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世界を旅するDオタの旅行記/映画レビューブログ

すごいぞ!ハウス食品さん【カンベアドベント】

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3年連続でフォロワーのユーキャンさんからお誘いを受けまして、

今年も参加させていただきます、カンべアドベント。

 

今年ばかりはどうにも忙しくて、あと一歩でユーキャンさんからのDMを無視するところでしたが、

DMの返信を返さずにさりげなく登録することで粋な男を演出することにしました(ただの失礼なやつですすみません)

 正直言ってもうネタがありません。

 

というわけでカンベアオタクではない私のカンベアドベント3年目、「すごいぞ!ハウス食品さん」です!

※本記事ではハウス食品に敬意を表し、「さん付け」でお贈りいたします。

また、本記事はハウス食品グループ本社株式会社とは一切関係がない個人的な記事です。本記事の内容に関してハウス食品グループ本社株式会社に直接お問い合わせしないようお願いいたします。

 

本記事はCountry Bear Theater Blog Advent Calendar 2020参加記事です。

adventar.org

 

一年目

www.sun-ahhyo.info

二年目

www.sun-ahhyo.info

 

目次

 

すごいぞ!ハウス食品とTDR

 

TDRにあまり馴染みのない方には、

「ちょっと待って、カンベアの記事なのにいきなり「ハウス食品」って何さ?」

と思いの方もいるだろう。

 

なんと、ハウス食品さんは「東京ディズニーリゾート・オフィシャルスポンサー」であり、何を隠そう東京ディズニーランドを代表する大人気アトラクション「カントリーベア・シアター」を提供しているのだ。

またレストランである「ハングリーベア・レストラン」そして東京ディズニーシーの「カスバ・フードコート」も提供している。

 

現オフィシャルスポンサー28社のなかで、レストランとアトラクションの両方をスポンサードしているのはハウス食品の他には2社のみ(コカ・コーラ、キリン)(グリーティングやショー施設を「アトラクション」とカウントするとまた変わってくる)である。

 

『カントリーベアシアター』は(コロナ禍のため現在は通常盤のみだが)ご存知の通り「バケーション・ジャンボリー」「ジングルベル・ジャンボリー」の季節公演が存在するアトラクションである。

多数のオーディオアニマトロニクスが存在する、古き良きディズニーを感じられるアトラクション。

お世辞にも大人気とは言えないし、アナハイム版に関しては撤去されくまのプーさんのアトラクションにすげ替えられてしまったアトラクションを、無くさずに支えてくれているのがスポンサーのハウス食品さんである。

 

昨今の不況の荒波にさらされる日本経済のさなか、スポンサーから撤退する企業も数多くいる中、我々の愛する『カントリーベアシアター』を支えてくれるハウス食品さん。

スポンサーあってのアトラクション。

ハウス食品さんあってのカントリーベアシアター、

もといハウス食品さんあっての東京ディズニーリゾートである。

 

すごいぞ!公式サイトから感じる愛

ここでハウス食品さんの公式ホームページを訪れてみよう。

housefoods.jp

スポンサーの公式サイトには以下のように、パークの提供施設の情報が掲載されている。

掲載方法はスポンサーにより様々だが、ことハウス食品の「カントリーベア・シアター」の紹介ページが熱い。

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画面右下の「アトラクションガイド」から移動すると。

 

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ちょっと素材が古い感じがするが、昔懐かしい「カントリーベア」達の画像、そして季節公演に関する情報も網羅。

また、その下をスクロールするとなんと、カントリーベア達の全キャラクター紹介のほか、「カントリーベア・シアターの秘密」というトリビアまで掲載されている。

 

なんという・・・愛!!

