1月末と2月中旬に2回、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの新エリア「スーパーニンテンドーワールド」のテクニカルリハーサルに行ってきました。
だいたいTDRだと「スニークプレビュー」とかUSJでもいままでは「ソフトオープン」とか呼ばれていた、グランドオープン前のテスト期間ですが、
コロナ禍の緊急事態宣言によるグランドオープン日が未定になったことからニンテンドーエリアは「テクニカルリハーサル」という名目でオープンしているみたいです。
土日はそうでもないみたいですが、僕が遊びに行った2日は平日だったのでエリアのクローズ時間が早かったり、日によって整理券不要だったり整理券対応だったりと、人の多さによっていろいろ変動しているみたいなので、
ここに書いてある情報だけを鵜呑みにするのではなく是非とも現地で情報収拾して楽しんできてください。
もうUSJ公式によるネタバレのSNS規制も無くなりましたので、
この記事はエリアおよびアトラクションのネタバレをがっつり書かせていただきますので自己責任でお読みください。
よろしく。
目次
1月下旬
ニンテンドーエリアには2回いったのですが、なんと2回とも大雨で非常についてない感じでした。
まずはその1回目。
アーチの下の看板やフラッグは見事にニンテンドー仕様です。
よく見ると20周年もありますね。
入園すると、もうすでにエリア外の店舗でもニンテンドーグッズがひしめき合っています。
グッズはまた後ほど。
もともとスーパーニンテンドーワールドは2021年2月4日グランドオープン予定でしたが、この時期には緊急事態宣言が発令されており、グランドオープン日も未定になっておりました。
TDRのように制限人数は発表されていないものの、チケット枚数を制限するよ!入場制限の可能性あるよ!と事前に告知されていたため、USJは見事にガラガラです。
スーパーニンテンドーエリアはJAWSのあるアミティビレッジとウォーターワールドの間に入口が存在し、
ハリーポッターエリアのようにちょっと道を歩かされて、
もともと駐車場のあったエリアに建てられています。
場所的には正確な位置はわかりませんがおそらくJAWSの真裏かつ、ハリーポッターの真横。
ジュラシックパークエリアのアーチ正面、ウォーターワールドへ向かう場所に看板が立っているのでわかりやすいかと思います。
テクニカルリハーサルに関してはこんな風に看板が出ているのと、定期的にパーク内にアナウンスが流れます。整理券の有無もそこでわかります。
この日はメインアトラクションの「マリオカート 〜クッパの挑戦状〜」は行われていませんでした、残念。
ところどころにはてなブロックと土管、足元にスコア風にマリオの発売年月が記された小道を歩いていきます。BGMにコインをとった時のチャリンチャリンの音が混ざっていて楽しい。
そして正面ゲート。
右側の土管は後ろ部分が人が入れるようになっていて、記念撮影のスポットになっています。
こちらの手前にはカートがあり、パワーアップバンドが購入できます。
それではワープ土管の内部へ。
土管を抜けるとピーチ城内部にたどり着きます。
「スーパーマリオ64」で見た絵画が飾ってありますね(私は友達の家でやらせてもらった程度の知識ですが・・・)
これらの絵も、城の内部の落書きにもこの「スーパーニンテンドーワールド」全体のストーリーに関わってくるのでよく観察して、アプリなどのストーリーを見ながら楽しむと良いかと思います。
じゃん!スーパーニンテンドーエリア。
スペースとしては狭いのですが、かなり立体的なエリアで、3階建くらいの縦に広いエリアになってます。
結構急な階段の上り下りが必要になりますが、エレベーターもあるので安心。
混んだら大変そうだけど。
お城を出てすぐ右手にはピーチ姫のグリーティングができるガゼボがあります。
パワーアップバンドとキーチャレンジ
とにもかくにも、
このエリアを楽しむにあたって重要になるのが「パワーアップバンド」
アプリと連動することで、エリアでゲットしたコインやスタンプがスマホで確認できるほか、ランキングが表示できたりします。
お友達を「ウォッチリスト」に入れることで友達とスコアを競い合うこともできるのでみんなで盛り上がれます。
また、「キーチャレンジ」というアクティビティはパワーアップバンドがないと挑戦できないほか、
いくつかあるキーチャレンジをクリアして鍵を3つ以上ゲットすると「クッパJr. ファイナルバトル」という体験型アトラクションに挑戦できます。
「パワーアップバンド」の種類はマリオ、ルイージ、キノピオ、ヨッシー、ピーチ、デイジーの6種類。それぞれキャラクターごとにランキングも表示されるのでチームで競い合うこともできます。
一番可愛かったキノピオに。
裏面にQRコードが付いているのをアプリで読み取っていざ!コイン集めスタート!
