『ミラキュラス レディバグ&シャノワール』がメチャクチャおもしろい。

普段からこのブログをお読みいただいている皆様はご存知の通り、最近ディズニーチャンネルめちゃくちゃ観ている僕です。

現在ディズニーチャンネルで放送されている幾つかの作品の中で、かなり話題となっているアニメーションがこの『ミラキュラス レディバグ&シャノワール』

 

フランスの女子高校生が主人公のフルCG変身ヒーローアニメ。

フランスのアニメですが、製作は仏・韓の共同(日本も東映アニメーションが参加していたが撤退したとのこと)。

ディズニーの製作ではありませんが、日本では現状ディズニーチャンネルの独占放送です。

 

暇な時にディズニーチャンネルをかけ流ししていることがあるので以前からチラチラ観ていたのですが、先日日本公開分の一挙放送が行われていたので、思い切って全部録画して見ることにしました。

 

日本とフランスでは公開されている順番が若干違いますが現在は15話まで公開済み。今回はこの『ミラキュラス』の魅力をご紹介します。

アニメ‘ミラキュラス・レディバグ’のアートブック 「THE ART OF miraculous」 (ハードカバー)

アニメ‘ミラキュラス・レディバグ’のアートブック 「THE ART OF miraculous」 (ハードカバー)

 

あらすじ

ファッションデザイナーを目指す少女、マリネット・デュパン=チェンは、普段は普通の高校生活を送っているが、実は彼女には秘密がある。彼女はテントウムシのクワミ(=妖精)と「ミラキュラス」と呼ばれる魔法のイヤリングで変身して戦うスーパーヒーロー、レディバグなのである。

人々の悪意を利用し、アクマタイズ(=悪者に変身)させる謎の男ホークモスは、彼らを使ってレディバグやシャノワールのミラキュラスを奪い世界を征服しようと考えていた。

レディバグは、黒ネコのクワミと指輪のミラキュラスで変身するもう一人のヒーロー、シャノワールとともに日々、アクマタイズされた人々を元の姿に戻しパリの街を救っている。

マリネットはクラスメイトでファッションモデルのアドリアン・アグレストに恋をしていたが、実はアドリアンこそがシャノワールの正体であった。シャノワールはレディバグに恋をしていて積極的にアプローチするも、彼の正体を知らないレディバグはいつも軽くあしらっている。

ヒーロー稼業と学生の両立にすれ違う恋の四角関係を描く、ハラハラドキドキのスーパーヒーローアニメ。

 

ヒーローラブストーリー

この作品の魅力は何と言っても奇妙な四角関係にある。

本来の姿ではマリネットはアドリアンに片思いをしていて、ヒーローの姿になるとシャノワールがレディバグに片思いをしている。

ヒーローの掟としてその正体はお互いにも秘密にしなければならない。それぞれが片思いの相手であるとはつゆ知らず、アドリアンの前ではあがってまともに話もできないマリネットや、キザっぽく大胆にアプローチしているにも関わらずレディバグに相手にされないシャノワールの姿はもどかしくぞわぞわする面白さ。いわゆる「ムズキュン」というやつです。

 

あがり症でドジで失敗ばかりなマリネットから、正義感が強く頭の切れるレディバグへ。お金持ちで余裕のあるクールなアドリアンから、お調子者で口数の多いシャノワールへの変身という、姿を変えることで抑圧している性格が引き出される様も面白く、レディバグとシャノワールの能力の違いから、シャノワールはあくまでも補助的な役割しか果たせず、バトルシーンのとどめを刺すのは必ずレディバグという、元の姿の時との立場の逆転ぶりも見所。

 

本格的なバトルシーン

基本的に1話完結型で1話ごとに一人の人物がアクマタイズされ、パリの街を脅かす。

エッフェル塔やルーブル美術館のピラミッドを舞台に、低年齢向けアニメとはとても思えないド派手で本格的なバトルシーンが展開される。

 

