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世界を旅するDオタの旅行記/映画レビューブログ

『リンクル・イン・タイム』を観て来たけど、よくわからなかったという話。

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リンクル・イン・タイム

ディズニー最新作「A Wrinkle in Time(原題)」を観て来た。

一応本日3月9日が公開日なのだけど、前日8日の夜から2回ほど上映されていて、仕事終わりに観て来ました。

Cocoの公開が10月だったんですけど、その頃から映画館で毎回のようにトレーラーが流れていて、このブログでもちらっと言ったと思いますけど全然面白そうに見えなくて 笑 正直全然期待はしていませんでした。

全然期待してなかったんですが、日本公開はD23 EXPO JAPANで「公開されます」という発表はあった「らしい」のだけど、いつ公開とかは不明で、「公開日未定ということはもしかしたら公開されないかも?」と思い、 ディズニーオタクの矜持として(?)「観れるなら観ておこう、どうせ暇だし」と思ったのであります。

 

その感想です。

 

 

で、思ったことをちらほら書きます。

 

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目次

『A Wrinkle in Time』について

『A Wrinkle in Time』とはマデレイン・レングルという女性作家が書いたSF児童書です。日本では「五次元世界のぼうけん」というタイトルで翻訳されていて、アメリカなど海外ではかなりの知名度の小説だとか。

A Wrinkle in Time (Madeleine L'Engle's Time Quintet)

A Wrinkle in Time (Madeleine L'Engle's Time Quintet)

 
五次元世界のぼうけん (アメリカ編) (国際児童文学賞全集)

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監督はエイヴァ・ドュヴァーネイという黒人女性監督。

代表作はキング牧師を映画化した「グローリー/明日への行進」

現在予想を遥かに凌ぐバリバリ大ヒットを飛ばしているマーベル映画「ブラックパンサー」のオファーもあった(スケジュールの都合で断念)上に、J.J.エイブライムスが「スターウォーズの監督を頼みたい」と言ったほどに期待されている女性監督。

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そして脚本は「アナと雪の女王」で脚本・監督を務めたジェニファー・リー。

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主演は昨年ディズニーレジェンドを受賞した女優・司会のオプラ・ウィンフリーや

クリス四天王*1のひとりながらマーベル映画になかなか呼んでもらえずDCコミックスの「ワンダーウーマン」に出演してしまったクリス・パインなど。

 

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D23 EXPO 2017にてディズニーレジェンドを受賞するオプラ・ウィンフリー。(筆者撮影)

 

オプラ・ウィンフリーはティアナの母親ユードラ役として「プリンセスと魔法のキス」のボイスキャストも勤めています。

クリス・パインは「プリティ・プリンセス2」で映画デビュー、そのほか「イントゥ・ザ・ウッズ」などのディズニー映画にも出演しています。

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あらすじとしては行方不明となった科学者(=クリス・パイン)を父に持つ主人公メグ(=ストーム・レイド)が弟のチャールズ・ウォレス(=デリック・マッカビー)と同級生のカルヴィン(=レヴィ・ミラー)と一緒にMrs.ウィッチ(=オプラ・ウィンフリー)たちに連れられ、五次元世界にゆき、「それ」と呼ばれる邪悪な存在を打ち消し、父親を連れ戻すそうとするお話。

 

わからなかった

 

もう完全に、僕自身の英語力不足だとは思うんですけど、わからなかったんですよね。

 

上に書いたあらすじ程度の内容はなんとなくわかるんですけど、それがどういう理屈で、その「5次元の世界に行くのか」とか「そもそもそのMrs.ウィッチたちは何者なのか」とか、細かいところが全然わからなかった。

 

「5次元世界に行く方法」みたいなところは「テッセラクト」という言葉が使われていて、これって「キャプテン・アメリカ/ファーズト・アベンジャー」や「アベンジャーズ」で出て来た「四次元キューブ」ですよ。

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あれってワームホールを作り出して時空を捻じ曲げて宇宙と地球を行き来することができるものなので、この物語の中の「テッセラクト」も「時空のゆがみ」的なものなのだろうというのはわかったんですけど。