このようにエリアにあるいくつかのはてなブロックを叩いてコインをゲットしていきます。
そしてキーチャレンジに挑戦!
この日はマリオカートがなかったこともあり、ほぼキーチャレンジに時間を費やしました。
パークオープンが10時でニンテンドーエリアクローズが確か14時ごろだったと思うので、ゆっくりしているとすぐ終わってしまいます。
キーチャレンジは
クリボー、ノコノコ、ドッスン、パックンフラワー、ボム兵の5種類あり、
ドッスンとボム兵以外は野外なので、この日みたいな雨の日は結構濡れます。
また、かなり体を動かして楽しむのでめちゃくちゃ大変!でもかなり楽しいです。
クリボー・クルクルクランク
パックンフラワー・アラームパニック
ドッスン・フリップパネル
これはキーチャレンジの入り口にいるドッスンで、ゲーム自体は中でやります。
そして、かなりおひとり様に厳しいというか、
クリボー、ノコノコはひとりプレイのゲームですが
それ以外はひとりでも挑戦自体はできると思いますが、
2人以上、だいたい3人くらいいないとゲームクリアはなかなか難しそうです。
ニンテンドーダイレクトでもちょこっと紹介されていたボム兵のゲームが一番楽しかったですね。
ヨッシーアドベンチャー
ひととおりキーチャレンジを終えたら次は「ヨッシーアドベンチャー」へ。
全然なんてことのないほのぼのライドですが、
一応ストーリーがあり、パワーアップバンドでスタンプを貯めることも可能。
身長制限のパネルもヨッシー。
キューラインは「ヨッシーアイランド」風になっています。
キノピコの家の前でストーリーを聞くのですが
この屋根の上には・・・
ピクミンが。
スーパーニンテンドーエリア、
現時点ではほぼ「マリオ」の要素しかないのですが、こういう感じで隠れピクミンが点在しています。
ヨッシーの背中に乗ってニンテンドーエリアを上の方から俯瞰できます。
かなり子供向けだと思うんですが、位置が高いからか身長制限はあるので大変だね。
キノピオ隊長。
ピープルムーバー的な感じでエリアを移動します。
かなり短いので子供は乗りたがりそうですが、例えば混雑してて2時間待ちとか言われたら正直待ちたくないアトラクションですね。
なんかこう、もっといろいろ工夫できたやろ!って思ってしまうアトラクションでした。
出口には「ヨッシー・スナック・アイランド」というテイクアウトコーナーも。
ニンテンドーエリアに毒されると、この叩けない位置のブロックも叩きたくなります。
ヨッシーのラッシーは飲んでみたいし、プラカップが可愛い。
エリアはここでどん詰まりになっているのですが、
噂の「ドンキーコング拡張エリア」を思わせるゲートも用意されています。
正直ドンキーコングよりカービィ来て欲しい。カービィって任天堂単独コンテンツじゃないから無理なのかもだけど。
一応ニンテンドーエリアのトイレも可愛い感じになってます。
クッパJr.ファイナルバトル
パワーアップバンドを手に入れて「キーチャレンジ」を3つ以上クリアすると、「クッパJr.ファイナルバトル」に挑戦できます。
場所はマリオカートの真横。
入り口の鍵にパワーアップバンドをかざして鍵が確認できたら入場させてもらえます。
クッパJr.
キューラインも見どころ満載。
クッパJr.を倒すためのゲームに挑戦できるのですが、
完全に自分がゲームの中に入り込んで、全身を使って戦う、かなり楽しいゲームでした。
ぶっちゃけ、これに挑戦するためだけでもパワーアップバンド買う価値はあります。
ちなみに、スコアは散々でした 笑
ニンテンドーエリアのいろいろ
エリア1階ではマリオ達のグリーティングも行われています。
雨降っているときはフォトが購入できるところの隣で。
雨がやんでいるときは中央のはてなブロック周辺で行われます。
マジでキノピオかわいいから。
座って食べれるレストランはここ「キノピオカフェ」のみ。
ちょっと高価すぎるのと、エリア自体が14時までなので早めにラインカットされてしまい、まだ食べれていません。マッシュルームのハンバーガーマジでうまそうなんだよな。
ちなみにこの日、マリオカートはオープンしていませんでしたが、入り口のところには写真撮影で入ることができました。
じゃん!クッパ像。iPhone8の拡大したガビガビ画質ですみません。
ゲストがいない貴重な撮影だったのに・・・。
ピットクルー専用が「クッパ専用」と訳されているのはいささか問題があるような気がしないでもない。
ニンテンドーエリアのトラッシュカンはシンプルなものが多いのですが、
クッパ城はこだわっていました!いいよ!
