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バンクーバー&カナディアンロッキーへ男二人旅 その7 〜5日目・折り返し!アルバータ牛とエメラルドレイク〜

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2017年冬、ワーキングホリデーにてビクトリア滞在時に韓国人の友人Jとバンクーバー&カナディアンロッキーを巡る旅行をしてきました。

 

旅行記も折り返しとなって来ました。
まだツアーは2日残っていますが、1日じゃバンクーバーに帰れないので折り返しです。
ぶっちゃけ観光は今日で最後。

 

前回の記事

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目次

大雪のカナナスキス散策

不機嫌な朝

この日は朝6時にJに起こされました。

 

僕「えっ、、、昨日『朝食9時からの10時出発』とか言ってなかったっけ、、、」

 

J「言ってない言ってない!7時朝食の8時半出発!7時半からちょっとだけホテル周辺探検するって」

 

僕が聞き間違えたのか、Jが言い間違えたのかはわかりませんが(少なくとも僕は聞き間違えたとは思ってない)9時起きのつもりだったのが3時間早く起こされてめっちゃ不機嫌でした。


るんるんでシャワー浴びてパンツ一枚でウロウロしてるJに「Are you OK?」と聞かれて「No」って答えるくらいには眠たかったし疲れてた。


疲れてる原因に、なぜかカナダにいるのに韓国語漬けの毎日というのがあるのは否めないな、と思いました。


始めこそおもしろかったのですが、それが何日も続くとちょっと厳しいものがあります。
まぁ、ここまで考えてなかった。悪いのは自分だね。

朝食

朝食はホテルの中の大広間で簡易ビュッフェでした。品数はそんなにない。
朝の不機嫌を引きずっていた上に、お皿がぺらぺらの紙皿で雰囲気も何もなかったので特に感想もないです 笑

 

コーヒーはスタバ製でした。

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でも初日に泊まったレベルストークのホテルはルームコーヒーがスタバ製だった。飲むタイミングなかったけど。


グレード的には初日のホテルが一番良かったかなーという感じですね。

 

吹雪の中、外へ。

このデルタ・ロッジはロッキー山脈を見渡せる絶好の位置にあるそうで、朝食後にツアー客の元気な人たちを中心にホテルの敷地内を散策しました。

 

めっちゃ吹雪いていた上に例のスキーパンツを部屋に置いて来てしまったのでめちゃくちゃ寒かった。

 

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誰も歩いていない、雪山の公園のような敷地内をぐるっと一周してから、ホテルの部屋に戻るともう8時前。

 


このホテル周辺散策時間を使って寝ていたかった、、、とも思いましたが、
どうせ移動時間ずっと暇なのでバスで寝ることにして、とりあえず元気出していこうと気持ちを切り替えました。

バスが動き出す頃にはかなりの吹雪になっていて、調べたら-7度だった。

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バンフの隣町キャンモアへ

トイレ休憩だけ

キャンモア(Canmore)はバンフの隣町で、カナナスキスとバンフの中間くらいに位置します。
バンフ以上にのどかで静かでローカルな街、ということです。
今回は本格的に滞在したわけではなくトイレ休憩でキャンモアの街に寄ったのですが、ずっと寝てたのでキャンモアがどんな街なのか一切わかりませんでした。レポとしての役目を果たせていない。

っていうかほんの20分程度のトイレ休憩で「キャンモアも行きました!」とか、言われる側の身にもなってみろよ!?

スポンサーの健康食品販売

トイレ休憩を終えてバスが発車し、しばらくすると停車。韓国語で説明があって、レストランの隣に建てられたプレハブ小屋みたいなところへツアー客全員で入ることになりました。
ずっと韓国語で何が始まるのか皆目見当もつかなかったのですが、なにやら韓国語で健康食品のプレゼンテーションを見せられます。


あー、スポンサーのやつか、、、


と思いながら韓国語なので全く理解できないまま、ただただ時が過ぎるのを待ちました。
プレゼンテーションが終わり、その健康食品(栄養ドリンク的な、薄めて飲むシロップ?)の試飲のタイミングでJとともに外に出ました。結構な値段だったけど、韓国人のおばちゃま方はバカスカ買ってた。

 

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J。

ツアー客のショッピングが終わるまではJとともに駐車場に積もった雪に寝そべって写真撮ったり雪遊びしてました。

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バンフダウンタウン再び

ボウ・フォールズとバンフ・スプリングス・ホテル

この日のランチはバンフのダウンタウンで完全自由行動となっていました。
というわけでバスは昨夜に訪れたバンフのダウンタウンへ再びたどり着きました。
ですが、ランチの前にバスでボウ・フォールズを観に向かいます。

