せっかくなので1月に観た映画をまとめます。
今月は4本。本当にカナダの映画料金がそもそも安いのと、火曜日は割引になるというシステムに救われています。
毎月観に行けるかどうかわかりませんが、これからもやりたいですね。
一応Filmarksのアカウントも持っているので内容がかぶると思いますが、よかったらフォローお願いします。
目次
グレイテスト・ショーマン
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グレイテスト・ショーマン ブルーレイ版スチールブック仕様 [Blu-ray]
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日本公開は2月16日。こちらでは年末に公開されていたので年明けすぐに(風邪が治ったタイミングで)見にいきました。
"This is Me"という曲がアカデミー賞歌曲賞(主題歌賞)にノミネートされていて、おそらくディズニー/ピクサー「リメンバー・ミー」の"Remeber Me"と一騎打ちになる模様。ゴールデングローブ賞は"This is Me"が獲りました。
で、1900年代にフリークサーカスで大成した実在の人物P.T.バーナムを描くということで、題材としては面白いのですが、肝心の内容は薄いです。
ミュージカルなので音楽がノリノリでダンスがあって、というだけで、まぁそれだけでも楽しめるのですが(一方僕は劇中の時代と現代的な音楽のギャップのせいでのめり込めなかった)フリークたちを描くわりに差別と戦い個性を尊重するために活躍する主人公たちを描くわけでもなく、主人公バーナムの仕事の成功と家族の話に終始していたのはもったいないなと思った。"This is Me"という曲が持つテーマを劇中でそこまで活かしきれていないというか。
そもそも「フリークを集めてサーカスをやろう」と考えるような人間であるP.T.バーナムが、劇中のような差別のない清らかな人物のはずがなく・・・。もはやファンタジーとして楽しむ映画かな、と思います。
ただゼンデイヤはよかった。
あとヒュー・ジャックマンとザック・エフロンの酒場での2人の曲のシーン。男二人の掛け合いの曲って珍しい気がするので女性へのサービスという感じがしましたが僕が観ても面白かったです。
(めずらしいって言ったけど、そういえば「イントゥ・ザ・ウッズ」で観たな・・・)
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差別問題やポリコレまできちんと考えるミュージカルなら「ヘアスプレー」がオススメです。ザック・エフロンも出てるし。
また、ディズニーオタ的にはディズニーチャンネル出身のザック・エフロンやゼンデイヤの活躍はもちろん「バグズ・ライフ」のP.T.フリーの元ネタだったり、「ダンボ」のサーカス座長や「ピノキオ」のストロンボリのセリフなんかを思い出すかもしれません。
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スリー・ビルボード
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日本でも先日公開されましたね。
なかなか見ごたえのある映画でした。
各々の正義と罪悪感と憎しみと悲しみと優しさとが、基本的には同じ方向を向いていながらも、ちょっとした(部分的には大きな)ズレによってこうもこじれてしまうのかという、恐ろしく不器用な人々を描いた映画。
誰が正気で、誰が狂っているのか最後まで掴めず、どのキャラクターにも感情移入しきれずに苦しみだけが残るような、そんな強烈な作品でした。
事前に町山智浩さんの解説も読んでいたのですが、観た後に改めて読み返してスッと腑に落ちるような内容でした。
アカデミー賞、いきそうだなぁ。
アイ, トーニャ
ハーレイクインとバッキーが出てる「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」みたいな映画でした(語弊あり)
フィギュアスケート史上2番目、アメリカで1番目にトリプルアクセルを成功させたフィギュアスケート選手トーニャ・ハーディングの半生と彼女が関わったとされる「ナンシー・ケリガン襲撃事件」を描いた映画。事件に白黒付けず、安易なお涙頂戴からも決別して「インタビューを元に作りました」という立ち位置の本作。それぞれ実在の人物を俳優が演じながらも、インタビューを再現しもって展開していくのでまるでドキュメンタリー映画のよう。
愛を求めながら愛によって狂わされ、スケートを愛しながらスケートを憎むような、クレイジーな親娘の壮絶な人生を描いた映画。
「ファッキン」という言葉を何回使っているかカウントするのにオススメの映画です。
マーゴット・ロビーの名演もさることながら、その母親役アリソン・ジャネイの名演が冴え、その怪演ぶりにイライラを超えて恐怖すら感じます。
でも僕はコーチが可愛くて好きです。
「ガーディアンズオブギャラクシーみたい」と言ったのも、70〜80年代の当時を思わせる音楽がガンガンに流れていて(実際、The ChainとSprit In The Skyはカブってます)ノリノリで観れます。
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こちらの公開は日本では5月とな…信じられない
ジュマンジ:ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル
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これ、めちゃくちゃおもしろいです。終始爆笑。
特に物語に深みはないけど、各々が抱える問題点とかコンプレックスとかを乗り越えて、基本的に相容れない少年少女たちが深い絆で結ばれて、ちょこっと成長したねっていうシンプルさはお手本のようなファミリームービー。
ただ「ジュマンジ続編」を期待すると完全に別物です。ジュマンジという名前だけ借りたと言ってもいいくらい、ルールも設定も違う。でもそれとこれとは関係なくおもしろい。「ジュマンジ」1作目となにもかもが違うので、なにが起こるか全くわからないのもハラハラした。1作目観てなくても100%オッケー。
一方でもっと1作目リスペクトなシーンを入れてもよかったのになぁとも思う。「ジュラシック・ワールド」みたいに。
中身がオタクのドウェイン・ジョンソンとキラキラインスタ映え女子高生なジャック・ブラック、カースト最下層系女子なカレン・ギランで、想像できる限りのすべてのギャップネタをやっていたように思います、期待通り。
みんな期待したちんこネタもきちんと(必要以上に)やってくれてよかったです。
ファミリー映画なので英語がシンプルですごくわかりやすかったので、英語勉強中の人たちはリスニングがてらにどうぞ。
日本公開は4月…ソニーの担当者もツイッターで「まさかスターウォーズよりヒットするとは思わなかった」と言ってしまうくらい海外では大ヒットです。年末公開なのに1月末に観にいったら超満員だった。
ただね、日本ではコケる気がする
理由は特にないが 笑
2月に観たい映画
2月ちょっとバタバタするので見れるかどうかわかりませんが、リストアップしておきます。一方で北米大手シネコンのCineplexで2週間Flashback Film Festという過去作品のリバイバル上映をやるのですが、それのバック・トゥ・ザ・フューチャー(part.1)の回を予約したので来週行ってきます。
- ブラックパンサー
- 君の名前で僕を呼んで
- 勝手にふるえてろ
オスカー関連はほとんど見ちゃったのであんまりないなぁ。the post(ペンタゴンペーパーズ)とphantom threadはあんまり興味ない・・・。
「勝手にふるえてろ」は一時帰国のタイミングで機会があれば見たいです。
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