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【雑記】ひとりでAdvent Calendar 2021を振り返る

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adventar.org

本来であれば12月になる前に「ひとりアドベントカレンダーやりますよ!」と煽ってから始めるべきだったのですが、

あまりにも事前準備(書き溜め記事の用意)ができておらず、

事前告知一切なしでヌルッとはじめてヌルッとおわりました。

 

 

始めた理由としては、

ユーキャンさんとやったラジオで彼の主催する「カンベアドベント」

「ひとりで25日分書きなさいよ」みたいな感じでネタで煽ってたので、

煽ったからには実際にやればできるんだよってことを示しておこうと思ったのが一つ(やってみたら普通に地獄でした)。

 

そもそも小説を書きたいと思っていて、書き溜めたエピソードがあったので、それの発表の機会をもちたいなと思っていたのが一つ。

 

他にも結構書きかけで断念して下書きに眠っていた記事があったので、どこかで頑張って書き上げて発表したいなと思ってたのが一つ(結果的に眠ったままの記事が多数)。

 

となんやかんやで、12月1日〜25日まで毎日ブログ更新を行いました。

 

今回は自分のブログ記事を振り返る的な内容でお茶を濁そうと思います。

もう年末だし、今月は十分更新したし、楽していいよね。

 

目次

 

12/1 『ミラベルと魔法だらけの家』持つ者も、持たざる者も救っていく、圧倒的優しさの映画。

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運良く公開日の翌日に観ることができたので、ささっと書き上げました。

アドベントカレンダーを始める前から用意できた数少ない記事の一つ。

 

Disney+での速攻配信にビビりましたね。

 

結末に疑問を抱いている人が多いですが、

これは私なりに「これまでのディズニーを否定することなく、これまでないがしろにしてきた価値観も受け入れる最適解」だと思ってますよ。

 

12/2 『エターナルズ』ではじめる人類愛。個に触れること、個に向き合うこと。

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ピクサーの『ソウルフル・ワールド』、ディズニーの『ミラベルと魔法だらけの家』と、この『エターナルズ』で、なんかテーマ的に似通っている部分があるのがすごいなと思いました。

ほんで、アニメ2作品はともかく『エターナルズ』はクロエ・ジャオがもともと持っているパーソナルな思想が反映された結果なのかなと思うと、このタイミングで出てきたのはすごいなと思います。

 

「多様性」って「黒人」とか「アジア人」とか「ゲイ」とかの属性の人が増えるんじゃなくて、あらゆる種類の一個人が増えていくこと、彼らと触れ合うことなんだよな、っていうのを改めて考えさせられる映画。

 

この先の展開全く読めないのが楽しみだ。

次作にBTS出てきてください。

12/3 【東京ディズニーランド小説】第1話「ディズニーランドの妖精」

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しきどなさん主催の「ディズニー関連ブログアドベントカレンダー #d_advent」に提供した記事でもあります。

 

昨年の「ピクサーの監督を語る」シリーズもそうなのですが、

シリーズ物をこういう企画に持ち込んで、

続きのやつも読んでもらおうとしている魂胆が見え見えですね。

 

小説の内容は読んでいただきたいので触れませんが、

簡単にいうと「ワンオペ」をテーマに書きました。

 

12/4 ピクサーの監督を語る その4:リー・アンクリッチ

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さっきちらっと書いた、昨年のd_adventでスタートした「ピクサーの監督を語る」シリーズが1年経っても終われていなかったので、書ききるぞ!という意思の元書きました。

 

リー・アンクリッチは「ベタなボロ泣き映画職人」

 

 

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12/5 ウォルト・ディズニーの誕生日に観たい映画10作

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昨年のd_adventの時にタイトルだけ思いついてそのまま眠っていた記事。

書き始めるギリギリまで「1.白雪姫、2.ファンタジア....」とかで書く予定でしたが、もう知らねぇ!!という気持ちでこういう内容になりました。

本当にオススメする気あるのかって感じですが、逆に新鮮味があってよかったかな、と今では思っています。

 

タイミングよくこの間NHK BSで1本目に紹介したウォルトのドキュメンタリーが再放送されたのでよかったです。

 

12/6 『アルテミスと妖精の身代金』誤解を、パズルのように解いていけ。

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秋ぐらいに見て、「おお、これは記事書けそうだ!」と思いつつなかなか筆が進まずそのまま放置されていた記事。

 

面白かったはずなんだけどあんまり褒めてない。

とりあえずコレ系ファンタジーの「ハリーポッターの枠狙うぞ!」って魂胆を感じる映画、大概失敗してるよね。

 

12/7 【東京ディズニーランド小説】第2話「マイ・プリンス、アイ・プリンス」

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ディズニーランド小説の第2話。

2話のテーマは「同性愛」

僕は当事者ではないので、当事者がこれを読んでどう思うかはわかりませんが、

ヘテロセクシャル男性としてこのエピソードを書けたのはよかったなと思いました。

 

