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とあるディズニーオタの要らんことしいの知らんこと言いのブログ

『ディズニーじゃないディズニー映画』をご紹介

突然ですが「ディズニーじゃないディズニー映画」という、僕が勝手に作ったジャンルを提唱させていただきます。

 

「ディズニーじゃないディズニー映画」とは?

ディズニーなんです。映画の内容はディズニーのことを話してるんです。だけどディズニー制作じゃないんです。子会社とかそういうレベルじゃなくディズニー関係ないんです。

あくまでも「ディズニーのことを描いている」作品であって、内容にパロディが含まれているとかそういうレベルの作品は含みません。

 

そういう、ちょっと特殊な映画があるのです。

「ディズニーを批判的・尊敬的な目線で第三者が語る」というようなスタンスって、ファンにとってもめちゃくちゃ面白いんですよ。

「わかるわかる!」と共感できる部分が多い。

まぁ人によっては「これのどこが面白いんだ!」と怒りたくなるような部分もあるかもしれませんが、批判的精神の中にきちんとマニアックな部分を盛り込むことで精一杯の敬意を払っている作品もあります。

そんな「ディズニーじゃないディズニー映画」本数は多くありませんがご紹介します。

 

 

ファンボーイズ

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っていきなりディズニー関係ないやないかーい

 

今でこそルーカスフィルムを買収しスター・ウォーズはディズニーのものになっていますが、この映画が作られたのは2008年。版権はバッチリ20世紀FOXにあります。

 

映画の時代設定は、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』公開前の1998年。ガンを宣告されたスター・ウォーズオタク、ライナスに彼が死ぬ前に『ファントム・メナス』を観せるべく、同じくスター・ウォーズオタクのエリック、ハッチ、ウィンドウズ、ゾーイは彼を連れて「スター・ウォーズ」が作られているスカイウォーカーランチに侵入し、映画を盗もうと画策する。

 

設定も設定ながら、めちゃくちゃ面白いコメディです。

僕は彼らほどオタクではないので突っ込んで話せない部分もあるのですが、スターウォーズオタクは必見(というかオタクならもう見てる?)の内容。

「『ファントム・メナス』以前のオタクたち」という、今では考えられない状況を目の当たりにもできる上、「絶対そんなことないやろ!」と思うようなスター・ウォーズ派とスター・トレック派による(文字通りの)抗争など、映画的な面白さも堪能できます。

超豪華カメオ出演もあり、セリフの引用もありニヤニヤが止まりません。

 

全然関係ないですがハッチ役で『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のジェイコブ・コワルスキー役ダン・フォグラーが出演している他、『アナと雪の女王』でアナの声優を担当したクリステン・ベルがゾーイ役で出演しています。『ジェダイの帰還』のレイア姫の「あの衣装」を着ているシーンもある上に普通にお尻出します。 

 

 

スター・ウォーズファンを描いた映画は他に『ピープルVSジョージ・ルーカス』という作品がありますが、ごめんなさい未見です。

ピープルVSジョージ・ルーカス コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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 僕と魔法の言葉たち

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続いて『僕と魔法の言葉たち』オリジナルタイトルは「Life, Animated」

完全なるドキュメンタリーです。

 

自閉症により言葉を失った少年がディズニー映画をきっかけに徐々に言葉を取り戻していく物語。

家族の悩み、葛藤、学校での生活、他者との関わり、仕事、将来。

ディズニー映画との関わりが彼と彼らの家族の未来を明るく照らす一方で、やはり一筋縄ではいかない現実とも向き合わされます。

「どうやって言葉を取り戻したか」だけではなく「これからどうやって生きていくか」にも焦点が当たっています。

 

ディズニーの支援があって出来た映画という感じで、しっかりとディズニーアニメーションの本編映像も使用されている他、意外なゲストも登場するので、内容は考えさせられる映画ではありますが、ディズニーファンは普通に見ても楽しい映画かと思います。

 

こちらは劇場で見ました。昨年末に日本でもDVDが発売されたので(出てないようだけどblu-rayがほしい・・・)まだ見てない方はぜひ見て欲しいですね。

 

