投稿されている記事の時系列ぐちゃぐちゃですが気にしないでね!笑
これは7月に上海ディズニーランドに行った時のお話です。
上海ディズニーランド旅行記番外編という感じでお楽しみください。
アメリカ渡航を控えていたため、どうにもこうにも節約したくてホステルを予約したら、なんやかんやで宿泊できなかったという話。
目次
勢いで予約したホステル
上海ディズニーランド旅行自体が完全に無計画な勢いでの決定でした。
思い立ってから航空券取るまで2日とかですからね。
どうしても予算を抑えたくて、B〇〇king.c○m(伏せれてない)で一泊2000円ほどのホステルを予約しました。
上海の中心地からは離れていますが、上海ディズニーリゾートへはたったの2駅。
上海のホステル宿泊自体は友人が上海留学していた際に大学の友達と何度か利用した経験があったので、その感覚で行きました。
いわゆるみなさんが想像する「ホステル」のイメージですね。
「バックパッカー」とかそういう言い方もすると思います。
最寄駅は秀沿路
最寄駅は秀沿路(Xiuyanlu)シウヤンルーといった発音かな?
駅に着くなり駅前が可愛かったのでバンバン写真を撮りました。駅のせいでも期待値上がってた。これがよくない。
駅を一歩出ると、高いビルが建てられていますがこちらは集合住宅。
ちょっと歩くと「おや?」と思う雰囲気になります。
このタイプの建物がいくつかありますが、目立った商業ビルなどは少なく、舗装されてない道も多かったです。
ただ、かなり新しめに建てられたホテルなどもあり、ディズニー集客を見込んだ新興地域なのかなぁという感じです。
Google Mapが使えないので百度地図を駆使し、目的地を探すも、今回泊まるホステルがありそうな場所が一切見当たりません。
どこを見ても集合住宅ばかり。困り果てて集合住宅の警備員に中国語で書かれた住所を見せると
「たぶんこの先」
と(中国語なのでわからんけど)言われて集合住宅の敷地内へ、、、
この時点でだいぶん嫌な予感がしている。
見つけた建物はどう見ても一般に人が住んでいる感じの建物。商業ビルでは決してありませんでした。
高さは15階くらいありそうですが、マンション、という綺麗なイメージではなく、コンクリート打ちっ放しのいかにも怪しげな建物でした。
そのホステルのある10階までヒィヒィ言いながら登っていきます。むしろ本当に人が住んでるのか不安なくらい汚い。
いざ、ホステルのある部屋についても、看板などは出ておらず、扉に幸運を呼ぶステッカー(福が逆さになってるやつ)がたくさん貼られてるだけ。
ノブを回してみましたが扉は開かず、思い切ってドアをノックすると中からおじさんが出て来ました。
予約したホステルが鬼のような民泊
— すん (@s_ahhyo) June 29, 2017
人はよさそうだが、、、
入るなり、予約のチェックもせず「こっちが部屋だよ」と案内される。中国語。
案内された部屋に4つベッドが置いてある。
一応、ホステルだけど、念のためにシングルルーム予約してたんですよ。
だから英語で「違う、シングルルームだよ」と言ったのですがそのおじさんは「ティンブドン(言ってることがわからない)」とのこと(この旅でティンブドンを言われすぎて大学で習ったフレーズが蘇った 笑)
もう一人、少しだけ英語を話せる若いお兄さん(アフロヘア)がいたのですが、こっちの英語をあまり聞き取ってもらえずイマイチ意思疎通ができない(これは僕の英語が悪いのもあるかもしれない)。
「じゃあ金払うからキャンセルさせてくれ!」
とはいうものの、それはダメだと引き留められる。
なんでダメなんだよ金払うっつーの 笑
どうにかこうにか、シングルルームであることは理解してもらい(奥に1つだけ個室があった)
そこに通され、とりあえずベッドに横になってはぁ、とため息をつく。
まじでこれ、泊まれるにしても環境がきつすぎる。
まずどう考えても3LDK。受付とかなくて、ダイニングの部分でPC叩いて受付がわりにしてる。ホステル、っていうか民泊。
3つの部屋は男性部屋、女性部屋、シングルルームって感じだろうか。
リビングはPCとかソファーとか置いてあって、予約サイトで見た写真の感じ。
部屋には鍵なし。
シャワーとかは借りるにしても、荷物を放置して、、、ってことになる。鍵のかかりそうなロッカーもない。
はぁ、やっちまったなーと思って一旦部屋を出て
「何時に帰ってくるべき?」と聞いて門限確認しようとしたところやっぱり通じず、
スタッフなのか宿泊客なのかわからない若者が2人出て来て、何やら話した後、
彼らのiPhoneの翻訳アプリで意思疎通を図ることに
ほんとうに英語できないんだな、、、
やはり翻訳アプリの精度にも限界があり、何回かやりとりした後、彼らの方から(翻訳アプリを通じて)
「キャンセルしてくれますか?」という言葉が出た。
「お金はいりますか?」と聞くと
「いらないです」と。
喜んで!!!
