(追記:2018年6月20日日本時間)
ハリウッドリポーターの事前報道通り、ジョン・ラセター氏の後任がピート・ドクター、ジェニファー・リーに決まりました。
ジョン・ラセターが退社する穴を、『インサイド・ヘッド』のピート・ドクターがピクサーアニメーションスタジオのクリエイティブオフィサー、『アナと雪の女王』のジェニファー・リーがウォルトディズニーアニメーションのクリエイティブオフィサーとして埋める。 https://t.co/1ovjzmwhsZ
— 鶴原顕央 (@tsuruhara) 2018年6月19日
なので、本記事で部外者のくせにかなり偉そうなことをいろいろと書いておりますが、ただのオタクのたわ言だと思ってください。
くそー、予想外れたぜ。
(追記終わり)
米国アニメ界の巨匠であり、ピクサー共同創設者のひとり、ピクサー・スタジオおよびウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)のジョン・ラセター氏が今年いっぱいでディズニーを去ることがディズニーより正式に公表されました。
元々はアトラクション「ジャングルクルーズ」のスキッパー(ツアーガイド)キャストも経験していた人物で、手描きアニメーション時代に「きつねと猟犬」などの作画に参加し、その後エド・キャトムルらとピクサーを設立、「トイ・ストーリー」で世界初の長編CGアニメーションを制作・その監督を担いました。その後「バグズ・ライフ」「カーズ」などの作品の監督を行い、スタジオ・ジブリ作品「千と千尋の神隠し」を全米公開させるために奔走したり、ディズニーのピクサー買収後は両スタジオ兼任のCCOのとして、ピクサー流の映画制作スタイルを導入し「アナと雪の女王」「ベイマックス」「ズートピア」などの名作の誕生に貢献。まさにディズニーアニメーション「第3期黄金期」の立役者と言われています。variety.com
ラセター氏は昨年11月より半年間の休業を宣言しており、その後「スタジオ内で『不適切なハグ』があった」という情報と、休業宣言の際のラセター氏からの手紙に「(ハグに関して)傷つける意図はなかった、謝罪したい」という旨があったことを踏まえて、大々的に「セクハラ疑惑」という報道になってしまっていた。
真偽のほどはわからないが、スタッフからラセターへの「不適切なハグ」に関する陳情があったことと、彼自身が手紙において謝罪する文面があったことはどうやら本当らしい。だがそれが理由で休業とも退職ともディズニーは公表しておらず、理由は今の所不明。
「なぜディズニーを去るのか」「何が原因なのか」「セクハラはあったのか」などは、彼が謝罪の意を示し、会社を去る決断をしてる以上、不毛な議論にしかなりません。
もし「真の退社理由」があったとして、残念なことにそれを公表する空気でないことも明らかです。
(追記)疑惑に関してはこちらの記事が日本語で一番詳しく(ソースもあり)書かれています。
dpost.jp(追記終わり)
なので、僕はディズニーの未来を妄想することにしました。
ラセターが去った後、だれがディズニーを、ピクサーを担っていくのか。
そして彼はどんな人物を育ててきたのか。ご紹介したいと思います。
(とはいえ彼はアドバイザーとしてあと半年はディズニーにいることになる)
僕自身は(カナダに住んでいながら)基本的に英語の文献とかを読んだりしないので 、スタジオのスタッフたちの情報も日本語で入ってきたものが主になっています。
なので、「いやその人とっくに退社してるんですけど・・・」的なこともあり得ますので、まぁ話半分でお読みいただくようにお願いします。
※この記事における「ジョン・ラセターの後任」はCCO・監督・プロデューサーなどの役割の認識も曖昧な、いち素人の考えた妄想であり、根拠は一切存在しないことをご了承ください。
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目次
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
「第2次黄金期」いわゆる「ルネサンス期」にアニメーターとして絵を描いていたような人々が現在のディズニーアニメ映画の中心的存在となっています。
ジェニファー・リー
「アナと雪の女王」でディズニー初の女性監督としてデビューした。
「アナと雪の女王」はアカデミー賞長編アニメーション部門を受賞。
脚本家としても活躍しており「シュガー・ラッシュ」「A Wrinke In Time」を執筆。
「ズートピア」でもストーリーに貢献。
ハリウッドリポーターの情報によると最有力とされている。
アカデミー賞監督だし実力がないとはいいませんが、実績として彼女が監督した作品は「アナ雪」一本だけ、それも後述する大ベテランのクリス・バックと共同なので、経験値を鑑みると本当に最有力なのかな?という疑問はあります。
ラセターによるセクハラ疑惑報道の後になってしまうため「ディズニースタジオのトップに女性監督」となれば、やはり聞こえはいいかもしれない。
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バイロン・ハワード
