12月5日はウォルトの誕生日。
ということでウォルト生誕120周年を記念して、やります。
「ウォルトの誕生日に観たい映画10作」
今回は「観たい10作」ですので、実際私が観たことがない映画がふんだんに含まれております。なので普段の「皆様にご紹介」のスタンスとは若干異なるのでご了承ください。
ぶっちゃけソフト入手困難&鑑賞が難しい作品ばかりです。
がんばれディズニー+日本版!
よろしく!
目次
- 目次
- Walt Disney
- ミッキー誕生前のウォルト
- As Dreamers Do:The Amazing Life of Walt Disney
- Walt & El Grupo
- Frank&Ollie
- ディズニー映画の名曲を作った兄弟:シャーマン・ブラザーズ
- Hand Behind the Mouse: Ub Iwerks Story
- The Further Adventures of Walt's Frozen Head
- Dali & Disney: A Date with Destino
- Walt: The Man Behind the Myth
- まとめ
- おすすめ記事
Walt Disney
その名も『Walt Disney』ってタイトルのドキュメンタリー。
アメリカの民放PBSが2015年に製作した計4時間の番組です。
たしか、昔NHK BSで放送されましたよね、アレだと思います。(アレであってるのであれば観たはず)
ウォルトの人生を生誕から没年まで追いかけるドキュメンタリー。
良くも悪くもお勉強感満載ですが、
ディズニーの特典映像でおなじみの人たちも登場するのでオタクには楽しめます。
日本語版DVDも出ているほか、U-NEXTで観れるみたいです。
ちゃんとウォルトの人生にどっぷり向き合いたい人向け。
ミッキー誕生前のウォルト
そして私は何度この映画を紹介するんだ(ストックが少ないからね)
というわけで『ミッキー誕生前のウォルト』原題は"Walt Before Mickey"
タイトルの通りウォルト・ディズニーがミッキー・マウスを生みだすまでの半生を描いたインディーズ映画。原作はウォルトの娘のダイアン・ディズニー・ミラーさんが書いた本です。
一時期はNetflixで配信されていて私はそれで観たのですが今も配信されているんでしょうか。
幼少ウォルトの可愛らしい人生のスタートから、青年ウォルトの仕事がなかなかうまくいかない悲惨な日々、アニメ映画での小さな成功、失敗、また小さな成功と、裏切り・・・という、壮絶な日々を描きます。
そりゃ、成功して以降のウォルトの人生は、大波乱!ってわけでもないもんね、ディズニーランド計画やフロリダ・プロジェクトの時期とかを実写化したら面白いかもしれないが、金持ち大企業の道楽映画に見えてしまってもしかしたら共感は呼べないかもしれないもんね。
類まれな才能をもちながらも、成功以前はあくまで普通の人間だったウォルトの情熱の日々を描く映画です。大きな波はない地味な映画ではあるけど、シンプルでわかりやすいのでおすすめ。
(追記)
単独記事を書きました。
As Dreamers Do:The Amazing Life of Walt Disney
観たことないシリーズ その1。
こちらもウォルトの若き頃を描いたインディーズ映画。
タイトルの"As Dreamers Do"はご存知の通り「星に願いを」の歌詞からですね。
海外のDVDもプレミア価格になっているっぽく、買えたとしてリージョン違いで再生できないと思われるので、日本での鑑賞方法はほぼないと言っていいかと思います。
Rotten Tomatoesのオーディエンススコア28%と散々ですが。(というのもどうやらスコアをつけた人が一人だけ)ちなみにミッキー誕生前のウォルトは40%。
いかんせん観たことないのでなんとも言えませんが、
描かれている時期はかなり『ミッキー誕生前のウォルト』と被っている模様。
それでもトレーラーの中で「ディズニーランド」に関する言及もあり、俄然興味が湧きますね。
またクレジットにウォルトが設立したアニメ会社「Laugh-O-Gram」が入っているのが非常に気になります。Laugh-O-Gram Studioは映画制作会社としては約100年前(!)の1923年にその役目を終えてはいるのですが、今なおスタジオの建物を存続するための非営利団体が存在しており、公式ウェブサイトもあります。
しかも、その公式サイトにあるミッキーのイラストをクリックすると本作ではなく『ミッキー誕生前のウォルト』の公式サイト(現在は運営終了)に飛ぶようになっているという。
その非営利団体がなんか噛んでるのかな。
俳優がウォルトに似てないせいで「どれがウォルトだろう・・・」ってなりながらセリフで推測してトレーラーを見てますが、本編は果たして。
Walt & El Grupo
観たことないシリーズ その2。
これはディズニー公式映画です。2008年のドキュメンタリー映画ですが、映像資料はWDAS長編『ラテン・アメリカの旅』と『三人の騎士』の頃。
本国版ディズニー+では鑑賞可能との情報をいただいているので、日本のディズニー+さんもマジで早く頑張ってください。
要はウォルト・ディズニー社の南米視察旅行の映像をドキュメンタリーにしましたよ!って感じでいいのかな。
この頃のウォルトは社員らのストライキに悩まされて参っていた時期でもあり、その息抜きも兼ねての南米視察旅行でした。米国政府がスポンサーらしいけど。
旅行中のウォルトの映像は『ラテン・アメリカの旅』にもちょろっと出てきますよね。
↑これの日本語版も、リリースしろし。
Frank&Ollie
観たことないシリーズ その3。
ウォルトの時代を生きた伝説のアニメーター、ナイン・オールド・メンのうちの2人、フランク・トーマスとオリー・ジョンストンの中心に据えた1995年のドキュメンタリー。ディズニー公式の映画。
フランク・トーマスの息子、セオドア・トーマス氏が監督しています。
フランク・トーマスとオリー・ジョンストンに関する逸話をディズニーの関係者のアニメーターや、彼らの友人にインタビューしていくような内容で、どこまでウォルトが絡んでくるのかは不明ですが、ウォルトを生きた時代の人たちの言葉を聞いてみたい!という思いから今回このリストに入れました。
DVDはディズニーから発売されているので手に入らないこともないのですが、(shop disney usにもある)リージョンの問題があるので今の所保留中。
こちらも米国ディズニー+では配信されているということなので、だから、頑張れよ日本版!!!!