という流れで、嬉々として荷物をまとめ、ホステルを後にしました。
アプリの若者の後をついて行ったらちゃんとエレベーターあった。そりゃあるよな。ちょっと怖いところにあったけど。
基本英語が通じない
泊まれるところがなくなってしまいましたが、気持ちは落ち着いていました。むしろあそこに泊まる方が無理!!
もう勢いでディズニーホテル取っちゃう?と調べてみましたが当然のごとく満室でした。1泊25,000円〜だし。
それでも秀沿路にたくさんホテルがあるのをここまでの道のりで見て来ているので、もう直で行ってみよう!あんまり高そうじゃないところに、、、
と思って何軒か行ってみたものの
「ティンブドン」
「ティンブドン」
「ティンブドン」
でした。しゃれにならん、、、
秀沿路駅に戻り(カフェやファーストフードに入ろうにもたぶんティンブドンなので入る気も起きない)トリバゴやスカイスキャナーで空いてるホテルをチェックしました。
もうディズニー近くのホテルとか考えてる余裕はないです。
あんまり安いとやはり英語が通じないかもしれません。
上海、生半可な気持ちで金かけずに行くと宿泊予定のホテルもなくなるから注意な←現実に起きてる
— すん (@s_ahhyo) June 29, 2017
ディズニーへ3駅という好立地だったけど、スタッフ全員中国語しか話せないので意思疎通が難しく「キャンセル料はいらないので出ていって」という結果になった
— すん (@s_ahhyo) June 29, 2017
最終的に泊まったところ
最終的に再びB○○king.c○mでこちらのホテルを予約しました。
こちらも上海の中心地ではなく、ディズニーから遠く離れた外高橋保税区北駅(ワイガオチャオ・フリートレードゾーン北駅)にあります。
中心地からは外れていますが、フリートレードゾーンということで、きっと外資系企業のビルがたくさんあって、外国人がよく来るんだろう、っていうかシェラトンだから確実に英語が通じるでしょ、という安易な理由。宿泊費も1泊たったの8000円ほどでした。場所が場所だからね。
つい数時間前にいた場所とのギャップに泣きそう。
当たり前ですが、僕の英語が拙いながらも、きちんと聞いて理解しようという姿勢があるので、理解する前にシャットダウンはされません。日本語は通じなさそうですが。
当日の予約だったのでダブルベッド2台という部屋でした。最高。。。
風呂場。
バタバタしてほとんど何も食べていなかったのでルームサービスも頼みました。
海南鶏飯。85元くらいだったと思う、中国比較だと高いですが、上海ディズニー比較だとまぁまぁ安いです。
うまかったし最高!
成り行きで当日取ったシェラトンですが、当日空きがあった特価なのか、3泊で3万円しないくらいなのに今までの人生で一番高そうな部屋に当たってしまった
— すん (@s_ahhyo) June 29, 2017
貧乏旅のつもりだったのに気づいたらめっちゃ贅沢してる
— すん (@s_ahhyo) June 29, 2017
最後に。
また懲りずにカナダのビクトリアのホテルで一泊する際にホステルに泊まったのですが、やっぱり普通のホステルだった。
今回のがやっぱり異常だったんだと思います。
本来予約さえ取っていればそれほど言葉を交わしたりするようなこともないホテル宿泊ですが、今回は予約の確認すらしてくれなかったので、無事に帰れたことが奇跡というか、よかったなーと思いました。
お金も現時点で徴収された痕跡もなく(そもそも現地支払いのみだったし、予約サイトのノーショー違約金も取られてない)ひとまず安心です。
一応今後の注意喚起も含めて、今回宿泊できなかったホステルも載せておきます(検索よけのために画像で)
綺麗に見えるよね〜もう画像なんて信頼しないぞ。
シェラトンは高い勉強代(ホテルとしては別に高くはない)、というよりはラグジュアリーな空間をありがとう!という感謝しかないです、いやお金は払ってるんだけどね。
これを機に今後の旅行は高級ホテル宿泊を視野に入れていきたいなぁと思ったりもしました。
今まではバックパッカー!ホステル!自分探し!貧乏旅かっこいい!みたいなところあったけど。もうね、若者でもないし 笑
とりあえず言わせてください、シェラトン最高!
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