ボウフォールズとはバンフダウンタウンを流れるボウ川のほとりが小さな滝になっているスポットで、
かの昔マリリン・モンローとロバート・ミッチャムの映画『帰らざる河』の撮影場所としても有名とのことです。
古い映画ですので僕も知りません。

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そのボウ・フォールズの真横には森の中にお城のようにそびえる「バンフ・スプリングス・ホテル」があり、かなりの圧巻です。

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しかしバスはまともに写真を撮らせてくれる余裕もなく通過、、、ボウ滝へ。

 

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案の定滝は8割凍ってましたが、広大な自然を間近で見れて、しかも空気が澄んでて最高。

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バンフ・スプリングスはこの奥にあります。本当にお城みたいですよ。

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こちらの公衆電話は熊が持って行ってしまったとか 笑

 

ここのバンフスプリングスも、前日のレイクルイーズもそうだけど、絶景を目の前に絶景と歩調を合わせた格調高いホテルをどーんと持てるフェアモント、すごいよね、、、

いつか泊まってみたいねぇ。

 

目指すはアルバータ牛。

いい具合にお腹もすいて来て、ランチの時間に!再びバスに乗り込みダウンタウンへ向かいます。5分くらいで着く。
ということで自由時間スタート!

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昼間のバンフの街並みも、空気が澄んでいてとても気持ちがよく、寒いけど晴れているので清々しい。


ビクトリアやバンクーバーは冬は雨が多いので、寒い上にパッとしないのだ(部屋は浸水するし)

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Jに「何食べたい?」と聞かれましたがあまりに連日韓国料理もしくは中華料理なので気持ち的には「洋食ならなんでもいい」くらいの感じでした。

 

バンフの街はカジュアルなイタリアンやステーキハウスが多いイメージです。街自体が国立公園みたいな感じですが、ファーストフードもありますし、かなりの人数の日系人・日本人が住んでるとのことでスシレストランも多いです。

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日本人向けのグロセリーストア。

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日本人観光客向けの日本語表記。

 

とある韓国人一家と、先日一緒にバーで飲んだ韓国人女子と一緒にお店を探していたのですが、お目当のステーキハウスが4pm開店と知って断念。

かなり極端なことにその韓国人一家&女の子は「マクドナルドに行く」と言い出したので別行動をすることに。

 

Jがオススメのステーキハウスをググって、ダウンタウンのちょっと奥まったところにあるこちらのお店にたどり着きました。

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中に入るとめちゃくちゃラフな格好のおじさん(客かと思った)がテーブルに案内してくれて、メニューをテーブルに雑に放り投げてくれました(日本でやったら絶対クレームもんだけどここはカナダなので笑い話)

 

というわけで念願のまともな洋食!アルバータ牛のステーキ!!

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ガーリックトーストもなかなか美味しいです。

 

フレンチフライにしちゃいましたがマッシュドポテトがオススメらしいのでマッシュドポテトにすれば良かった。
かなりボリュームはありましたがコーヒーとチップ込みで30ドルいかないくらいでした。

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店内。
お客さんで日本人の女子学生グループがいた。

 

自由時間ほぼなし

食事を終えると結構ギリギリの時間で、とうとうお土産をゆっくり見る時間がありませんでした。


一応Jに「お土産見る・・・?」と聞いてみるも「No」って言われてしまった。


本当にRootsのBanffって書かれたパーカーがね、、、欲しかったの、、、。

 

ちなみにBC州とアルバータ州では消費税が全然違うので、同じものでもバンフで買っておいたほうが安いことが多いんだとか。へー!
調べて見ると、国税は全州共通の5%なのですが、BC州は州税がそれにプラスで7%、アルバータ州はなんと州税なし!だとか!7%も値段が変わる、、、

話はそれましたが、さらーっと街を写真に納めて、集合時間のためバスに乗り込みました。

さらばアルバータ州

再び、ヨーホー!

