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『ちいさなプリンセス ソフィア』第17話「エンチャンシアのうた」感想

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第17話。

日本語吹き替え版の歌詞、無茶すぎでしょ回。英語でみてください。

 

エンチャンシアのうた

エンチャンシアのうた

 

こちらのDVDに収録。

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前回の感想。

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ストーリー

エンチャンシアの収穫祭にやってきたソフィアと村娘時代の友達ルビー、ジェイド。収穫祭ではくじ引きで村人が選ばれ「エンチャンシアのうた」を披露するイベントがある。選ばれた人は歌を披露するだけでなく、王族に謁見できたり肖像画を描いてもらったりインタビューを受けたり専用の帽子を作ってもらったりドレスが着れたりと、様々な特典がある。

ルビーとジェイドは選ばれることを祈るが、くじ引きではソフィアが選ばれてしまう。

彼女たちとお祭りを楽しむ予定だったソフィアだったが、歌の練習や様々な準備のために彼女たちと過ごす時間がなくなってしまった上、興奮したソフィアは調子に乗ってルビーとジェイドにインタビューや帽子やドレスの自慢話をしてしまい、彼女たちを怒らせてしまう。

彼女たちを怒らせたことに気づかず歌のリハーサルに参加したソフィアは、なぜか喋るとカエルの声が出てしまうようになってしまう。

宮廷魔法使いのセドリックに聞くとソフィアの持つアバローのペンダントがソフィアの「悪しき行い」のせいで魔法をかけてしまったのだという。

 

ぴょん戻り

えっとねぇ、日本語吹き替え版の歌詞がひどいです。字余りにもほどがある。

もうそれに尽きる。

全体的にツッコミどころが多い回ではあるんだけど、クライマックスがこれなので本当にしんどい。

 

「謝ったって許してやんねーよ」

今回攻めてるなぁという感じなのが、「悪いことをした」→「謝る」→「それで終わりじゃない!!」というもの。

これ、傷つけられた本人たちであるルビーとジェイドは「許してあげる」ということで本来丸く収まっているんですが、魔法をかけた「アバローのペンダント」が行動で示して反省させるところまでさせちゃうんですね。

 

謝る側、ソフィア自身の心がけだったり自発的な行動ならばいいんだけど、それを「呪い」だったり「罰」として(本来第三者であるはずのペンダントが)それを求めるというのは、なんか・・・なんか・・・!!!

 

すごい炎上している日本のツイッターを見ているような気分になって居た堪れませんでした。

より「ちいさなプリンセス ソフィア」で求められる描写としてはソフィア自身が自分で気づいて「こうしたらみんなもっと楽しいよね、ハッピーだよね」という展開であってほしかったですね。

 

だってその理由が「呪いを解くため」だったら、『美女と野獣』の野獣は「自分の呪いを解くためにベルを守った」ってことになってしまうような。

違うでしょ、本人の愛ゆえにでしょ。

ちょっと考えすぎなのかもしれないけど、シンプルにあんまり好きな回ではなかったかなぁと思いました。面白くはあるけど。

 

ベル登場回

と、いうことでこの回はベルが登場します。

そしてその、字余りのムチャな歌詞を歌ってくれます。良い子は英語で見ような。

 

ベル登場回ということではりきって話をちょっと階層的に複雑にしたかったのかもしれないけど、僕は好きじゃありませんでした。がっかり。

 

 

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