鬼クソひさしぶりですが、地味にアクセスのあるMCUで流れる既存曲紹介シリーズです。
なんでこの2作やねん、というと
とりあえずDisney+にないやつからやっていこうかなと思ったというだけです。
目次
- 目次
- アイアンマン
- Back In Black / AC/DC
- Damn Kid / DJ boborobo
- Iron Man(Theme from the animated series) / John O'Brien and Rick Boston
- Institutionalaized / Suicidal Tendencies
- Slept On Tony With Dirt(Explicit) / Ghostface Killah
- Groovetronic / Terry Devine-King
- Kool Katz / Chucho Merchán
- Licorice / Emanuel Kallins And Steve Skinner
- Iron Man / Black Sabbath
- スパイダーマン:ホームカミング
- Can't You Hear Me Knocking / The Rolling Stones
- Theme From Spider Man (Orignal Television Series) / Michael Giacchino
- The Underdog / Spoon
- A Buena Vista / Soneros de Verdad
- Blitzkrieg Bop / Ramones
- The Queens Community Bank Jingle / Andrea Datzman
- DJ フラッシュMIX
- Oh Yeah / Yello
- Going Up Country / Canned Heat
- Cineramascope / Galactic feat. Trombone Shorty and Carey Henry
- La Consequencia / SWJ Mafia
- Save It For Later / The English Beat
- The Low Spark of High Heeled Boys / Traffic
- Space Age Love Song / A Flock of Seagulls
- Flashdrv / Eugeane Thompson
- MCUに出てくる楽曲まとめ
アイアンマン
武器商人の億万長者トニー・スタークはアフガニスタンで新作武器販売の交渉中にテロリスト集団に拉致される。致命傷ながら同じく捕虜にされていた医師ホー・インセンに一命を取り留められ、テロリストのために武器を作るふりをしながらパワードスーツを開発し、脱出に成功する。
自社の製造した武器が米軍だけではなくテロリストの手にも渡っていたことを知ったトニーは、責任を負うため武器の製造を取りやめ、テロリストの本拠地を破壊する自警団としてパワードスーツを着て戦うことを決意する。
監督はジョン・ファブロー。『アイアンマン』で一躍有名になりディズニープラスのスター・ウォーズドラマシリーズ『マンダロリアン』の脚本と製作総指揮を執り行っています。
本作の作曲家はラミン・ジャワディ。
ドラマ『プリズン・ブレイク』や映画『パシフィック・リム』などを手がけています。
Back In Black / AC/DC
マーベル・シネマティック・ユニバースの始まりを告げる曲。
『スパイダーマン:ファーフロムホーム』にも使用され、「アイアンマンといえば」という曲になりましたね。
ちなみに『ファー・フロム・ホーム』でこの曲を聞いたピーターが「レッド・ツェッペリン!」っていうのは「単純にピーターが間違えてる」というだけのギャグ。
AC/DCもツェッペリンもイギリスを代表するハードロックバンド。
レッドツェッペリンは『マイティ・ソー/バトルロイヤル』で「移民の歌」が流れます。
Damn Kid / DJ boborobo
トニーが賞を受けるときのパワポ(?)の裏で流れている曲。
Iron Man(Theme from the animated series) / John O'Brien and Rick Boston
トニーがカジノで遊んでいるシーンはアニメ版アイアンマンのアレンジ曲。
元ネタも調べてみたけどわかんねぇや。
Institutionalaized / Suicidal Tendencies
ワンナイト女性新聞記者クリスティン・エヴァハートを追い出した後、トニーが地下で車をいじっているときに流れる曲。
ハードコア。AC/DCとかBlack SabbathとかClashとか『アベンジャーズ』なり他の映画でトニーが来ているバンドTシャツから、トニーのパンク、ハードロック、ハードコア好きな音楽的趣味が透けて見えるような気がします。
って考えるとやっぱ『アイアンマン3』だけなんか違うんだよな。
Slept On Tony With Dirt(Explicit) / Ghostface Killah
トニーの自家用機でスチュワーデスがなんかエッチな感じになってるシーンで流れる曲です。
WikiによるとこのGhostface Killahというアーティストが別名「トニー・スターク」らしく、それこそ「IRON MAN」というアルバムも発表しているとか。当然映画より前(コミックの影響?)です。
