はてなブログをやっていると、時折普段気にしないようなジャンルのブログに触れることができたりして面白い。
今日僕の目に飛び込んできたのはこんな記事だ。
この記事の内容と全然関係なくて非常に申し訳ないのだが、
「EPCOTIA」この単語に心を惹かれるディズニーファンは多いだろう。
「EPCOTIA」とはジャニーズグループNEWSの9作目のアルバムとのこと。
2018年の3月に15周年を記念して発売された新作とのことだ。
EPCOTIA、エプコティア。このタイトルだけで、僕にとってはダイソンもびっくりなものすごい吸引力があるなと思った。
僕はジャニオタではないので普段ジャニーズグループの音楽を聴くことはないんだけど俄然興味を持った。
そもそもこのアルバムの存在を今日知ったし、今カナダに居るのでCDも買えず、Apple Musicでも配信されていないみたいなので聴く手段がないのだけど。
なんで興味を持ったかというと。
このアルバムのタイトルは、紛れもなく「EPCOT」と「UTOPIA」を足した造語であろうと予測できるからだ。
EPCOTIAの由来
「EPCOTIA」のwikiにはこう記されている。
今作では「EPCOTIA」の名を冠した宇宙船での「宇宙旅行」をコンセプトとしている。
なおタイトルの『EPCOTIA』は「EXPERIENCE PLANETS, A CORNER OF THE COSMOS. LET'S GO TRAVELING INTO ASTROWORLD. (星々や宇宙の片隅を体験しながら、一緒に旅に出よう。) 」を意味する造語でありスタッフの提案による。
え〜すごい由来だな。
いや「A」とか「OF」「THE」は飛ばしてもいいんだけど「CORNER」と「LET'S GO」からは一文字取らないんだ??というか「O」はそこなんだ?「COSMOS」じゃダメだったのかな。
なお同時に「宇宙旅行」がコンセプトのアルバムだということがわかった。いいね。
EPCOTIAというタイトルで宇宙旅行。ぴったりですよ。
EPCOTとは
散々もったいぶってきたけど、UTOPIAはわかる。じゃあEPCOTってなんなんだというと、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドにある4大テーマパークのうちのひとつ「エプコット」のことです。
そもそも「ウォルト・ディズニー・ワールド」というリゾートはウォルトの死後に兄ロイ・ディズニーにより作られたテーマパークリゾートで、ウォルトが計画していたものとは異なります。
ウォルトは当初あの広大な土地に、科学者たちや有能な政治家たち、様々な分野で活躍する人々を集めて、より効率的で無駄のなく、そしてよりよい科学技術の発展を目指した一大都市を作り上げる計画がありました。
それが"Experimental Prototype Community of Tomorrow"(実験的未来都市)であり、頭文字をとって「EPCOT」と呼ばれます。
ちなみに映画「トゥモローランド」ではそこらへんの思想を元にファンタジーな映画を作っていて面白いですよ。
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ウォルトの死後断念されたEPCOTも「発展した科学技術の疑似体験」と「世界の文化と技術の体験」というニュアンスを抽出したテーマパークとしてWDWに作られます。
アニメーションや映画といったエンターテイメント部分だけでなく、人類の発展と化学について考えさせられるお勉強的な内容も含むテーマパークです。
そこにもちろん「宇宙旅行」も含まれます。
Epcot: The First Thirty Years -- An Unofficial Retrospective (English Edition)
- 作者: Jeff Lange,Kevin Yee
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ファンとファンでつながればいいじゃない
今となっては「EPCOT」はテーマパークの名前なので、「宇宙旅行をテーマとしたアルバムを作っているときに思いついた」くらいでも全然説得力があるんですが、もしかしたらその人が重度なDオタである可能性も否めません。EPCOTはウォルトが作った造語なのでそのまま使うと色々問題になるのでEPCOTIAにした?のでしょう。
あの無茶な英語の羅列からEPCOTIAという単語を作れるとは到底思えないので(ごめんなさい)後付けだと思います。
調べたところ8thアルバムのタイトルは「NEVERLAND」っていうらしいじゃないですか。
ただ僕は「NEWSがディズニーをパクった!!最低だ!!」とか言いたいのではなく
(ディズニーは「ライオン・キング」や「アトランティス」の前例があるためパクリに関しては強く言えない)
せっかくこういう共通点を見つけたのだから、お互い色々知見を広めるのがいいんじゃないかなと言いたいのです。
そもそもtwitterとか見てると感覚的にはジャニオタとDオタって結構層が被ってるところもある気がするんですよね。
風間俊介大先生のこともあるし、嵐とコラボしてイベントやってたり。
「NEWSに『EPCOTIA』というアルバムがあった、それが私がディズニーオタクになるきっかけだった」というのでもいいじゃない。とても素晴らしいことですよ。
僕ももしかしたら一年後にはブログに「手越くんに抱かれたい・・・」とか書いてるかもしれない。
多分ないけど。にんにく臭いらしいし。
僕自身、WDWは今年の夏に初めて行く予定で、まだ足を踏み入れていないのですがEPCOTに入るときには日本で頑張っているNEWSの面々に思いを馳せたい所存です。
僕は彼らのファンではないので事件に関してあーだこーだ語るにはふさわしくないと思うけど、もちろん未成年飲酒はダメだ。
飲食店は見た目がどうとか言ってないで100%年齢確認を実施しろ。
クソみたいな客は年齢確認くらいでガタガタ文句を言うな、だからクソなんだ。
いろんな事件があるし不祥事もあるし、表向きがいい人が自分たちの知らないところでとんでもないことをやっていることだってある。
僕らにはわからない。
ウォルトだって散々色々言われているし、昨年ディズニーのジョン・ラセターがセクハラ疑惑でニュースになったばかりだ。
報道には真実以上に書く人の正義感や悪意が内包される場合だってある。僕らには事実なんてわからないし確認のしようがない。
でも傷ついた人たちもいるのかもしれないし、それには心が痛む。
だけど彼らが作った作品たちというのは消えない。
彼らが残したものは消えないというのは紛れも無い真実だと思う。
ジャケットもかっこいいじゃん。
帰国したら聴いてみます。
NEWSのファンのみなさんも、もし機会があればフロリダに飛んでみてください。
(追記)
EPCOTへ行ってきました。
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