こんにちは。
せっかくなのでアナハイム編もやろう・・・と思いましたので「楽しむための10作」シリーズ、世界で最初のディズニーパーク、本家本元カリフォルニア州アナハイム、ウォルトが実際に手がけた「ディズニーランド」を楽しむための映画10作です!
(※以下カリフォルニアにあるディズニーランドのことを単に「ディズニーランド」もしくは通称および所在地の「アナハイム」と表記します)
同じ「ランド型テーマパーク」なので、「東京ディズニーランドを楽しむための映画10作」とかぶるところもありますが・・・是非とも!
目次
- 目次
- ウォルト・ディズニーの約束
- メリー・ポピンズ
- 眠れる森の美女
- トゥモローランド
- ふしぎの国のアリス
- ファインディング・ニモ
- ダンボ
- ホーンテッドマンション
- プリンセスと魔法のキス
- ハン・ソロ/スターウォーズ・ストーリー
- まとめ
- 関連記事
- 楽しむための○作シリーズ
ウォルト・ディズニーの約束
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まずは『ウォルト・ディズニーの約束』から!
公開時話題になったので見たことがある人もいるかもしれません。
『フォレスト・ガンプ/一期一会』『グリーンマイル』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』現在公開中の『ペンタゴン・ペーパーズ』などなど数々の名作に出演してきた名優トム・ハンクスが、なんとウォルト・ディズニーを演じるという作品。
児童書『メリー・ポピンズ』の作者である、エマ・トンプソン演じるパメラ・トラヴァースとウォルト・ディズニーの『メリー・ポピンズ』映画化をかけた熾烈な駆け引き!バッチバチのバトル!
と、同時に本作の真の主人公であるパメラの悲しい過去にスポットを当てる伝記的映画でもあります。
そんでもってこの映画が何故にディズニーランドを楽しむために観るべきかというと、実際にウォルトがディズニーランドに招待してパメラの説得を試みようとするシーンがあるからです!!
撮影はディズニーランドその地で行われ、飾り付けやキャスト、ゲストの服装は1960年代当時の雰囲気に。あのディズニーランドを生きたウォルトが歩いている!(実際はトム・ハンクスなのはわかっているけど)という感動はディズニーファンにはたまらないものでした。
美しい青空に映える「眠れる森の美女の城」と、ウォルトが乗車を誘う「キング・アーサー・カルーセル」そしてメインストリートの窓に刻印されたウォルトの父「イライアス・ディズニー」の名前など、短いシーンですが現在のパークに残るモチーフも映し出されます。
この映画とは関係ないですがトム・ハンクスは『トイ・ストーリー』原語版のウッディの声優でもあるんですよね〜意外とディズニーと縁がある人なのかも。
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メリー・ポピンズ
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そして、『ウォルト・ディズニーの約束』を観た後でも観る前でもどちらでも構わないので是非『メリー・ポピンズ』を観て欲しい!
アカデミー賞5部門を制覇した世紀の名作ミュージカル映画です。
東京でもグリーティングやパレードなどでよく登場するメリー・ポピンズとその友人バート。よく見かけるウェイター姿のペンギンなどはこの映画に登場します。
また「チム・チム・チェリー」「お砂糖ひとさじで(A Spoonful of Sugar)」「楽しい休日(Jolly Holiday)」「スーパーカリフラジリスティックエクピアリドーシャス」「2ペンスを鳩に(Feed the Bird(Tuppence a Bag))」「踊ろう調子よく(Step in Time)」「凧をあげよう(Let's Go Fly a Kite)」などパークで一度は聞いたことのある名曲が目白押し、『ウォルト・ディズニーの約束』とあわせて観ることで、作品への理解も深まり、その曲たちへの思い入れが倍増することは間違いありません。(特にLet's Go Fly a Kite)
そして、パーク内メインストリートUSAを抜けて左手に「ジョリー・ホリデー・ベーカリー・カフェ」という『メリー・ポピンズ』インスパイアのカフェもありますのでそちらもお楽しみいただけます!
続編も控えてるので是非!
