ディズニー映画
ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞、 そしてアカデミー賞作品賞最有力候補である、 サーチライト・ピクチャーズ制作『ノマドランド』を観た。 21世紀FOXがディズニーに買収され、20世紀スタジオ、サーチライト・ピクチャーズがディズニーのものとなって早1年。…
ディズニー配給の劇場公開作品としてはピクサーの『2分の1の魔法』以来、 ウォルトディズニーアニメーションスタジオ作品としては一昨年の『アナと雪の女王2』以来となる新作映画『ラーヤと龍の王国』(原題:Raya and the Last Dragon)を観た。 本作は劇場…
遅ればせながら、ディズニー+オリジナルムービーの『スターガール』を観た。 米国のオーディションテレビ番組『アメリカズ・ゴット・タレント』で優勝した少女、グレース・ヴァンダーウォールが主演で、米国でヒットした同名の児童向け青春小説を映画化した…
というわけで、第2弾である。 アンドリュー・スタントンはディズニー界隈で有名というより、映画ファン・ドラマファンに有名な印象。 順当に行けば2番目はピート・ドクターだろって感じだが、彼はトリにとっておきたいな・・・という理由で、2番目はスタン…
2020年のクリスマス当日の17時。 ディズニープラスにとんでもない作品が投下された。 それがディズニー/ピクサー最新作『ソウルフル・ワールド』(原題:Soul)である。 ディズニー/ピクサーとしてのセオリーは着実に守りながら、 その内容はとても子供向…
ピクサーの、監督について語りたいとずっと思っていた。 ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品ほど多岐に渡らず(しかも初期はウォルトの意思が非常に強い)シンプルで、比較しやすいだろうという部分もあり、 CG作品というのもあり作画の癖…
キャプテン・アメリカを演じた俳優として有名なクリス・エヴァンスの飼っている犬の名前が「ドジャー」であることを、つい先日知った。 クリス・エヴァンスは映画『ギフテッド』の撮影で訪れた収容施設でとある保護犬を引き取り、その犬に「ドジャー」と名前…
私が『ベッドかざりとほうき』という作品を知ったのは、 昔記事にも書いたディズニーロックカヴァーCD『MOSH PIT ON DISNEY』を手に入れた時だ。 このアルバムでは大阪出身のthe miceteethというバンドが『ベッドかざりとほうき』の『The Age of Not Believi…
東京ディズニーリゾートに『美女と野獣』をテーマにしたアトラクションが登場し、運良く先日の旅行中に体験することが叶ったために、個人的に完全なる『美女と野獣』ブームが来ている。 当初東京ディズニーリゾートのこの新エリアが発表された時、 比較的新…
大好きな映画でも、手放しで褒められない作品は結構ある。 映画『トゥモローランド』もその一本である。 過剰宣伝、それを受けて抱いた僕たちの過剰な期待、その表層部だけが一般層に広がって根付いてしまった都市伝説、肝心の中身、映画としての面白さ・・…
2019年の3月にディズニーが20世紀FOXの買収を完了させ、日本では2020年の頭から20世紀FOX作品(また社名は20世紀スタジオに変更となる)がディズニーにより配給されることとなった。 そんなスタジオの過渡期の中で、20世紀FOXが抱えるアニメーションスタジオ…
もう地獄に堕ちている、かもしれない。 実写版『ムーラン』が燃えている。 公開されるかなり前から、主演のリウ・イーフェイの「香港警察(中国共産党)支持」の政治的な発言により批判を浴びていた本作だが、 出演俳優をアジア系で固めたにも関わらず、主要…
By May be found at the following website: http://www.howardmovie.com, Fair use, Link ディズニー+オリジナル作品『ハワード -ディズニー音楽に込めた物語』(以下『ハワード』原題:Howard)を観た。 このドキュメンタリー映画は、アラン・メンケンと…
実写版『ホーンテッドマンション』のリブートの噂が出ている。 theriver.jp 『パシフィック・リム』や『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロが監督で再映画化の噂が出ていたのは遥か昔の10年前、ということでおそらく企画は立ち消え、新たに…
映画や小説やアニメなど、様々なカルチャーに触れた時「いったいどんな頭をしていたらこんな設定が思いつくのだろう?」と思う時は度々あると思う。 J.K.ローリングの『ハリー・ポッター』シリーズや、ティム・バートンの『ナイトメアー・ビフォア・クリスマ…
