろ、有料ショーやレストランの予約にしろ、基本的には現地購入枠があるわけではなく、WEB予約が前提で余った場合のみ当日券/当日予約ができる仕組みになっています。もうパークに来る前から戦いは始まっているのです。
ユニバーサル・クールジャパン2020
そしてつい先日発表されました、『ユニバーサル・クールジャパン2020』
ニンテンドーエリアオープンとの兼ね合いがあるのか、今年はコラボコンテンツ数は少なめ。ですがコナンだけで4つのアトラクションという大盤振る舞い・・・。コナンファンはマストで来ないといけないですね。
2020年1月21日〜6月28日まで。
おすすめショー/パレード
ディズニーでショー好きな人はきっとこちらのショーにもハマるのではないでしょうか。ということでいくつか紹介します。
ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー
通称『ユニモン』ハリウッドエリアのパンテージシアターで開催されています。
ワーナー・ブラザースの映画『ビートルジュース』の登場人物ビートルジュースが墓場のDJとして登場し、ユニバーサルの怖〜いモンスターたちの音楽を楽しめるライブショー。
フランケンシュタインのフランクとその妻ブライド、ドラキュラのドラック、狼男のウルフィーそして女の子2人組ヒップとホップ。
歌われるのはボンジョヴィやリッキーマーティンなどのヒット曲。
そしてビートルジュースの関西仕込みのベタな司会も関東の方には新鮮かも。
シング・オン・ツアー
昨年できたばかりのショーアトラクション。映画『シング』に登場したキャラクターたちがヒット曲を連発するショーです。
場所はハリウッドエリアのイルミネーションシアター。ラグーンの真ん前ですね。
ライブキャラクターと(USJにはあまり多くない)オーディオアニマトロニクスの見事な融合でテンションが上がります。そして設備がやっぱり最新なのか、音響がめちゃくちゃ良い。
運が良ければキャラクターとハイタッチができるかも。
日本にしかないアトラクションということで、プレショーのアニメーションとかも日本のために作られたのかと思うと胸が熱くなります。
イルミネーションシアターの看板は夜になると光るのですが、時折文字が消えてミニオンの文字になります。
ウォーターワールド
そして「ウォーターワールド」
これぞユニバーサル!そして映画のテーマパーク!と言いたくなるような大掛かりなスタントショーです。
ジュラシックパークとアミティビレッジ横の専用劇場で行われています。
数年前は不況だったのか、1日1回しかやってくれなかったりしたのですが、最近は3〜5回開催してくれていて嬉しい限り。何度見ても驚かされるすごいショーです。
冬でもゲストに水をぶっかける鬼畜なショーです。前の方だと濡れてしまうので昼間のうちに。濡れたくない人はカッパ着用もしくは後ろの方にどうぞ。
またウェイティングのエリアにはショーで使われている水上バイクのエイジング技術を見ることもでき、こういう「裏側を見せちゃう」部分はあまりディズニーにはないので、マニアックな人には嬉しいかも。
コカコーラの提供です。
イースト・ミーツ・ウエスト・カルテット
奇しくも1月5日で終了が発表されてしまった*1ヴァイオリン×三味線の絶妙なコラボレーションが魅力のショー「イースト・ミーツ・ウエスト・カルテット」
ニューヨークエリアの「ルイズ・ニューヨーク・ピザ・パーラー」前で開催されています。
見れるチャンスがある方には是非見て欲しい、このかっこよさ!
