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【雑記】こっそり放送大学の全科履修生になっていた話。その1

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もうこのブログをこまめにチェックしている人はいないだろうと踏んで、

とても個人的な記事を記録しておこうと思います。

 

実は昨年秋より放送大学の全科履修生、つまりは社会人兼大学生になりました。

 

ずっと内緒にしていたのはやっぱりエネルギー切れで単位取れず、退学してなかったことになると恥ずかしいから。それすらネタにできるほどメンタルが強くないというか、自尊心が高いんですね僕は。クソみたいな自尊心だけど。

 

目次

 

経緯

背景を説明しておくと、私は関西の某私大を入学し124単位中残りたった24単位というタイミングでメンタルをやってしまいまして。

ネガティブというものは突き抜けると極限までポジティブな思想に切り替わるらしく、

私の大好きなウォルト・ディズニーがオプティミスト(楽観主義者)であったように

私も破滅的ながらも楽観主義者らしく「もう知らん、なるようになれ、生きていればいい」と親から与えられた卒業までの1年の猶予も無駄にし、5年通って某私大を退学。就活もできずそのままフリーターになりました。

 

フリーターの時期を経て、まぁ何やかんやあって今自分はどこぞの会社で偉そうに正社員なんぞやっているわけなのですが、

この正社員になるための転職で、やっぱり「大卒」の肩書のデカさを改めて思い知らされていました。

大卒でなくとも、手に職ついていればそれなりの道は開ける。

けど、私は本当に何もしていなかったし、今武器にできれば最も強いであろうSNSやネットのマーケティングだってぱっとしない。そもそも私は職場の誰にも、ましてや家族にさえもSNS活動していることなんてバレたくないのだ、顔出しでYouTubeしているくせに。

 

そして、私のかつてのワーホリ経験をご存知の方はなんとなく想像つくと思うが、海外生活への憧れがいまだに消えない。

前回の転職活動中に、日本企業の海外支社ならワンチャン・・・、しかも比較的ハードル低めの会社もある・・・と面接までこぎつけたものの「そもそも大卒資格ないとビザ降りないリスクが高い」と惨敗だった。

 

要るじゃん、大卒資格。

 

というわけで。

いや、今までも悶々と「いるよなぁ、大卒資格・・・」と思いつつも。

目の前の楽しそうな「海外旅行」だとか「ワーホリ」だとか「ディズニー」だとかに目が眩んで、そして安定しない生活リズムと繁忙を言い訳に目を逸らしてきた「大卒資格」とやらを、とってみることにしたのである。

今更取って意味があるのか?いや、意味などなくてもいいのである。

放送大学の広告動画でも「昨日よりちょっと自分が誇らしい」的な何かを言っていた気がした、いやどこかで読んだ学生のブログの文言かもしれない。

なんせ、自分が何かと、スッキリするために私は大卒資格を取りたい。大卒王におれはなる。

 

※ちなみに、中退した関西某私大への復学もかつては一度考えましたが、時は2018年、大学の事務室に問い合わせたところ「復学できる期限が切れている」とのことで、まぁ頑張れば復学できんこともないようでしたが、やっぱり年間の学費と「働きながら大学通うの絶対無理」という判断から諦めました。

 

入学するためにやったこと

放送大学はとても門戸が広いので、高卒以上で日本に住んでいてお金が払えれば誰でも大学生になれます。やったね。

 

ただ、高卒以上であるという証明はやっぱり誰かにしてもらわんといかんので、

私は母校(卒業したほう)に「卒業証明書くーださい」とおてがみを書きました。

定形外の切手代を間違えていたにも関わらず特に追加請求もなく普通に送ってきてくれて助かりました。

 

あと、一応うら若き20代に取った120単位を無駄にしたくない思いがあり、私は母校(卒業していないほう)に「単位とった証明書くーださい」とメールを送りました。

放送大学は広く単位認定を受け付けているので、それが受理されれば大卒資格がぐっと近づきます。

ただし、単位認定の証明書は「発行した大学の形式」ではなく「放送大学の形式」に合わせて提出する必要があります。

ところが、母校(卒業していないほう)は「ウチの形式しかでしか出さへんで」と。

わたしは「それじゃ困る」とスピッツの「スターゲイザー」の終わり方みたいなテンションになりながら食い下がって返信したら「じゃあ2通分の費用出せば特別に作ってやらんこともない」と折れてくれました。既取得単位証明書、ゲットだぜ。

 