『美女と野獣』とか『アラジン』とか『ライオン・キング』とか、ここ5〜6年だったら『アナと雪の女王』とか『ベイマックス』とか『ズートピア』とか。 ディズニーは時々、観ていて本当に文句のつけようがないくらい頭から終わりまで面白いアニメーションを作…
ディズニー/ピクサー映画『2分の1の魔法』(原題:Onward)の初報を聞いたのは2017年のD23 EXPOだったと思う。 当時はその世界観から「Suberban Fantasy World」というタイトルがつけられていた。 ピクサーとしては2017年の『リメンバー・ミー』以来の、続…
長らく日本ではVHSを最後にソフト化が実現しなかった作品『ピートとドラゴン』 かねてよりディズニーチャンネルにて吹き替え版の放送があったり、配信サイトにて有料レンタルが可能だったりしたようだが、 ディズニーデラックス(現ディズニープラス)の到来…
By Source (WP:NFCC#4), Fair use, Link 前回に続き、Disney+で公開されているPixar SparkShortsから今回は『ループ』という作品を紹介する。 Disney+ (ディズニープラス) 発売日: 2020/07/21 メディア: アプリ ピクサー・ショート・フィルム Vol.3 [Blu-ray…
By Source (WP:NFCC#4), Fair use, Link サービス開始から約1年。 ディズニージャパンのストリーミングサービス「Disney DELUXE」が2020年6月11日に米国ディズニーのストリーミングサービスと同名の「Disney+」に変貌した。 それにより今まで公開されること…
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品で、最も失敗作と言われているのが『コルドロン』という映画なのは以前このブログでもお話しした。 実はディズニーファンからも映画ファンからもことごとく嫌われている映画がもう一本ある。 それが今回…
僕が『リロ・アンド・スティッチ』の大ファンであることは、 このブログを日頃からご覧になっている方には もしかしたら周知の事実かもしれない。 『リロ・アンド・スティッチ』という映画はディズニーのアニメーターであった クリス・サンダースによってキ…
ディズニー映画といえば、夢・魔法・大冒険映画というイメージが強くあるが、意外と「お家が一番」的な映画を作っている時期がある。 ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ第15作目『わんわん物語』もその一つである。 だがこの物語、中盤とエン…
『プリンセスと魔法のキス』はいいぞ。 いつもは締めに使っている言葉を今回はど頭に持ってきた。 もうこのブログで何度目かわからないくらい褒めているこの映画『プリンセスと魔法のキス』まじで名作なのに、やっぱりどうして、なかなか日本では知名度がイ…
『Mr.インクレディブル』(原題:The Incredibles)という作品は、監督ブラッド・バードのかなり私的な作品のように思える。 主人公Mr.インクレディブルこと、ロバート(ボブ)・パーがブラッド・バード本人に重なるのである。 ピクサー作品はピクサーという…
20世紀FOXがディズニーに買収され、初めての映画がついに日本公開となった。 それが本作『フォード vs フェラーリ』である。 本作は2018からの本格製作開始であるから、ディズニーによる買収(2019年3月)以前から企画が動いていたことは間違いないが、昨年…
というわけで2019年に(日本)公開予定だったディズニー映画が全て公開されました。 ぶっちゃけ今年は見れなかったやつもあったりするのですが、今年はもう劇場へは行けないだろうなというのもあり、ここらで振り返ってみますね。 というわけでディズニーか…
スカイウォーカー・サーガと名付けられた『スター・ウォーズ』のスカーウォーカー一族を巡る全9部作が、エピソード9にあたる最新作『スカイウォーカーの夜明け』にて幕を閉じた。 前作のライアン・ジョンソン監督エピソード8『最後のジェダイ』はこれまでの…
正直カンベアにわかです、こんばんは。近頃はスカイウォーカーの夜明けのネタバレが怖いですね。 昨年に引き続きCountry Bear Theater Blog Advent Calendar 2019に参加させていただくことにしました。 adventar.org 昨年はこんな記事で参加しました。 www.s…
『アナ雪2』(『アナと雪の女王2』 原題:Frozen Ⅱ)観ました。休み入れてたわけじゃなかったのですが、運良く休日になり公開初日に。テンション上がってIMAX字幕とドルビーアトモス吹替で2回観ちゃった。 良かったね。楽しかったね。 もうなんていうか、語…