12/8 『レミーのおいしいレストラン』芸術家のプライドとウォルト的精神の再定義。

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『レミー』は結構つかみどころがない作品だったんだけど、

以前書いた「ピクサーの監督を語る」のブラッド・バード編を書いたことである程度まとまったので、どこかでちゃんと書きたいなと思っていたので書けてよかったです。

 

12/9 さらば、ディズニー・トゥーン・スタジオ その2

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2018年の9月ごろに下書きを作っていたので、寝かせた長さでいうと今回1番長い記事ですね・・・。

紹介する作品の内容もその時とはガラッと変わっています。

あと『リロ・アンド・スティッチ2』は観たのが昔すぎて全く覚えてない。

 

書いた後にディズニーストアが『ティガー・ムービー』のグッズを出したので「マジか!?」となりましたが、別に僕の記事を読んだからってことでは絶対ないと思います、時期が近すぎるし。

 

「その3」もいつかやります・・・いつか・・・。

 

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12/10 【東京ディズニーランド小説】第3話「世界はせまい、世界はおなじ」

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東京ディズニーランド小説3話です。

「混血日本人」についての話ですが、微妙な恋愛も書きたいなと思ってこういう話になりました。

構想段階では第4話の話を書く予定ではなかったので、

龍之介がちょっとだけディズニーに詳しいのは彼がディズニーオタクの要素を担うはずだった名残です。

 

12/11 ピクサーの監督を語る その5:ダン・スキャンロン

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「ピクサーの監督を語る」シリーズ、ダン・スキャンロン。

 

彼は「ヒーローではない方にも内面的にスポットを当てる天才」かな。

派手さの代わりに繊細な内面描写が光る監督です。

 

12/12 奇作『イカボードとトード氏』はディズニー初のクライム・アクション&ホラー長編?

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ちょっと前に書いた「ディズニー初期のオムニバス長編」の記事である程度考えをまとめたところから話を広げて書き上げました。

これも下書きに眠ってたやつですね。

 

イカボードファンのフォロワーさんがtwitterで拡散してくれたのでこれだけめちゃくちゃ伸びました。

 

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12/13 ディズニー・ハリウッド・スタジオを楽しむための7作

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「楽しむための○作シリーズ」も結構やっていますが、

やっぱり作品被り気味なのがマンネリにつながっているな自分でも反省しています。

 

そして海外旅行行けないから余計にみんな読む気にならないんですよね。

いつかバズる時のために仕込んどく、ということにしておこう。

12/14 【東京ディズニーランド小説】第4話「熊劇場神話体系」

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今年は不参加表明していた「カンベアドベント」にちゃっかり参加しました。

東京ディズニーランド小説の第4話です。

テーマは「カンベアループオタク」というピンポイントな・・・。

 

ジャンル的にループものではないのですが「ループ」がある種作品のキーなので

森見登美彦さんの「四畳半神話大系」をオマージュしてタイトルをつけました。

 

 

 

12/15 『ザ・ビートルズ: Get Back』伝説のバンドの崩壊前夜。美しく無さも、美しい。

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ディズニー+で配信されたのでちゃんとディズニーがテーマだし、僕はもともとビートルズのファンでもあるので、映画見てすぐ「これは感想書きたいやつだ!」と思って書きました。

ビートルズファンでも普通に映画見るのはハードです。約6時間・・・。

 

全然関係ないけど、普段マーベルとかのヒーロー映画ばっかり見てると

どうしても筋肉至上主義みたいな感じになってしまうので、

ガリッガリなのにかっこいいジョン・レノンとかみてると

「僕も今の体型のままでいいかもしれない」とか思ったりしてしまいますね。

 

12/16 『ザ・マペッツ』は夢を追いかける人へ向けたハリウッド讃歌。

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『ザ・マペッツ』もまぁ、どうしようもない映画というか、掴み所のない映画なんですが(そこが良さでもある)

これも立派なディズニー映画・コンテンツだしなぁというところもあり、今後ちゃんとコンテンツを追いかけようという意思も込めて書きました。

 

この記事で紹介しているメルズ・ドライブ・インには実際に食べに行ったので思い出深い映画です。(行った時には映画に登場しているとは気づいていなかったけど)

 

12/17 【東京ディズニーランド小説】第5話「バッド・ドリーム・レクイエム」

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第5話です。

事故に巻き込まれなかった側のトラウマってあると思うんです、という話。

2話との関係性をどう描くか悩みましたが、もうシンプルでいいやと、ちょっと投げやりになりました。

 

12/18 ピクサーの監督を語る その6:その他

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1作のみを監督している人たちにフォーカスを当ててみました。

結構名作揃いですよね。

 