「ボルト」「塔の上のラプンツェル」「ズートピア」の監督。
「ズートピア」はアカデミー賞長編アニメーション部門を受賞。
「ボルト」「塔の上のラプンツェル」は後任を引き継ぐ形で監督したが、「ズートピア」は構想段階から自らジョン・ラセターに話を持ちかけ形にした。
(しかしピクサーの脚本家アンドリュー・スタントンの感想・意見を聞いて映画を大幅に方向転換したともいわれている)
個人的にラセターが一番期待してたのが彼なんじゃないかな、と勝手に予想しています。(根拠はないが)
同性愛者であることを公表しており、すでに結婚済み。
同じく「ディズニースタジオのトップにゲイの監督」となればアピールにはなるかもしれない。
時期は未定だがリン=マニュエル・ミランダと共同制作のアニメーションの企画があるらしい。
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リッチ・ムーア
「シュガー・ラッシュ」「ズートピア」の監督。
「ズートピア」はアカデミー賞長編アニメーション部門を受賞。
コメディ色の強い作品が得意でディズニーに来る前は「シンプソンズ」などで活躍していた。
「ズートピア」が路頭に迷った際にバイロン・ハワードを補助するような役目で監督に任命された。
ピクサー映画「ファインディング・ドリー」のスペシャルサンクスにも名前が載る。
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ドン・ホール
「くまのプーさん(2011年版)」「ベイマックス」監督。「モアナと伝説の海」では巨匠ジョン・マスカー&ロン・クレメンツの元で共同監督。
「ベイマックス」はアカデミー賞長編アニメーション部門を受賞。
「ターザン」「ラマになった王様」「ルイスと未来泥棒」「プリンセスと魔法のキス」などでストーリーに関わる。
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ネイサン・グレノ
「塔の上のラプンツェル」監督。
バイロン・ハワードとともにアニメーターのグレン・キーンから監督を引き継ぐ。
「ルイスと未来泥棒」では脚本。
「ブラザー・ベア」「チキン・リトル」「ボルト」などのストーリーに関わる。
「ムーラン」の頃からクリーンナップとして下積み。
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クリス・ウィリアムズ
「ボルト」「ベイマックス」「モアナと伝説の海」監督。(すべて共同監督)
「ベイマックス」はアカデミー賞長編アニメーション部門を受賞。
「ムーラン」「ブラザーベア」「チキン・リトル」「ルイスと未来泥棒」「アナと雪の女王」などのストーリーにも参加。
「アナと雪の女王」のオーケンの声優さんでもある。
ジャレド・ブッシュ
「ズートピア」共同監督。「モアナと伝説の海」の脚本家。
そのほか「ベイマックス」などにも参加している。
「ズートピア」はアカデミー賞長編アニメーション部門を受賞。
もともとテレビシリーズで活躍する人でDisney XDの「Penn Zero: Part Time Hero(みたことがなく日本語タイトルや日本で放送されているのかなどがわかりません)」の共同監督。
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クリス・バック
「ターザン」「アナと雪の女王」の監督。(どちらも共同監督)
「アナと雪の女王」はアカデミー賞長編アニメーション部門を受賞。
「きつねと猟犬」の頃からアニメーターとして参加しているベテランで、キャラクターデザインなどで多くの作品に参加し、ルネサンス期を支えたアーティスト。
「ターザン」のあとソニー・ピクチャーズで映画制作をしていたが「アナと雪の女王」のために古くからの友人であるラセターに呼び戻されディズニーへ復帰。
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スティービー・ワーマーズ=スケルトン
「グーフィーのホームシアター」「ネッシーのなみだ」「ウェイン&ラニー クリスマスを守れ!」シリーズ、「アナと雪の女王/家族の思い出」など、主に短編で活躍する女性監督。
どうでもいいけどすごい名前ですね。
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ケヴィン・ディーターズ
「グーフィーのホームシアター」「ネッシーのなみだ」「ウェイン&ラニー クリスマスを守れ!」シリーズ、「アナと雪の女王/家族の思い出」など、主に短編で活躍する監督。
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ロン・クレメンツ
「オリビアちゃんの大冒険」「リトル・マーメイド」「アラジン」「ヘラクレス」「トレジャー・プラネット」「プリンセスと魔法のキス」「モアナと伝説の海」監督。(すべてジョン・マスカーとの共同監督。「モアナと伝説の海」はさらにクリスウィリアムズ、ドン・ホールも共同監督。)