バンフを出てしばらくするとまた雪山の道が続きます。


このころからだんだん圏外が続き、もう本格的にバス内では寝る以外に選択肢がなくなっていました。

 

気づいたらアルバータ州を抜け、ブリティッシュ・コロンビア州に戻っていた我々は、初日に通過した「ヨーホー国立公園」へ向かいます。本日最後の観光スポット。

「ヨーホー」とはここら辺の地域のネイティブアメリカンの言葉で「すばらしい」という意味らしいです。
その名の通りの素晴らしい景色が広がっています。

まずはエメラルド・レイク

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まずはエメラルド・レイクへ。レイク・ルイーズのように凍りついていたので、独特のエメラルドカラーは今回も拝めず。


湖までは結構高さがあるので、凍った湖の上を歩いたり、ということはできません。
夏はカヌーレンタルなどもやっているようです。

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ロッジもあり宿泊も可能だとか。
周辺に何もないので、雪が降りすぎたりするとかなりのサバイバル生活を求められそう。

 

続いてナチュラル・ブリッジ

またバス移動し、今度はナチュラル・ブリッジへ。バンフもそうですが、ここヨーホー国立公園もとてつもなく広いです。
ナチュラル・ブリッジはその名の通り、氷河が溶け出て流れた水によって岩が削られてできた「天然の橋」です。

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こんな看板も立ってます。

 

バスを降りて進んでみると、、、、おや?

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水が凍ってない!

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とうとう!エメラルド色の湖を見ることができました!!ヨーホー!!

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雪で覆われてしまっていますが正面にあるのがナチュラルブリッジ。その下の、岩の裂け目から滝のように水が流れています。
かつてはその上を渡れたらしいのですが落ちたら100%死ぬから禁止になったとのこと。

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ヨーホー!きれいだ!

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このツアーで最後の観光スポットで、やっとのことでエメラルドな湖を見れて感激です。終わりよければ全て良し。

あとは帰るだけ

圏外の雪山をゆく

もうここからはひたすら帰路って感じです。
途中雪が降りすぎて交通整理みたいなのに引っかかったり、どう見てもプレハブな簡易トイレで猛吹雪の中トイレ休憩があったりしました。バスの中はあったかいけど圏外なので暇。みんな疲れてて喋るのもしんどいので(韓国語だし)もう寝るしかありません。

帰りのバスではカナディアンロッキーを舞台にしたシルベスター・スタローンの映画「クリフハンガー」を流していましたが、多分誰も見てなかった。

クリフハンガー [Blu-ray]

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再びサーモン・アームへ

数時間後、雪もすっかり落ち着き、バスは1日目に訪れたサーモン・アームへたどり着きました。
1日ではバンクーバーまで戻れないので、本日はここで夕食を食べ、ホテルに泊まります。

夕食は中華(写真なし)

知ってた。

 

店員がほぼカナダ人でアジア系を一切見なかった、、、。


複数人で相席になりテーブルを囲むのですが、やはり会話は韓国語になるので特に何も話すことができず、Jに通訳してもらってた。


完全に疲れの方が勝っていたので食欲もそんなになく、隣のおじさまが骨つきの豚肉をまるごと頬張った後、その骨をテーブルに直接ぺって出した瞬間に「もうやだ・・・」ってなっちゃいました。文化ァ、、、。

最後の最後にリーズナブルなホテル

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最後のホテルはこちら。写真は翌朝撮ったものです。


チェックインの時にガイドさんがばーーーっと韓国語で説明してる時の、フロントの黒人女性の半笑いが面白くてずっと見てたら目があって手を振ってくれた。

「正直おれも何言ってるかわかんないんだよね〜」とか話しかければ良かったな。

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部屋は綺麗ですが今までと比べると格段にグレードが下がるリーズナブルなホテル。
お隣の部屋の声が丸聞こえでした(韓国語)

 

初日に飲んだ韓国人の女の子とまた飲もうということで、当初はリカーストアでお酒買って部屋で飲もうかという感じだったのだけど、女の子もいるのでパブを探して飲むことに。


ホテルからちょっと歩きましたが、いかにも洋画に出てきそうなパブが一軒だけありました。

Jとその女の子の韓国の出身地の話をして、伝統料理とかの話になって、なぜか日本のお盆の話になった。

「ナスときゅうりで馬を作るよ(精霊馬)」って言ったら女の子が「それ日本の漫画で読んだことある!!」ってめちゃくちゃ興奮してた。

 

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また会おうねってFacebook交換してホテルに帰りました。

Facebookの彼女の名前は韓国語表記でどう読むのか、どう呼べばいいのか未だにわかりません。

明日は最終日、、、だけどなんか物足りない

ホテルはまたバスタブのあるタイプだったのでお湯をためて温まりました。

いよいよ次の日は最終日、、、だけど、ずーっと韓国語漬けの日々のせいでちょっとフラストレーションが溜まった僕は「ひとりでちょっとゆっくりしたい」と思って、翌日のバンクーバーのホテルを予約したのでした。

 

続く!!

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バンクーバー&カナディアンロッキーへ男二人旅