全然関係ないけど、『アーロと少年』の原題「The Good Dinosaur」は「WDASの『ダイナソー』よりも良い(Good)なダイナソーだよ!」っていう意味なのかな・・・と邪推してます。

別に映画の内容とそこまでマッチしたタイトルとも思えないし。

 

ちなみに『ダイナソー』の単独記事もずっと下書きに眠っているのですが

書き終わる気配がありません。

 

12/19 女性エンパワーメントを考えるディズニー映画10作

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記事に書いたとおり、前日の「ピクサーの監督を語る」でブレンダ・チャップマンのピクサーでの出来事をいろいろ書いたところから火がついて、急遽書くことに決めた記事です。

 

私自身の「女性エンパワーメント」の価値観が狭いな、と改めて考えさせられましたね。

 

12/20 映画を超えた映画『アナと雪の女王』で、私たちはもっと繋がれる。

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神田沙也加さんの訃報を聞いて、自分の気持ちを整理するためにも書きました。

 

とりわけ彼女について語っているわけでも、アナについてフォーカスを当てているわけでもありませんが、僕と彼女をつないだ存在でもあるのが『アナと雪の女王』でもあったし、(女優デビュー作の『ドラゴンヘッド』とか観てたけど)作品そのものがそういう力を持つ映画だなと思ったので、筆が進むのは早かったです。

普段から思っている作品に対する評価、いつでもかけるような、そして誰かに語り尽くされたような内容ではありますが、自分のために書いたので、もうそれはどうでも良いんです。

 

12/21 【東京ディズニーランド小説】第6話「君との時間に憧れて」

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第6話です。書いてて一番楽しかったです。

 

テーマは「就活」なのですが、あんまり機能していない感じもします。

瑠奈を登場させるのは構想段階から決まっていて、あとがきにも書きましたが啓太とのやりとり(主に説教と啓太の悩み相談みたいな)になるはずでした。

が、ちょっと変わったことがしたくなって今回みたいな話になりました。

 

書きながら、一瞬だけ出てくる晴華という登場人物が生まれて、オチの思っていきかたに迷った結果、彼女をメインキャラクターに昇格させました。

 

12/22 ピクサーの監督を語る その7:ピート・ドクター

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「ピクサーの監督を語る」シリーズ最終回。

前の3回はずっと土曜公開にしてましたが、最終日が土曜日だったのでちょっとずらしました。知らんわ。

 

ピート・ドクターを最後に持ってこようというのはずっと決めてたんですが、

昨年ジョン・ラセターでこのシリーズを書き始めた直後に『ソウルフル・ワールド』を公開してくれて、本当に自分のぼんやりと考えていたことがはっきりと輪郭を強調されたような気がしたのが鳥肌もんでしたね。

 

ピクサーに珍しい、内容がどんどん深化する監督です。

ピート・ドクターは「悟り系」

 

12/23 おすすめのディズニー短編アニメーション30作

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これもいつかやろうとタイトルだけ決めてたやつ。

『あの頃をもう一度』っていう最高すぎる短編がこれを書く原動力になりました。

 

それぞれ語る分量としては少ないのだけど、本数は多いわ見返すの大変だわ、意外とディズニー+短編が充実していないわで結構しんどかったです。

 

12/24 『ジャングル・ブック』は、現代を生きるための許しであり、バイブル。

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なんか、最終回みたいなブログを書いちまったぜ。

 

普段すきすき言ってる映画を語る言葉こそ、意外と持ち合わせてなかったりするんですよね。

好きだからこそ真摯に向き合いたいし、真価を計れていなかったら、見落としていたら嫌だし、と思ってしまってなかなか書けないでいました。

アドベントカレンダーっていう機会でもなければもう数年は寝かせていたと思います。

 

12/25 ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ長編の12年・11作を振り返る

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いや数字の気持ち悪さ!!

当たり前だけど0~10まででカウントすると数字は11個あるんですよね、ふしぎ。

でも『くまのプーさん』から始めるのはちょっと微妙かなと思って『塔の上のラプンツェル』から始めました。

結果、豊作で素晴らしい12年だったんじゃないでしょうか。ビバ!黄金期!

 

ちなみにだが41作目は『アトランティス』でこれはこれで微妙感が強い。でもスタジオ的にはかなり力が入ってたんだろうなぁ。

 

 

まとめ

 

まとめることなど特にない。

結果的に下書きに眠っていた書きかけの記事はほとんど消化できずに眠ったままとなっていますし、これをやったことで下書きが増えたりもしました。本末転倒。

 

経験としてはやってよかったのだけど、これやったからと言ってアクセス数が爆発的に伸びるとかでは全くないので、モチベーション維持がマジで大変だった。

 

とりあえず経験者からの言葉です。

 

「ひとりアドベントカレンダーめっちゃしんどいぞ」

 

みなさま、よいお年を。

 

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