「きつねと猟犬」の頃にアニメーターとして参加。ジョン・マスカーと出会い、共同監督となる。「トレジャー・プラネット」の後新作を製作していたが社内で企画が通らずに退社、「プリンセスと魔法のキス」の制作のためにラセターから呼び戻される。
長く仕事を共にしていたジョン・マスカーは2018年5月に退社したため、今後の動向は不明。
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クラーク・スペンサー
プロデューサー。
「リロ・アンド・スティッチ」「ルイスと未来泥棒」「ボルト」「くまのプーさん(2011年版)」「シュガー・ラッシュ」「ズートピア」のプロデューサー。
「ズートピア」はアカデミー賞長編アニメーション部門受賞。
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ピーター・デル・ヴェッチョ
「プリンセスと魔法のキス」「くまのプーさん(2011年)」「アナと雪の女王」のプロデューサー。
「アナと雪の女王」はアカデミー賞アニメーション部門受賞。
「トレジャー・プラネット」でもアシスタント・プロデューサーとして活躍。
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ドン・ハーン
言わずと知れた大物プロデューサー。
「きつねと猟犬」でディズニーレジェンド・ウォルフガング・ライザーマンについてアシスタントディレクターを担当。
その後「ロジャー・ラビット」「美女と野獣」「ライオン・キング」「ノートルダムの鐘」「アトランティス/失われた帝国」のプロデューサーを、「ファンタジア2000」では脚本と監督を務めています。
短編やテレビシリーズのエピソードのプロデュースも行っていたり、実写版「ホーンテッド・マンション」「マレフィセント」「美女と野獣(2017年版)」のプロデューサーでもあります。
現在はディズニーネイチャー(自然観察ドキュメンタリー)の部門に所属しているため、アニメの部分に戻ってくるかは謎ですが、信頼と実績を兼ね備えた人物であることは間違いないですね。
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ピクサー・スタジオ
ピート・ドクター
「モンスターズ・インク」「カールじいさんの空飛ぶ家」「インサイド・ヘッド」の監督。
「トイ・ストーリー2」「WALL・E」ではストーリーにも貢献。
「カールじいさんの空飛ぶ家」「インサイド・ヘッド」はアカデミー賞長編アニメーション部門受賞。
ハリウッドリポーターによるピクサー側の最有力候補。
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リー・アンクリッチ
「トイ・ストーリー3」「リメンバー・ミー」の監督。
2作ともアカデミー賞長編アニメーション部門を受賞。
長くTV業界で編集の仕事をしており、ピクサーに入ってからも編集としての仕事が多かった。
「トイ・ストーリー2」「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」では共同監督も兼任。
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ピーター・ソーン
「アーロと少年」の監督。
ブラッド・バード監督の「アイアン・ジャイアント」などでアニメーターを担当。ピクサーでは長らくストーリーボードで参加したり、短編などで監督を務めたり、ちょい役の声優などをしていた。
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ロニー・デル・カルメン
「インサイド・ヘッド」共同監督。
ワーナーブラザーズのアニメ版「バットマン」やドリームワークス「プリンス・オブ・エジプト」「スピリット」などでストーリーアーティストとして活躍。
ピクサー初期からスーパーバイザーとして貢献し「レミーのおいしいレストラン」からは原案にも参加、「カールじいさん」のスピンオフ短編「ダグの特別な1日」では脚本と監督を担当。
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ボブ・ピーターソン
「カールじいさんの空飛ぶ家」の共同監督。
「トイ・ストーリー」の頃からアニメーターやストーリーボードで参加。
「バグズ・ライフ」「トイ・ストーリー2」「ファインディング・ニモ」「インサイド・ヘッド」「アーロと少年」「ファインディング・ドリー」「カーズ3」の脚本を手がける。
「アーロと少年」の際には当初監督として登用されるものの、製作が行き詰まり若手であるピーター・ソーンに交代させられたという逸話がある。
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マーク・アンドリュース
「メリダとおそろしの森」監督。
ピクサー初の女性長編映画監督となるはずだったブレンダ・チャップマンの降板後に登用される。(クレジットは残っているので一応彼女の功績にもなっている)