『グレイテスト・ショーマン』のThe Greatest Showや『ボヘミアンラプソディ』で再ブームとなったQueenのメドレー(We Will Rock You〜Bohemian Rhapsody〜Don't Stop Me Now)などをバリバリにかっこよくキメてくれます。
同じく『ワールド・ストリート・フェスティバル』という枠組みのイベントで始まった「マレヴォ・デ・アルゼンチーナ」「パワー・オブ・ポップ」「セサミストリート・ボリウッド」も大人気のショー。すべて終了が決まってしまっているので是非お見逃しなく。
ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレード
USJは季節の期間限定パレードを除くとお昼のパレードが開催されていません。
そのため季節を問わず観れるパレードといえば夜のパレードのみとなってしまいます。(ホラーナイト開催期間中はパレードルートをゾンビに征服されるため公演なし)
以前の『マジカル・スターライト・パレード』も電飾や音楽、演者さんたちのダンスなどはすごかったのですが、エルモ・キティ・スヌーピー以外のキャラクターを童話からチョイスした結果、絶妙にディズニーのパクリみたいになってしまうという失態を犯していました。
しかも見た目だけではイマイチなんのフロートなのかわからないがために、パレード内のセリフでキャラクターが「私、アリスよ!」みたいに自己紹介しなければ伝わらないみたいな事態も起きていました。
それが昨年、かつてのハリウッド映画のパークであるというプライドを取り戻し、「ハリーポッター」「トランスフォーマー」「ジュラシックワールド」「怪盗グルーシリーズ」をテーマにしたパレード『ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレード』が登場。サブタイトルも『ベスト・オブ・ハリウッド』とのことでかなり力の入った映画のパレードになって帰ってきました。
パークを走るホグワーツ特急に、変形するオプティマスプライム、巨大なT-REXと檻を抜け出し襲いかかるラプトル達。そして楽しげに踊るミニオン。
また観賞場所によっては壁に映し出されるプロジェクションマッピングとのコラボレーションで壮大さとスリルが増し増し。まさに映画の世界に飛び込んだかのような気分になれます。
再現度おばけ『ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター』
みんな大好き魔法界。
450億かけて作られたこのエリア。森岡さんがフロリダでこのエリアに出会わなければ、ハリドリが後ろ向きに走ることもなかったかもしれません。
時代の変遷とともに薄れていったUSJの「テーマ性」を一心に引き受け、「あの映画の世界」の再現度おばけと化したのがこのエリア。
ハリウッドを再現したはずのエリアやジュラシックパーク〜アミティビレッジにかけて、誰がどう見てもジェットコースターだなと思われる柱が突然生えてきても、USJには世界観を守ってくれる魔法界があるのだ。まぁオフィシャルホテルは丸見えだけど。
もう完成してから5年も経っているので入場整理券はよほどの混雑(GWやハロウィンやクリスマス、年末)でないと発券されないので、すっかり気軽に立ち寄れるエリアになりました。
メインアトラクションの『ハリーポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー』も朝一こそ1〜2時間待ちになることもあれど、夜は比較的空いている印象です。僕は20分待ち以上では乗らないことにしています。(酔うし)
「小道」と呼ばれるなが〜い森の道を進むといきなり迎えてくれるのが魔法で野生化したフォードアングリア。そしてその先にはホグズミード村が見えます。
エリアでは他のエリアではもらえるバースデーシール等の配布もなし、ポップコーンの販売もありません(チュリトスの販売はある)
ポップコーンの代わりにあるのはトウモロコシだというので、いや確かにコーンだけど・・・!という感じ。
ドリンクも劇中に出てきたバタービール(まだいける)にかぼちゃジュース(正直まずい)そして最近は『ファンタスティック・ビースト』に登場したギリーウォーターも発売されました。
また魔法界にどっぷり浸かりたい人にオススメなのが「ホグワーツ城のウォークスルー」
本来『フォービドゥン・ジャーニー』は乗る前に無料ロッカーへの荷物預けが必須となっているためカメラ/携帯類の持ち込みが一切できません。(乗ってみたらわかりますがあの高さからスマホを落としたらまず間違いなく粉々だと思う)
ですがこのウォークスルーでは『フォービドゥン・ジャーニー』のアトラクションキューラインをカメラを持って回れます(当然ですがアトラクション体験は不可)
「レモン・キャンデー!!」
憂いの篩。
「闇の魔術に対する防衛術」の教室。
「アズカバンの囚人」に登場するステンドグラス。
グリフィンドール寮。
アトラクションを出たところのショップ、フィルチの没収品店には「クィブラー」が没収されていたり、忍びの地図(実際に動く)が飾られていたりします。
ちなみに「クィブラー」は「グラドラグス魔法ファッション店」で購入も可能です。
付録にメラメラメガネも付いています(紙製のしょぼいやつなのでオススメはしない)
ホグズミード村も再現度は抜群。夏でも雪が積もりまくりです。
ファサードしかないお店も、名前がきちんと原作準拠だったりするので芸がこまかいです。小説派でももちろん楽しめます。
原作との相違点に『オリバンダーの店』がありますが(原作ではダイアゴン横丁にある)こちらは「ホグズミード村にできた分店」という扱いだそうです。
映画に登場する「三本の箒」「ホッグズ・ヘッド・パブ」「ハニーデュークス」などもちゃんと存在します。
「三本の箒」の前にはシリウス・ブラックの手配書も飾られていますし、中では屋敷しもべ妖精が働く影も見えます。
人気がなかったのか「ゾンコのいたずら専門店」は壁際ひとつ分のエリアだけに縮小され、ファサードはしっかりあるのにほぼハニーデュークスに吸収され、ガイドマップにも名前がなくなりました。
ピグミーパフのぬいぐるみや骨生え薬のキーホルダーなども売っていました。まだあるのかな?