この映画を観る前に見ておくべきディズニー映画があるとすれば、「ノートルダムの鐘」「アラジン」「リトル・マーメイド」の3本かな。

自閉症オーウェン君自身がかなりのディズニーマニアなので、部屋に飾ってあるいろんなグッズとか見ていると、結構ついていくのにいっぱいいっぱいになります 笑

 

 

エスケイプ・フロム・トゥモロー

続いて『エスケイプ・フロム・トゥモロー』です。

こちらはフロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで無許可撮影されたB級(?)ホラーコメディ。

ミッキーマウスをはじめとするディズニーキャラクターたちが次々とゲストたちを襲う!!・・・なーんてことは全くなく。

 

現実世界で悩みを抱える主人公が、夢と魔法の王国でセクシー美女たち誘惑に惑わされたり、違和感を感じたり、流行するウィルス「猫インフルエンザ」の噂などを聞きつけたりし、精神的にも肉体的にも追い詰められていく物語。

そこで前提となっているのがディズニーパークにおける「全肯定のおそろしさ」だったりするからなるほどな、と思う。

ウィルスが流行しても、人が死んでも、夢と魔法で作られた王国は今日も通常通り運営を続けている・・・んじゃないの??というような疑心暗鬼を抱かせる内容になっている。

 

なんだこれ!アンチディズニー映画じゃん!ぷんすこ

と怒ってもいいのだけど、これだけの映像を無許可撮影で成し遂げたこと、誰もが抱きうる違和感をただのゴシップ記事や都市伝説の流布でない形でホラー映画にしたことは賞賛に値します。

違うんだけどそれっぽいBGM、盛り込まれたウォルトやパークに関するネタなど、ディズニーマニアでも楽しめる要素もあり、この映画が好きな人はアンチディズニーではなくてディズニーオタなのかもしれない・・・と思ってしまいます。

 

映像が白黒処理されていてスーパー見づらいのと、どうしても話が淡々と進んでしまうところが残念。盛り上がりに欠けるのでめちゃくちゃ長く感じますが、調べたら1時間44分だった。

 

 

 ミッキー誕生前のウォルト(Walt Before Mickey)

 

最後は「ミッキー誕生前のウォルト」

その名の通りミッキーが制作される以前のウォルト・ディズニーの苦難と葛藤、ちいさな成功と大きな躍進を描いた物語です。原作はウォルトの娘のダイアン・ディズニー・ミラーさんが書いた本です。

ウォルトをただ褒め称えるわけでもなく、批判し貶すわけでもなく、語られた歴史を淡々と描きながらも、さすがウォルト・ディズニーの半生・・・と言えるような壮絶なドラマになっています。

 

経営がうまくいかず倒産したり、兄のロイに助けられたり、優秀なアニメーターで親友のアブ・アイワークスと出会ったり、妻リリアン・バウンズ・ディズニーとの馴れ初めが描かれたり。「アリスコメディ」や「しあわせウサギのオズワルド」での成功も描かれたりします。

中でも「しあわせウサギのオズワルド」がユニバーサルに合法的に奪われた事件はかなり有名で、ディズニーファンならば知らない人はいないでしょう。

 

 

ディズニーに詳しくなりたい!という人が、物語形式でさらっと観るのには最適な一本かと思います。オタクにとっては「知ってる話」以外のなんでもないのですが、俳優が演じて、生き生きとそこに再現されるというのはやはりおもしろくてぐっとくるものです。

 

これ、日本ではソフト化されてないので、ブルーレイを買って観るとかは現実的ではないし、おそらく日本語字幕もないのでNetflixで観るのがおすすめです!

 

まとめ

どうですか、これが「ディズニーじゃないディズニー映画」です。

正直このジャンル(僕が勝手にジャンルにしてるんだけど)の作品がどんどん出てきてほしいです。

 

エスケイプ・フロム・トゥモロー」とかは映画好きには結構有名だし、「ミッキー誕生前のウォルト」も一時期ずっとNetflixが宣伝していたので結構見た人も多いかな?

僕としてはやっぱり「僕と魔法の言葉たち」を見てもらいたいですね。

もっとディズニー映画を好きになれる作品だし、障がいや福祉に関しても考え直すきっかけにもなると思います。

 

是非とも!

 

 

 

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