「メリダとおそろしの森」はアカデミー賞長編アニメーション部門受賞。
TVシリーズや短編の脚本家としての歴が長く「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」など。
「カーズ」「レミーのおいしいレストラン」「モンスターズ・ユニバーシティ」「インサイド・ヘッド」などにも参加、ディズニーの実写映画「ジョン・カーター」の脚本や一部監督も務めている。
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ジョシュ・クーリー
2019年公開予定の「トイ・ストーリー4」監督。
「インサイド・ヘッド」の共同脚本家で、スピンオフ短編「ライリーの初デート?」の監督も務める。
「Mr.インクレディブル」「カーズ」「レミーのおいしいレストラン」「カールじいさんの空飛ぶ家」「カーズ2」などのストーリーボードアーティスト。
メグ・レ・フォーヴ
「インサイド・ヘッド」「アーロと少年」の共同脚本家。女性。
監督経験はなし。
2019年にマーベル・スタジオのマーベル・シネマティック・ユニバース第21作目予定「キャプテン・マーベル」の共同脚本家をつとめる。
ダン・スカンロン
「モンスターズ・ユニバーシティ」監督。
ビデオスルー映画「リトルマーメイド II Return to The Sea」「101匹わんちゃん II パッチのはじめての冒険」にストーリーボードアーティストとして参加。
「カーズ」「トイ・ストーリー3」のストーリーにも参加し、スピンオフ短編「メーターと恐怖の火の玉」の共同監督。
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ブラッド・バード
巨匠。「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」実写映画「トゥモローランド」の監督。
ピクサー以外では「アイアン・ジャイアント」「ミッション・インポッシブル:ゴースト・プロトコル」で有名。
アニメーター出身でディズニー「きつねと猟犬」「コルドロン」では作画も担当。
全く関係ないが「ファインディング・ニモ」のスクワァートの声優は彼の息子らしい。
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アンドリュー・スタントン
僕の知る限り最も偉大な脚本家のひとり。
「バグズ・ライフ」「ファインディング・ニモ」「WALL・E」「ファインディング・ドリー」の監督兼脚本。
「トイ・ストーリー」「トイ・ストーリー2」「モンスターズ・インク」「トイストーリー3」の脚本を担当。
ディズニー実写映画「ジョン・カーター」の監督やNetflixの大人気ドラマ「ストレンジャーシングス」でも脚本を提供。
ディズニー映画「ズートピア」がまだニック・ワイルドが主人公として進められていた際のテスト試写にてアドバイスをし、映画のストーリーに大幅な変化をもたらすきっかけを与えたという逸話もある。
ジョン・ラセターがピクサーにもたらした恩恵は計り知れないが、それを超える恩恵をもたらした人物がいれば彼に違いないと思う。
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まとめ
というわけでまとめです。
「きつねと猟犬」ってやっぱりやばい作品じゃない????
そこかーい!
いやね、かつてルネサンス期に大活躍した人たち&今一線で大活躍してる人たちが、だいたいこの「きつねと猟犬」でディズニーに参加して、そこで出会ったりしてるんですよ。ジョン・ラセターもそうだし、ドン・ハーン、ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ、クリス・バック、グレン・キーン、ブラッドバード、ヘンリー・セリック・・・かのティム・バートンもアニメーターで参加してるし。
ここでレジェンドたち、ナインオールドメンなどからノウハウを引き継いで自分のものにして。
そしてラセターたちは「プリンセスと魔法のキス」「くまのプーさん」「ラプンツェル」や「アナと雪の女王」でベテランと若手を組ませたりセミナーを開いたりしながらこれからの世代に繋げていってるわけですよ。
ピクサーはそもそもがジョン・ラセター主導で始まってることもあって、そういう仕組みも最初から作られていたのだろうなというのもなんとなく透けて見えます。
なんだかグッときますよね。橋渡しのような作品です。
正直、誰が後継者になる?なんて話は僕にはわからんのです。内部の人間でもなんでもないので。今回もぶっちゃけ、英語版wikiを元にリストアップした程度で、本当になんのアテにもなりません。
でも、誰がなってもおかしくないような土壌をしっかりとジョン・ラセター、およびディズニーとピクサーはきちんと作り上げているよっていうことを強調しておきたい。
あえて誰か予想するなら・・・
WDASはバイロン・ハワード、ピクサーはリー・アンクリッチということで。
特に根拠はありません 笑
しかし、まだまだ未来は明るいですよ!これだからディズニーオタクはやめられないですね。