今でも「隠れん防止器」や「伸び耳」が売られています。
その他、ミニコースターのつもりで後回しにしがちな「フライト・オブ・ヒッポグリフ」もキューラインにはハグリッドの小屋&モーターバイクそして、乗車するとヒッポグリフのバックビークに出会えるサプライズもあり体験しないとわからない面白さもあります。
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結局JAWSとジュラシックパーク・ザ・ライドが一番面白い
ディズニーでいうジャングルクルーズとスプラッシュマウンテンの役割を担っているこの2アトラクション。
しかしながら元々がパニックホラー映画であるからして、そのスリルはディズニー以上です(目指しているものが違うので良い悪いの話ではない)
初期と比べれば絶叫系が増えたためか、待ち時間もかなり短くなりました。(ハロウィンシーズンなどの混雑期は除く)そのため、なんだかんだでひとりUSJすると乗ってしまいます。
ジュラシックパークエリアにしろアミティビレッジにしろ、そもそも「そのアトラクションを作るために作られたエリア」なので新規アトラクションを追加しにくいという、東京ディズニーシーでも抱えている問題をはらんではいますが、それでも無くして欲しくないエリアですね。フライング・ダイナソーはけっこう荒療治的というかその無茶っぷりがUSJらしさでもあるんだと勝手に納得しています。
ちなみにフライング・ダイナソーに乗ると停止のタイミングでUSJ裏にあるセブンイレブンが見えてしまいます。(USJのオフィシャルスポンサーはローソン)
おまけ:USJでもピントレがしたい!
かつてはたくさんピンがあったり、アニバーサリーで無料ピンが配られたりしていました(オープン当初僕もたくさんもらったはずなんだけどなんで一つも残ってないんだろう・・・)
最近はその勢いは落ち着いていますが、それでもあるあるUSJピン!
みんなでいつかピントレができればいいですね!
パークロゴ!
JP、スパイダーマン、ジョーズは3セットで似たようなグッズが出ることが多いです。
キティさんはスペプラでした。フラッフィー、そしてミニオン。
また魔法界はピンが豊富&ミステリーピンなどもあります、高いけど。
まとめ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはいいぞ。
ということで長々と役1万6000字でUSJの魅力について語らせていただきました。
実はオープン当初のハリウッドな路線をやめた後の一時期は、僕はUSJがあまり好きではありませんでした。
やたらと芸能人(お笑い芸人)とコラボしたりアニメとコラボしたり、いつの間にかキティちゃんがやってきたり、ディズニーのパクリみたいなパレードが始まったり、外観無視のジェットコースターが登場したり、ニューヨークの街並みの中に突然でかい地球儀型のステージが登場したり。
ウエスタンエリア→ランド・オブ・オズ→ユニバーサル・ワンダーランドという変遷も「迷走しているな〜」という印象でした。
それでもUSJすごいなと思い始めたのが2011年ごろのハロウィーン・ホラーナイト。その時に乗ったJAWSの船長さんがめちゃくちゃ上手くて感動し、襲い来るゾンビたちに感動し、13日の金曜日『ジェイソンのブラッドダイナー』で恐怖に震えたのをきっかけに考えが改まりました。
わかりやすいコンテンツだけじゃない、クルーや演者のマンパワーで勝負しているのだと。
USJも来年で19年。東京ディズニーシーと同じく2021年に20周年を迎えます。
来年夏には『スーパー・ニンテンドー・ワールド』のオープンも控え、全く予想ができないマリオカートのアトラクション(もしラジエータースプリングスレーサーズの魔改造だったらやばいよね)また、E.Tアドベンチャー以来なかったキッズでも楽しめるダークライドが登場するのかなという期待もあります、ヨッシーのライドね。
狭いパークはハリーポッターエリアやニンテンドーワールドで広がりつつも、より混雑を極めそうな気がしますね。舞浜に比べて拡大できる土地がほとんどないのもUSJの特徴であり悩みです。
その限られたリソースと、既存アトラクションの期間限定バージョン、潰したアトラクション跡地を再利用してのマンパワーに頼ったエンターテイメントアトラクションがUSJの魅力であり、TDRにも対抗できるところかなと思うのです。
ユニバーサルスタジオジャパン、歩いてるだけでファッションとか褒めてくれるので自己肯定感高まるし自殺を考えてる人は死ぬ前にユニバ行ったほうがいい
— すん (@s_ahhyo) December 25, 2018
心はずっとディズニーパークが好きだけど、僕の家から一番近いテーマパークとして、もう18年も腐れ縁のユニバーサル・スタジオ・ジャパン。
USJがこれからもずっと面白い場所でありますように。
ウァ〜オ(CMのやつ)
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*1:「イースト・ミーツ・ウエスト・カルテット2」として曲を変え復活するようです。