 

まぁそういう、SF的な、ファンタジー的な常識なのかわからないのですが、いまいちピンとくる単語があんまり掴めなくて、ちょっと理解が追いつきませんでした。

 

「わからなかった」から言えること

で、全然わからなかったんですけど、わからないなりに頑張って考えて映画見てたんですけど、めっちゃ疲れました。

まぁ、映像も結構見栄えは綺麗なんですけど、CGバリバリだし3Dだったんで目にも負担かかるし。

でこの映画109分、1時間50分弱しかないんですけど、めちゃくちゃ長く感じました。「最後のジェダイ」や「バーフバリ」より長く感じました。

言葉の壁があるとはいえ、「最後のジェダイ」も字幕なしの英語で見たし、「バーフバリ」なんかテルグ語で英語字幕ですよ。それよりも長く感じるっていうことはどういうことかっていうと「映像で引き込まれない」んですよね。

 

映画って本とは違って画で魅せれるからわかる部分もあると思うんですけど、それが理解の助けになる部分もあるんですけど、この「A Wrinkle in Time」はよくわかんない言葉でバーッと言って、言った後の映像もなんか抽象的でよくわかんなくて、結局何やってんだかわからないみたいな。

 

「Coco(リメンバーミー)」「Thor:Ragnarok(マイティ・ソー/バトルロイヤル)」「スターウォーズ/最後のジェダイ」「ブラックパンサー」とディズニー発の作品が立て続けにヒットを飛ばしていて、しかも英語わからないなりに観ていてきちんと面白いのに対して、「わからないときってこんなにわからないんだなぁ」とか思ってしまった。

 

で、映像で理解させない、言葉で理解させる映画だから、頭使いますよね。

だから多分この映画「日本で大コケするんじゃないか」と思います。

 

「お前、自分が英語わからなかっただけでそこまで言うかー!!」って感じなんですけど 笑

 

だって今時twitterでもツイートの意図が汲めずに曲解してクソリプ飛ばす奴がアホほどいるじゃないですか!(暴論)

 

もちろん頭使う映画でも良作もヒット作もあるんで一概には言えないですけど、現時点で公開日未定なところからしてディズニージャパン的にも「コケるかもしれないから本国の結果見てから慎重に」って思ってることも間違いないと思います。

 

公開される「らしい」というのも、又聞きの又聞きで、ググってもソースが出てこないので、しれっと黙殺される可能性だってなきにしもあらず。

 

すくなくとも僕は映像からワクワク感もハラハラ感も見出せなかった上に、セリフもほとんど理解できなかった。

ただテーマとしてはちょっとだけ「トゥモローランド」っぽいかな?と思いました。全然話違うけど。

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まとめ

まだ公開1日しかたってないのでなんとも、って感じですけど、ロッテントマトとか見てみても評価的には爆死してる感じで、これいよいよ日本公開やばいかも・・・という感じです。

ただ、これだけ映像がすごいのできっとブルーレイは出るでしょう・・・多分!

 

ちなみにルピタ・ニョンゴ主演の「クイーン・オブ・カトゥエ」(日本公開なし)のリリースが決まりましたが、なんとDVDのみだそうです。このご時世に・・・。

奇跡のチェックメイト - クイーン・オブ・カトゥエ - DVD

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散々言いましたが、本当に僕自身の英語力が届かない部分もあったと思うので、日本でリリースされたら字幕つきできちんと見返したいな、と思います。

本当の評価はそこからですね。

 


A Wrinkle in Time Official US Trailer

 

 

追記:DVD発売決定 

リンクル・イン・タイム [DVD]

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日本版タイトル『リンクル・イン・タイム』としてDVD発売とデジタル配信が決定しました、それにあわせてトレーラーも公開されています。

 

 

映像のすごさしか褒めれるところないくらいの映画なのにBlu-ray出さないんだ?

 

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*1:クリス・エヴァンズ、クリス・ヘムズワース、クリス・プラットとクリス・パイン。前3人はそれぞれキャプテン・アメリカ、ソー、スターロード(「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の主人公)としてマーベル映画に出演。