そうこうしているうちにエリアクローズの時間になっていったのでそそくさと撤退します。
あー楽しかった。
グッズ
エリアで全然ゆっくりグッズを見れなかったので、
USJ入ってすぐのユニバーサルスタジオストアでグッズ拝見。
このトミカはマジで全部欲しい。
お土産の定番の、飛び出すボールペンもあるよ。
ユニバーサルスタジオストアでもスタンダードなお土産は結構置いてありますが、
やっぱりエリア内にしか置いてないお土産も結構あるので、じっくり見たいところです。
撮影した日付がバラバラですが、JRの大阪環状線/ゆめ咲線ではニンテンドーエリア仕様の電車も走っています。
2月中旬
というわけで、今日こそマリオカートに挑戦!
ということでやってきました
もうこの頃には「マリオ入れるらしいよ」という噂がしっかり広まっていたのか
パーク内はゲストがほとんどいないにもかかわらず、ニンテンドーエリアは結構な人がいました。
またもやガラガラのUSJ。まぁ、雨も降っていたので・・・。
マリオカート 〜クッパの挑戦状〜
と、いうわけで「マリオカート 〜クッパの挑戦状〜」に乗って来ます!
ブレブレですみません。
マリオカートのいいところ、キューラインですね。
本当に素晴らしいです。
階段があって登ったりするのが逆に本当にクッパ城を探検している気分になります。
マリオ型のヘッドバンドを渡され、ゲスト全員がマリオに変身。
ニンテンドーエリアのキャッチフレーズの「We are Mario!」ってまさかそういう意味だったのかと思わされます。
プレショーもかなりテンションが上がります。
彼らはゲームの前にこんな体験をしていたのかと、レースに挑戦するマリオ達の気分になれます。
マリオ達の衣装も。
ルイージマンションの掃除機・・・?
そしてここでもマリオ以外の「ニンテンドー」を感じる要素として「Mii」がちらっと登場します 笑
まぁ私のニンテンドーのハードはN64と初代DSで止まっているので、Miiとか作ったことないんですが・・・。
4人乗りのライドに乗り込み、ハンドルの下にあるゴーグルをばちっとマリオのヘッドバンドにはめ込み準備完了。
パワーアップバンドを持っている人は読み込んでねとは言われたけど、読み込んでたのかどうかはあんまりわからなかった(アプリには反映されていました)
当初、マリオカートができると聞いたときは
アナハイムのディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーにある「ラジエーター・スプリングス・レーサーズ」とか、フロリダのエプコットにある「テストトラック」的なアトラクションを想像していたのですが、
出来上がったものは全く違うものでしたね。
なんていうか「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」とか「トイ・ストーリー・マニア!」の超進化版です。
ARとシューティングを合体させたアトラクションで、
シューティングの命中によってレースでの順位も微妙に変わる感じなのかな?
ゴーグルにゲストそれぞれの映像が映し出されることによって、
ゲストごとに毎回異なる体験が提供できるっていうのは
スター・ウォーズ・ギャラクシーズ・エッジの「ミレニアムファルコン:スマグラーズ・ラン」っぽくもある。
その技術と、これを実現させようとおもった意気込み、そして実際に形にしたのは本当にすごいなと思いました。
ただ正直、今はともかく今後グランドオープンして長時間待ちのアトラクションになるのは目に見えてるので、なんども挑戦するのには時間がかかるのだろうに、このスッと理解できないシステムの難しさは、ちょっと大変かなと思いました。
ゲーム性があって楽しいし、本当に何度も乗りたくなるアトラクションだし、そのためのパワーアップバンドでもあるんだろうけど、
能動的に動かなければいけない分、これまでのアトラクションとは全然違うので、
1回乗っただけではよくわからないまま終わってしまう可能性はあるなと思いました。
もっとシンプルでいいよ。
そしてディズニーならもっと没入感というか、「技術」を感じさせないまま超すごい技術を導入するんだろうな、というテーマパークのコンセプトの違いを感じました。
アトラクションの出口には「マリオモーターズ」というショップがあって、
ここにはここ限定のグッズも売ってるので要チェックです。
写真がなくてすまない。
と、いうわけでスーパーニンテンドーエリアを体験して来た2日間でした。
とはいえ、まだグッズもちゃんと見れてないし、フードも食べれてないので、
あんまり大所帯じゃないときにでもじっくりと探索してこようと思います。
グランドオープンはいつになることやら。
それでは。
その2を書きました!