ただ、既取得単位120は全部が全部認められるわけではなく、Maxでも62単位まで。

つまりは「卒業までの半分の単位は絶対放送大学で取れよ」っていうことですね。

しかも、何単位認められるかわかるのは、授業が始まってから数ヶ月後(というか学期のほぼ終わりくらいの印象でした)

既取得単位も、正直成績優秀だったわけではないので認定ギリギリのD判定とかもゴロゴロあったので「認められなかったらどうしよう・・・」というそわそわは常にありました。

 

そして、入学申し込み

入学申し込みはネットからできます。

パンフレットの取り寄せとかもできますが、多分全部ネットに書いてあるので要らないと思います。

「インターネット出願」より出願し、その後必要書類(卒業証明書とか、既取得単位証明書とか)を郵送で送付し、合格したら(応募要件を満たしていたら)振込用紙が届くのでそれを振り込んだら入学、晴れて大学生です。

 

ちょっと覚えてないけど、インターネット出願のタイミングで最初の学期に受ける科目選択とかもしたような気がする。入学費用と科目登録費用まとめて払った気がする。覚えてない。

 

ちょうど、放送大学の諸々の費用変更前の入学だったので、

入学費用は¥24,000-と、既取得単位認定費用¥10,000-、

授業料は1科目(2単位)につき¥11,000-でした(現在は¥12,000-)

 

1学期に何単位取るかは、仮に編入単位62単位が全部認められたとして、

残りの62単位を爆速で取りたいところ。

一応3年次編入なので2年在籍するとすれば全4学期なので1学期あたり約16単位。

授業によって違うけど、1科目2単位が通常なので、1学期8科目フル単すれば2年で卒業できるわけである。

もちろん、2年かけるのは時間が勿体無いし早く大卒資格を取ってしまいたい気持ちはある。(ただ3年次編入なので例えば1年半とかで必要単位全部取ったとしてそのタイミングで「卒業」の扱いになるのかは調べてないから知らん)

 

けど、そもそも働きながらフル単なんて目指せるのか?という不安とか

年間学費じゃなくて単位ごとの学費なので「落とせば落とすほど費用がかさむ」システムなので無駄な費用は課せられない・・・と1学期目は無難に8科目16単位を目指すことにしました。

 

選んだ科目

ちなみに一応私はもともと経済学部出身なのですが、放送大学にはわかりやすく「経済学部」とか「商学部」とかがなく、「教養学部」のなかで「〇〇コース」を選ぶという形式です。

わたしは一番それっぽい「社会と産業コース」を選びました。

 

なお、記念すべき第1学期(2023年秋学期)に私が選んだ科目は以下。

 

  • 雇用社会と法('21)
  • 国際経営('19)
  • 経営学概論('18)
  • ビートルズ de 英文法('21)
  • 経済社会を考える('19)
  • 一般市民のための法学入門('23)
  • 社会統計学入門
  • アメリカの芸術と文化('19)

クズなんですが自尊心(虚栄心?)は強いので、もちろん入門編ではあるのですが、すごく経済学部っぽい科目を中心に選択しました。

正直僕が経済学部生だったのは10年以上前ですし、いまから基礎の基礎やっても仕事に行かせる即戦力になるとも思えないのですが、とりあえず経済学部理論武装を強めて仕事に臨めたらいいな、と当時は思っていました。俺のコングロマリットが唸るぜ。

 

ビートルズ de 英文法はなんだかんだビートルズ好きだし英語好きだし簡単そうじゃん?みたいな理由と、

アメリカの芸術と文化は噂によると丸々1回ウォルト・ディズニーの回があるとかでで選びました。

 

ぜんぜん授業聞けない、ぜんぜん教科書読めない

8科目×15回。

1回の提出課題(中間テスト)と単位認定試験(期末テスト)。

転職して、定時帰宅可能でカレンダー通りの休みを手にいてた私には、

1日45分と少しの時間を捻出するなんて簡単なはずでした。

 

でも無理でした。

 

だって私は、ただ意識が高いだけの中身空っぽ人間なのだから。

 

毎朝通勤の電車で読もうと目論んでいた教科書は電車の中で開かれることはなく、亀仙人の修行を受ける悟空とクリリンが背負う亀の甲羅のごとく、わたしの体力を奪うだけでした。

 

あと、あんまりよくわかってなかったのだけど、

思ったより映像の授業を履修しておらず、9割がラジオ授業で、

いい意味で言えばスマホとイヤフォンさえあれば目をつぶっていても授業が受けられる反面、気がつくと寝ているというデメリットもありました。

 

はたして無事1学期を乗り越えることができるのか。

そんなもったいぶる話でもないですが、たぶんその2に続きます。

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