「まとめ買い映画レビュー」その9。
こちらも「3枚買ったら1枚もらえる」で貰った、俺ちゃんアウターケースのやつです。
話題になった映画ですよね。
知らなかったのですが、こちらもリドリー・スコット監督作品ということで、
以前紹介した『エイリアン』と同じ監督でしかも宇宙が舞台です。
目次
オデッセイ
宇宙飛行士のマーク・ワトニーは火星有人探査の任務中、他のクルーとともに砂嵐に襲われる。ミッションは続行不可能となり、退避していたところ、強風で折れたアンテナがワトニーに直撃し吹き飛ばされてしまう。
クルー達は状況からワトニーが死亡したと判断し、地球へ帰還することを決める。
しかし、実際はワトニーは重傷を負いながらも生き延びており、火星に一人取り残されてしまうのであった。
地球からの救援は絶望的だと判断し、植物学者でもある彼は感謝祭用に用意されたジャガイモと、クルーの排泄物を利用し火星の土を使ってジャガイモの栽培を始める。
ワトニーは次のミッションが行われる4年後まで生き延びるため、火星の環境に立ち向かうことにするのだった。
火星サバイバル映画
原作も映画も原題は「The Martian」
直訳すると「火星人」ですがどう考えてもニュアンスが違うので
翻訳小説は「火星の人」と訳されています。良いタイトル。
というわけで火星でジャガイモを栽培するサバイバル映画です。
ジャガイモを作るまでにも、ビニールハウスを作ったり、電気分解?で水を発生させる装置を作ったり、人糞と火星の土を混ぜてバクテリアを生み出したりと、かなり試行錯誤していて、
何もわからない僕でも「なるほどー」と納得させられてしまう
科学的な説得力があるのがこの映画のすごいところ。
「火星でジャガイモ作って生き延びる」っていう、冗談みたいな設定を限りなくリアルに映像化しています。
本当に面白い。
同じリドスコの『エイリアン』はホラーかつシリアス、笑えるところなんてほとんどない作品だったけど、
この『オデッセイ』は絶望感と緊迫感、そしてユーモアのバランスがえげつない。
生き延びれるのか?とドキドキしながらも、笑って楽しく見れるのも特徴。
主演のマット・デイモンの人柄がキャラクターの魅力にかなり効いている。
それを支える助演の俳優達もかなり豪華。
セバスチャン・スタンにマイケル・ペ〜ニャにキウェテル・イジョフォーにベネディクト・ウォンにドナルド・グローヴァーに・・・ってめっちゃMCUやん。
まとめ買い映画レビュー シリーズ
- 【まとめ買い映画レビュー その1】『ミクロの決死圏』
- 【まとめ買い映画レビュー その2】『ファイト・クラブ』
- 【まとめ買い映画レビュー その3】『サウンド・オブ・ミュージック』
- 【まとめ買い映画レビュー その4】『エイリアン』
- 【まとめ買い映画レビュー その5】『アニー・ホール』
- 【まとめ買い映画レビュー その6】『ロッキー・ホラー・ショー』
- 【まとめ買い映画レビュー その7】『プレデター』
- 【まとめ買い映画レビュー その8】『グランド・ブダペスト・ホテル』
- 【まとめ買い映画レビュー その9】『オデッセイ』
- 【まとめ買い映画レビュー その10】『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』