最悪英語字幕だけあればいい!!
↓公式チャンネルじゃないけど、VHS時代のトレイラー。時代を感じる。
ディズニー映画の名曲を作った兄弟:シャーマン・ブラザーズ
こちらは流石に観ました。
そしてこれは日本版ディズニー+でも観れます。みんな、観よう!!
というわけでこちらもディズニー公式ドキュメンタリー『ディズニー映画の名曲を作った兄弟:シャーマン・ブラザーズ』です。
ちなみにオリジナルタイトルは”the boys: The Sherman Brothers' Story”です。カッコよくない?
性格も交友関係も全く異なる兄弟、ロバート・シャーマン(ボブ)とリチャード・シャーマン(ディック)がいかにしてディズニー音楽に携わり、そして離れていったのかを描くドキュメンタリーで、やっぱり彼らのディスコグラフィーは本当にすごい名曲揃いだな、と驚かされる内容になってます。そして、彼らのお父さんも作曲家だと初めて知りました。(アル・シャーマン)
ウォルトに関するお話も、ちょっとだけ出てきます。
どうでもいいけど、リチャードを「ディック」って略すのはなんか慣れない。
Hand Behind the Mouse: Ub Iwerks Story
観たことないシリーズ その4。
1999年の映画らしく、どうやらVHSしかなさそう(その後、2001年に上記Amazonリンクの書籍が出ています)
ミッキー・マウスの、ある意味で本当の産みの親とも言えるアブ・アイワークスのドキュメンタリー。
ウォルトの右腕とも言える存在で、ユニバーサルとオズワルドに関する事件があった後もウォルトとともに居続けたものの、1930年に退社。その後1940年にディズニー社に戻ってきます。
そこらへんの話を多分説明している。多分。
すまん、情報がない。
どなたかディズニー+米国版で観れるか確認してほしいです。
The Further Adventures of Walt's Frozen Head
Dali & Disney: A Date with Destino
上記Amazonリンクは書籍ですが、なんか映画があるそうです。マジか。
『デスティーノ』はウォルト・ディズニーと交流のあったシュールレアリスム画家サルヴァトール・ダリが共作し作る予定だった映画。
『ファンタジア』の延長のような作品で、1945年に制作が開始されましたが、その際は未完のまま頓挫。時を経てウォルトの甥ロイ・E・ディズニーがちょうど『ファンタジア2000』を製作して居た時期にウォルト・ディズニー・スタジオ・パリに持っていってパリのアーティストたちに制作を依頼して2003年に完成。
実際『ファンタジア2000』のblu-rayに特典映像で収録されました。
『デスティーノ』は最近日本のディズニー+でも配信が開始されました。
多分、『ファンタジア2000』のBlu-rayの特典映像に入ってた制作過程のドキュメンタリーと同じような内容のやつなんじゃないかな〜と思ってるんだけど、多分。
真相は、いかに。
Walt: The Man Behind the Myth
観たことないシリーズ その6
最後は「Walt: The Man Behind the Myth」
こちらもABCが製作したディズニー公式のドキュメンタリー。ナレーションは「メリー・ポピンズ」でバートを演じたディック・ヴァン・ダイク。
オズワルドからフロリダ・プロジェクトまでウォルトの経歴をたどるほか、彼の妻リリアンとの仲や、晩年の彼の健康状態など、プライベートにも迫る内容になっています。
こちらも海外版DVDしかなく、日本のディズニー+では観ることができません。
なので日本で観るのは困難かな・・・と思っていたら
多分違法だけどYouTubeにフル尺でありました。
さすがにリンクは貼らんけど。
僕個人としては非公式の違法映画の閲覧をおすすめするなんて事はとてもできないので、
ディズニー+日本版は早くこれを配信しろ!!
まとめ
というわけで『ウォルト・ディズニーの誕生日に観たい映画10作』でした。
「観たことない」&「物理的に観れない」作品を導入することでマンネリ化しがちな我がブログの10選シリーズに一石を投じれたかなと思います。内容が無い感じもしなくないですが。
まぁこん中で1番観るのが困難なのはVHSしかないアブ・アイワークスのドキュメンタリーかな?
そのほか出自が曖昧な奴とかはマジですみません。
普通に、「こんなの観れるかよ!」という人は『ウォルト・ディズニーの約束』を観るのが最適解かと思います。
ウォルト・ディズニーの誕生日に観たい(観れる)映画10作 入門編
— すん☂️ (@s_ahhyo) 2021年12月4日
1.蒸気船ウィリー
2.骸骨の踊り
3.花と木
4.白雪姫
5.ファンタジア
6.シンデレラ
7.宝島
8.ピーター・パン
9.メリー・ポピンズ
10.ウォルト・ディズニーの約束
優しい10作はここらへんかな。
それでは、ハッピー・バースデー、ウォルト。
2021年12月5日0時(日本時間)より。