『MEG ザ・モンスター』はディズニー好きにおすすめする海底ロマン・サメ映画である。

ディズニーチャンネルの感想記事の合間にぶっこむ映画ではありませんが『MEG ザ・モンスター』観てきました!

 

実は僕サメ映画を観たことがなくてですね。

というのも、かなりのビビりだったので長いことホラー、モンスターパニック系を避けて生きてきたんですね。『ジュラシック・ワールド』は2本とも見ましたが、過去の『ジュラシック・パーク』はまだ1作も見ていないレベルです。

USJの「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」も高校生になるまで乗れませんでした(「ジョーズ」は落ちないから乗れた)

 

話を戻しまして『MEG ザ・モンスター』(原題:The Meg)はワーナーブラザーズ制作・配給、中国資本のグラビティ・ピクチャーズが共同制作で出資して出来上がった巨大サメ映画。

カナダの劇場でフランク・シナトラのSomewhere Beyond The Seaの流れる陽気な予告編を見た時からちょっと気になっていて、twitterでジェイソン・ステイサムをこよなく愛する映画ファンがツイートしていたのをきっかけに観てきました。

 

今回この映画が僕にとって初めて「サメ映画」であり「ステイサム映画」となりました。

そしてこの映画ディズニーファンの僕としてもかなりビンビンくる部分があったので、ぜひディズニーファンのみなさんに観てもらいたいなと思いました。

 

※基本的にはネタバレなしですが、一部映画の内容に触れる部分があります。

当然ネタバレのラインは人によって違うので「なんの情報も入れたくない!!」という方は読まないでください!

 

warnerbros.co.jp

 

目次

 

 

ディズニー好きにおすすめする理由

『ファインディング・ニモ』への目配せ

僕は「サメ映画を観たことがない」と言ったばかりだけど、実は「最もヒットしたサメ映画」を観たことがある。

それは何かご存知だろうか。

 

実は『ファインディング・ニモ』なのである。

www.boxofficemojo.com

まぁこれあくまでも「Box Office Mojo」がおそらく独自に選んだ「サメジャンル」なので、「いやそもそも『ニモ』はサメ映画じゃねーだろ!!」って話なんだけどね。

そのMojoの謎基準により最もヒットしたサメ映画が『ニモ』ということになっています、はい。

 

 しかしながら、製作陣も『ファインディング・ニモ』を意識した部分があるようで、劇中なんとジェイソン・ステイサムが『ファインディング・ニモ』でドリーが歌うJust Keep Swimmingを歌うシーンがあります。

 

英語ですが、本編シーン&監督による解説を含むのでご注意。

 

またこの記事の最初に紹介した英語版トレーラーで使われているフランク・シナトラのSomewhere Beyond The Seaはファインディング・ニモのエンディングでも使われているし。

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前半1/4が現代版『海底二万マイル』

「MEG」はただのサメ映画ではなく「モンスターサメ映画」です。

あらすじとしては海洋研究の一環で「マリアナ海溝には実際に知られているよりももっと深い部分がある」ことを証明するため潜水艦で突入した調査団が、そのマリアナ海溝の奥を見つけた矢先に謎の深海生物に襲われて帰還できなくなってしまうところから始まります。

 

この深海の探検・救助シーンがまさにジュール・ベルヌ原作のディズニー映画「海底二万マイル」感を思わせるビジュアルで打ち震えます。

より現代的なメカを利用しての潜水となるため、スチームパンク的なロマンこそありませんが、まさに現代版『海底二万マイル』を体験できる前半戦となります。

4DXで観たい。 

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映画として

サメ映画をまともに見たことがない僕がどうこう語るのはあまりにもアレではあるのですが、『MEG』面白かったです。

サメ映画ジャンルの最高峰として君臨するスピルバーグの『ジョーズ』しっかりお金をかけて人間ドラマにもスポットを当てたのは有名な話で(観てないけど)それ以外のサメ映画はとりあえず『ジョーズ』にならって人間ドラマを盛り込んで『ジョーズ』の二番煎じになっていたり、真逆にB級感を前面に出してトンデモなサメ映画を量産していたり、という話をよく聞きます。(観てないけど!!)

 

じゃあこの『MEG』はどうなのかというと、お金に関してはめちゃくちゃかけられているんですね。

CGもめちゃくちゃ綺麗でとてつもないデカさを除けばサメにも違和感はない。最新鋭のメカはまるで宇宙船のようで、スター・ウォーズEP1のグンガンからもらったボンゴ(潜水艇)でモンスターから逃げるシーンを思い出しました。

 

一方で、このサメ映画で描かれる、取ってつけたような恋愛描写は若干不完全燃焼といった感じで実に中途半端な印象を受けたのも事実です。

 

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B級感

しかしながら予告編やポスターでも見られる「ステイサムが銛でサメと戦う」シーンのような「アナログ感」のある撃退方法や、思わず「バカでしょ!!」と言ってしまいそうになる作戦展開などB級感も満載。

 

それから意図してそれを狙っているのかはわからないが、物語の舞台を中国にすることで、「ビーチでサメに襲われる陽気なアジア人」の描写がこの「B級感」に拍車をかけているような気さえしてしまった。

確実に人種バイアスのかかった差別的な感想で自身が恥ずかしくも思うし、同じアジア人としてむず痒い部分でもあるのだが、この言いようのない「らしさ」は白人黒人ばかりのビーチではなし得なかったかもしれないとも思う。

 

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「ステイサム」という説得力

最初にお話しした通り、僕は今回「ステイサム映画」も初体験でした。

まぁ何かとtwitterで「ステイサムはやばい」という意見を聞いていたので僕の中にも「ステイサムバイアス」がかかっていたのかもしれない。

 

前述した「バカでしょ!」と思うような作戦も、ジェイソン・ステイサムがすることによって圧倒的な説得力を得ます。

泳いでいるときに巨大サメが現れても、驚くような描写こそあれ、その目には恐怖はない。仲間が殺されそうなときには身を呈して助け出す。

全長25メートルの巨大モンスターザメであろうとも、ステイサムの前ではただのサカナになってしまうのである。

 

『MEG』にはリー・ビンビンやルビー・ローズなど、洋・中の絶世の美女たちも登場するが、彼女たちを差し置いて劇中シャワーシーンを披露するのもジェイソン・ステイサムである。男は筋肉で語る。ジェイソン・ステイサムはヒーローでありヒロインなのだ。もう自分でも何言ってるのかわかんねぇ。

 

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まとめ

 

『MEG』はいいぞ。

 

同じく今年公開されたモンスターパニックムービーの『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のように、見ている途中で「この映画にはこんな大きなメッセージが・・・」と感じられるような映画ももちろんすごく好きです。

映画としての評価で言えば『JW2』の方が好きなくらい。

 

でもこの映画は、余計に感じられた恋愛描写を除けば、単純に「サメを恐れ」「ステイサムに惚れる」ということだけが一貫したシンプルな映画でした。

何も考えず、劇中の恐怖心を煽る展開にビクッとしながらも、ズボラな作戦を笑ったり、細かい部分に仕込まれたネタを楽しめる良い映画だと思います。

かなり大ヒットしているようで、みなさんぜひとも体験してほしい映画ですね。

 

 

MEG(メグ)

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