 

それぞれのスポンサー企業が全力で可愛らしいページを用意してくれてはいるが、

そのどれもが「詳しくはこちら」と、TDR公式ページへと遷移させるものとなっている。

だがハウス食品は逆である。

昔ながらの(HTML感を感じる)シンプルなページに、TDR公式サイト以上の情報量で紹介してくれている。

 

参考まで全会社について調べてみたところ、

スポンサーサイト内に(ニュースリリースやキャンペーンページではなく)固定ページで紹介があったのは

キリンタカラトミーダイハツパナソニック第一生命花王J:COM新菱冷熱工業株式会社NTTドコモ講談社エネオスJCB日本ユニシス富士フィルムプリマハムみずほ証券明治ヤマザキUCC

 

情報量・貢献度を感じる仕様でいうとやはりパナソニック(旧松下電器)が圧倒的。松下幸之助がウォルト・ディズニーの思想に共鳴し、それが会社の理念として代々受け継がれているという「誇り」を感じる。アツい。

ユニシスはパレードフロートの紹介などもあり、ハウス食品に並ぶ愛を感じる。

花王は「ハンドウォッシングエリア」を中心にゲストの写真を載せたりなど充実している。

ダイハツが新アトラクション「ベイマックスのハッピーライド」にあやかって可愛らしいページ展開をしている一方で、新菱冷熱はソアリンが昨年出来たばかりだというのに激シンプル。

プリマハムに関してはそこはかとないやる気は感じるものの、ページができてから更新かかってないのかフラッシュを利用したページに、いにしえのフードメニューが紹介されており「大丈夫か?」と思った。

 

一方ページが見つけられなかったのが

コカ・コーラ、NTTコミュニケーションズ、大和ハウス、キッコーマン、JAL、日本通運、三井不動産、ユーハイムなど。

単純に私の検索力不足の可能性はあるので深くは突っ込まない。

 

すごいぞ!ディズニーとハウス食品の意外な関連性

様々な情報収拾をWikipediaだけで済ませてしまうWikipedia廃人なので、今回もハウス食品さんの情報をWikiでチェックしてみたところ、なんとディズニーとの意外な関連性を見つけてしまった。

 

着目すべきは「概要」の欄である。

 

徳島県出身の創業者、浦上靖介が、1913年(大正2年)に大阪・松屋町にて、薬種原料問屋「浦上商店」を創業する。

浦上が出張した際に購入した外国製のカレー粉をヒントに日本人の味覚に合わせようと、さまざまなスパイスを調合して日本人向けのカレー粉を試行錯誤の末、開発・研究する。

そして、1926年(大正15年)にはカレー粉の「ホームカレー」を販売していた「稲田食品製造所」を吸収合併し、現在の大阪本社所在地でもある布施市(現在の東大阪市)に工場を設立し、生産を開始する。

しかし、「ホームカレー」は商標権上の問題が発生したため、使用できなくなる。すると浦上の妻の靖代が発した「日本にホームの概念はあらしまへん。カレーを売るならハウスだす」の一言で1928年(昭和3年)、「ハウスカレー」と名を変えて発売されることになる。

 

 勘のいいディズニーオタクはもう気づいただろう。

それまで「ホームカレー」であったカレー粉が、「ハウス」の名前となり生まれ変わるのが1928年。つまりミッキー・マウスの生誕年と重なるではないか。

 

そして「ミッキー・マウス」という名前は、ウォルト・ディズニーではなく妻のリリアンが名付けたというのは非常に有名な逸話である。

ハウス食品の「ハウス」もまた、創業者・浦上靖介ではなく妻の靖代が名付けたとされている。違う場所で、同時代に、同じような経緯で爆誕する大ヒット商品たち。

 

そして第二次大戦中、ディズニー社は米軍のためにプロパガンダ映画を製作していたというのは有名な話だが、ハウス食品の前身である浦上商店もまた、大戦中は一般向けではなく日本海軍向けにカレーを製造せざるを得なかったとのことである。

 

かたや世界に知名度を誇る一大エンターテイメント企業、かたや日本シェアNo.1のカレー粉で世界でも躍進しつつある食品企業。

全く別物の企業だがなんとなく親和性を感じてしまう。

大真面目になんというこじつけを書いているんだ私は。

 

カレーの経営学

カレーの経営学

  • 作者:井上 岳久
  • 発売日: 2013/05/02
  • メディア: Kindle版
 

 