レディバグの特殊能力「物を生み出す力」により必殺技の「ラッキーチャーム」でピンチを切り抜けるためのアイテムを取り出し、アクマタイズされた人々をアクマから解放する。

アクマタイズされ悪者になった人々の能力や戦い方も、その人の好きなものとリンクしているしその時々で様々なバトルが繰り広げられるのも本作の魅力。

 

また、レディバグの武器のヨーヨーを使ったアクションやパリの街を飛び回る姿はスパイダーマンのオマージュでもあると思われる。

(アニメ内でレディバグが受けたインタビューで「実験中のテントウムシに噛まれた?」と聞かれるシーンもある)

 

 悪い奴は一般市民

『ミラキュラス』のストーリーごとの悪役は毎回変わる。蛾のミラキュラスを悪用し、人々を操るホークモスは無実の一般市民の傷ついた心、恨みの感情に漬け込んで人々をアクマタイズするのである。

アクマタイズされる人々はパリの一般市民で、その多くはマリネットのクラスメイトだったりその親戚だったりする(全く関係ない人がアクマタイズされることもある)

 

正体こそ隠してはいるが、普段は友人として付き合いをしている友人たちのパーソナリティにスポットを当て、決して物語の主人公にはなり得ない何気ない彼らの「大切なもの」や「守りたいもの」を描いていく。

キャラクターごとに能力や戦い方も千差万別。

アクマに囚われているのが自分たちの大切なクラスメイトであるというのも、彼女たちの「戦う理由」であり「絶対に負けられない理由」にもなっている。アツい。

 

クズを絵に描いたような恋のライバル

アクマタイズされてしまう人々の原因の約90%ほどが、クラスメイトでアドリアンの幼馴染、そしてマリネットの恋のライバルであるクロエ・ブルジョアである。

高級ホテルに住む超お金持ちで、パリ21区の絶対的な権力を誇る区長の娘でもある。マリネットへのイジメは日常的かつ、人をからかうのが大の得意で、自分に好意を寄せている人間でさえ自分と釣り合わないと考えたら徹底的に恥をかかせようとする、もうどうしようもないクズ野郎なのである。

 

だいたいの話が彼女の行動、言動がきっかけで、登場人物のプライドをズッタズタにしてしまい、ホークモスに操られるきっかけにされてしまう。

 

そんな、アドリアンに恋をしていてマリネットをイジメるクロエのことでさえ、レディバグは毎回救ってみせるうえ、正体を知らないクロエはレディバグに憧れ、シャノワールのことは信頼していないというここでもまた逆転の展開が起きているのも面白いところ。

 

明らかになっていく謎

『ミラキュラス』は時系列がバラバラになっていて、第一話ではすでにレディバグたちが活躍している世界から始まる。

彼女たちのキャラクターや戦い方や能力の説明などは一切省かれ、とりあえず物語にのめりこませて、ストーリーを通して徐々にそれらを理解していくような手法をとっている。

 

その彼らのオリジンに当たるのが日本公開版の12話と13話(フランス版は25話と26話)である。

これを観ることによって、彼女たちがどうやってミラキュラスを手に入れたのか、ミラキュラスのヒーローたちは彼らだけなのか、そしてラスボス・ホークモスがなぜミラキュラスを狙うのかという事実が明らかになる。(そして勘のいい人はホークモスの正体にも気づいてしまう、合っているかはわからないが)

 

まとめ

『ミラキュラス』はいいぞ。

 

2018年9月現在、まだ日本公開は15話まで。

今後ミラキュラスのヒーローが増えていったり、ホークモスの正体にレディバグたちが気づいていく展開も考えられると思うので非常に楽しみ。

IMDbによると2019年9月までのシーズン3までは確定しているっぽい?ので(日本公開がいつになるかはわからないが)長く楽しめるシリーズになりそうです。

 

 

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