Groovetronic / Terry Devine-King
地下でアーマーの調整中(マーク3製造中)、「消防士家族基金」のニュースの裏で流れる曲。
音量激小さいからわかりづらい。
Kool Katz / Chucho Merchán
www.extrememusic.com上記リンクの7曲目。
「消防士家族基金」の慈善パーティでコールソンとトニーとの会話〜ペッパーとのダンスシーンで流れている曲。
チューチョ・メルシャンというかわいい名前のアーティストですが、ググるといかついヒゲのおじさんが出て来ます。
曲自体はなかなかググっても出てこないんですが、いろいろ調べてみると、彼はピート・タウンゼント(ザ・フーのメンバー)のアルバム『アイアンマン』でロンドンフィルハーモニックオーケストラの指揮をやったとか、ベーシストとして参加しているとかなかなか興味深いことがwikiに書かれているんですよね・・・。
Licorice / Emanuel Kallins And Steve Skinner
www.firstcom.com上記リンクの17曲目。
「消防士家族基金」の慈善パーティで トニーとペッパーがダンスした後、トニーがバーでドリンクを注文するときに背後でかかっているときの曲。
ワンナイト女性新聞記者クリスティン・エヴァハートがグルミラでの情報を教えに来るシーンですね。
正直聞こえねぇ。
リコリスはハーブの一種で、海外でよくリコリス味のキャンディ(サルミアッキとか)が売ってたりするんですけど、クソマズ激苦で「タイヤの味」とか言われてたりします。
そうか、苦いニュースを伝えられてるからとか、そういうことか。
Iron Man / Black Sabbath
エンディング曲。
ですが使用されているのはボーカルなしバージョン。
ブラックサバスはもう50年以上活動しているイギリスのロックバンド。
『アベンジャーズ』かなんかでトニーがTシャツ着てたりもしたので、トニーのお気に入りバンドであることは間違いないでしょう。
スパイダーマン:ホームカミング
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の後の出来事。
スパイダーマンことピーター・パーカーは、トニー・スタークからの次の依頼を待ちながら学生生活を送り、放課後は「親愛なる隣人」としてクイーンズの自転車泥棒を捕まえたりして過ごしていた。
ある日、銀行強盗を捕まえようとしたピーターは、アベンジャーズが戦った後の戦争ゴミから作られた兵器によって、地元に大損害を与えてしまう。
彼らを捕まえてトニー・スタークに認めてもらおうとするピーターだったが、機械仕掛けの翼で空を飛ぶヴィラン・ヴァルチャーが現れ、失敗してしまう。
本作の音楽は『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『ジュラシック・ワールド』『Mr.インクレディブル』などがお馴染みのマイケル・ジアッキーノ。
Can't You Hear Me Knocking / The Rolling Stones
「8 years later」の直後。
戦争ゴミを利用してハイテク武器を開発するトゥームスの部下たちと、ヴァルチャーの初登場シーン。
ローリング・ストーンズは労働者階級のバンドって感じですよね。
曲は「俺がノックしているのが聞こえないのか?」という意味で、
なんとなく資本家たち(=トニー・スターク)に無視されている労働者(=トゥームス)の視点が表現されているように感じます。
『エージェント・オブ・シールド』の設定がもし生きているのであれば、チタウリの所有物は宇宙由来のウィルスがついてるので突然死する可能性があるよ、怖いね。
Theme From Spider Man (Orignal Television Series) / Michael Giacchino
マーベルスタジオロゴで流れる曲。
サントラに入っていると思いますが、元々はTVアニメ版スパイダーマンの曲をアレンジしたもの。
The Underdog / Spoon
ピーター・パーカーの登校シーンで流れる曲。彼が聴いている設定でしょうね。
Spoonはアメリカのインディーロックバンド。
そしてUnderdogは「負け犬」
アベンジャーズのように活躍できないピーターのフラストレーションを表した曲。
A Buena Vista / Soneros de Verdad
ピーターがサンドイッチとグミを買いに行く、デルマーのお店でかかっている曲。らしいですが正直全然聞こえません。
キューバ出身のルイス・フランク率いるバンド。
ちなみにデルマー氏を演じたヘムキー・マデーラさんはドミニカ共和国出身。
Blitzkrieg Bop / Ramones
序盤のスパイダーマンのクイーンズ人助けシーンで流れる曲。
また、エンディングでもう一度流れます。
ラモーンズのデビュー曲でもあり、初期衝動全開な感じがいいですね。
The Queens Community Bank Jingle / Andrea Datzman
全く聞こえませんが、銀行強盗シーンでATMコーナーで流れている曲、らしい。
クイーンズ・コミュニティ銀行はググっても出てこないので(おそらくニューヨーク・コミュニティ銀行がモデル)この曲もわざわざ作ったのでしょう。
しかし聞こえねーよ!