すごいぞ!ハウスのカレーはめちゃくちゃうまい

前述の通り、ハウス食品さんは日本でのカレー粉シェアが業界No.1なのである。

同業他社のS&Bや江崎グリコに大差をつけての業界1位だという。

東京ディズニーリゾートで「とんがりコーン」が販売されているとおり、別にカレーだけをやっている会社ではなくさまざまな商品を販売しているが、ハウス食品を一大企業にまで押し上げたのは間違い無くカレー商品だろう。

(余談だが「最も大きいカレーレストランのチェーン」としてギネス世界記録認定されているカレーチェーンの「Coco壱番屋」もハウス食品のグループ企業である)

 

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東京ディズニーリゾートでもTDRの『ハングリーベアレストラン』とTDSの『カスバフードコート』を提供しており、特に『ハングリーベアレストラン』は低価格ながらお腹いっぱい食べれる場所として老若男女問わず大人気である。

 

『ハングリーベアレストラン』はアナハイムのディズニーランドにも存在するが、そちらはハンバーガーレストランとして運営されており、カレーが食べれるのは東京限定だ。

 

 

コロナ禍でTDRのパスポートもなかなか取れない昨今、

この『ハングリーベアレストラン』のカレーをおうちで食べれたらどんなにいいだろう。

正直僕の味覚はバカなので『ハングリーベアレストラン』のカレーの味をしっかりと覚えているわけではない。

だから市販のルーを食べ比べて探し当てるなんていうのは到底不可能だ。

 

じゃあ、もうプロに聞いてみよう。

ということでハウス食品さんに問い合わせてみました。

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そしてこれに対するハウス食品さんの回答がこちら。

 

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ですよねー。

 

本当にしょうもない質問にわざわざ答えていただきありがとうございます。

お仕事増やしてすみません、これからも美味しいカレーを作ってください!

 

ハウス食品社員のおうちカレーレシピ

ハウス食品社員のおうちカレーレシピ

 

 

カレーを食べてハウス食品さんを救え!

ハウス食品はスパイスの会社。

カレーに欠かせないスパイスといえばターメリック。ターメリックは日本語でいうとウコン。

というわけでハウス食品さん(の関連会社のハウスウェルネスフーズ株式会社)は「ウコンの力」という二日酔い防止のドリンク剤も製造しています。

ところが2020年は新型コロナウィルスの影響による自粛から多くの飲酒の機会が消え、それにより「ウコンの力」の売り上げも激減しているとのこと。

その額なんと前年度比5.5億円。

buzzmag.jp

私はそんなにお酒を飲まないので、飲み会が減っていること自体は喜ばしいことなのですが、(「ウコンの力」も人生で2回くらいしかお世話になっていない)ハウス食品さんにダメージがあるのはやはりいただけない。

 

となれば、やはりカレーを食い続けることで買い支えるしかないのではなかろうか。

さぁ、みんなこくまろを、バーモントカレーを、ジャワカレーを、咖喱屋カレーを、ククレカレーを買おう。

ココイチへ行こう。

ディズニーに行ったらハングリーベア、そしてカスバフードコートへ行こう。

みんなでハウス食品を救おう。

 

やっぱりすごかったぞハウス食品

ハウス食品はいいぞ。

 

子供の頃から東京ディズニーランドのウエスタンランドには「ハングリーベアレストラン」というカレー屋さんがあって、カレーはインド発祥なのになんとなく西部の街並みのイメージが強く残っています。

Dオタだけかもしれませんが、やっぱりカレーを食べるなら西部の街並みが一番似合いますよね。

 

私のひどいリサーチ力のために、全く内容の薄い記事ができあがってしまい、果たしてハウス食品さんの魅力が皆さんに伝わったかどうか定かではありませんが、

一番伝えたかったのは「ハウス食品さんのカンベア紹介ページが熱い」ってところです。

 

ゆーきゃんさん、是非来年のカンベアアドベントにはハウス食品さんにオファーを出してみてください(無茶振り)

 

 

それでは、メリークリスマス。

そして良いお年を。

 

【追記】1年後の伏線回収

 

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https://share.shopping.tokyodisneyresort.jp/landing/landing.html?start=3&prod_cd=141000775

※TDR公式アプリ以外からは確認できない仕様になっています。

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