DJ フラッシュMIX
リズのパーティーでフラッシュがDJでかけている曲たち。
In The Air / Craig Craig
ピーターたちがちょうど家に入ったあたりで流れている曲。
ラップの部分じゃなく、間奏の部分をミックスしてかけている感じかな?
僕は素人ですが、フラッシュめちゃくちゃDJ上手いんじゃないだろうか
Maximum Effort / Flipbois
ピーターたちがリズに会うあたりの曲。
Rise To The Top / Kil The Giant
ピーターがスパイダースーツに着替えるときに流れる曲。正直わからん。
Do It Betta / Scip The Great
ネッドがピーターに電話している際に背後でかかっている曲。わからん。
Aye Yo Gee / Ict Black
「ペニス・パーカー」のコールらへんでかかっている曲。わからん。
Oh Yeah / Yello
スパイダーマンがトゥームスの部下たちを追いかけるシーンで、民家のプールサイドで映画『フェリスはある朝突然に』が流れている。
その映画のBGMがこの曲。
そのまんまだけど、スパイダーマンが庭をぶち破りながら走るシーンはこの映画のパロディ。
Going Up Country / Canned Heat
全米学力大会に出るためワシントンD.Cへ向かうバスの中で流れる曲。
60年代の曲です。
Cineramascope / Galactic feat. Trombone Shorty and Carey Henry
ワシントン記念塔の騒動の後、校内ニュースのBGMとして流れている曲。
La Consequencia / SWJ Mafia
ドナルド・グローヴァー演じるアーロン・デイヴィス登場シーンで流れる曲。
関係ないけど、ドナルド・グローヴァー自身もチャイルディッシュ・ガンビーノというヒップホップアーティストですね。
余談ですがアーロン・デイヴィスはスパイダーマンコミックや『スパイダーマン:スパイダーバース』において「プラウラー」というヴィランになる男。
「反重力クライマー」に反応したのがプラウラーが壁を登る怪人だから?
そして彼が語る「近くに住んでいる甥」は『スパイダーマン:スパイダーバース』主人公でお馴染みマイルス・モラレス。
この設定は今後どこまで有効活用されるのかな。
Save It For Later / The English Beat
リズとホームカミング・パーティーに行くことが決まり、メイおばさんと一緒に準備するときの曲。
80年代のヒットソング。
The English Beatは米国とカナダでのアーティスト名で、正式なバンド名はThe Beatだそうです、ややこしいな
The Low Spark of High Heeled Boys / Traffic
パーティまで行く道中、トゥームスの車の中で流れる曲。
70年代の曲です。
Space Age Love Song / A Flock of Seagulls
ホームカミングパーティーで流れる曲。
ニューウェーブ感漂う80年代UKロック。
フラック・オブ・シーガルズの代表曲は「I Run」で、映画『La La Land』にも使われました。
片思いの曲ですがI was falling loveと過去形になっているのが、
映画におけるピーターのリズへの気持ちとリンクします。
学園生活への別れ、そして決意の瞬間。
Flashdrv / Eugeane Thompson
フラッシュがホームカミングパーティーに女の子を乗せて向かうときにかかっている曲。フラッシュがドライブしているときの曲だから「フラッシュドライブ」
作曲は監督のジョン・ワッツ。
そしてフラッシュの本名はユージーン・トンプソン。
フラッシュ、ミュージシャンとしてかなり才能あるんじゃない?