眠れる森の美女
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ディズニーランドのメインシンボルであるお城はご存知「眠れる森の美女の城」であり、そのモチーフとなった映画がこの『眠れる森の美女』でございます。
東京ディズニーランドの「シンデレラ城」(高さ51メートル)に慣れている皆さんはシンデレラ城の約半分の大きさの「眠れる森の美女の城」(高さ25メートル)を「ちっさい」「ショボい」など散々いうのですが、これはウォルトが「みんなに親しみをもってもらうためにあえて小さいお城にした」というお話があります。
ディズニーランドがオープンした4年後には高さ44メートルの「マッターホルンボブスレー」がオープンしていることを考えると、この逸話はけっこうリアリティがあります。
小さいからといって侮ることなかれ!この「眠れる森の美女の城」の中にはささやかながらも『眠れる森の美女』のストーリーを追体験できるウォークスルーのアトラクションがあるのです!お城の狭い階段を登ったり降りたり、中世の古いお城のはずなのにエレベーターが完備されてる東京ディズニーランドのシンデレラ城とは一味違う良さがあります。
そして映画の必見すべきところといえばやはりディズニー史上最も凶悪なヴィランとされている(?)マレフィセント。主役のオーロラ姫よりキャラが立っている。
その凶悪さからマレフィセントはヴィランの代表格、ヴィランズのリーダーとして様々なショーやパレードに登場し大活躍しています。「ディズニーランド」のアメリカ川で夜に行われるショー「ファンタズミック!」のメインボスキャラもマレフィセントですしその存在感は圧倒的。
ただし、もし好きな人がいたら申し訳ないのですが、僕個人の意見としてアンジェリーナ・ジョリーが主演し、マレフィセントにフィーチャーした実写映画『マレフィセント』は完全に駄作だと思っているので、まぁ気になる方だけ観てください。
ディズニーが自分たちで作っておきながら「パーティーに誘われなかったからって呪い殺すって大人気なくない?」に対するアンサーが示されてはいるのですが、僕からしたら「気に入らなければ殺す、それがマレフィセント様や」って感じです。
だからアニメ版こそ大正解。
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トゥモローランド
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「ウォルト・ディズニーは謎の秘密結社『プルス・ウルトラ』のメンバーだった!?」という宣伝が話題を呼んだこの映画『トゥモローランド』
この秘密結社『プルス・ウルトラ』含め基本的には完全にフィクションであり、一部過剰な(日本の)宣伝が都市伝説めいた話にしてしまっただけなのですが、『プルス・ウルトラ』やこの映画『トゥモローランド』の根底にある思想などはウォルトが晩年思い描いていた「エプコット計画」などからインスパイアされたものです。
ウォルト・ディズニーが1964年のニューヨーク世界博覧会に「イッツ・ア・スモールワールド」を含めた複数のアトラクションを製作したということ、それから実際に優秀な思想家や研究者たちを集め「エプコット」という街をフロリダに作ろうと計画していたということ、この2つの実際にあった史実と、架空の異世界「トゥモローランド」架空の秘密結社「プルス・ウルトラ」を絶妙にミックスしたのがこの映画です。
「イッツ・ア・スモールワールド」というアトラクションが異世界への秘密の入り口となっており、リクルーターに選ばれた人のみが「トゥモローランド」へ行けるという設定にかなりわくわくします。
1964年にニューヨーク世界博で展示された「イッツ・ア・スモールワールド」は終了後分解されてアナハイムのディズニーランドへ移設されました。そのため、この「トゥモローランド」の「イッツ・ア・スモールワールド」のシーンはアナハイムで撮影されました。そのためアナハイムのスモールワールドに乗ることで「もしかしたらトゥモローランドへ行けるかも」という空想をめぐらすことができます 笑
そのほか映画に登場するロボットたちはA.A(オーディオアニマトロニクス)と呼ばれていて、それってディズニーのアトラクションに登場する喋って動くロボットたちの総称じゃないか!!異世界の科学技術ではこんな超絶進化を遂げてるのか!!と、史実と空想をごっちゃにして楽しむことができます。
ただ、この映画の根底にある「ウォルトの描いたよりよい未来感」が抽象的でかつ「それって成功すれば理想やけど、結構ファンタジーやん?」って感じなので(ここら辺は映画を見ていてもわからないのでウォルトの伝記とかを読むと吉)ウォルトの思想に則れば則るほど「具体性のないスカスカな未来」になってしまうというジレンマが起きてしまっています。世界各国のディズニーパークにある「トゥモローランド」がピクサーやスターウォーズのエリアになっていて、当初ウォルトが思い描いていた「科学技術の発展とより良い未来へ思いを馳せる」というテーマがほぼ忘れ去られているのも納得。
なので映画の出来としては「ブチアガるシーン」と「そんなでもないオチ」が同居していて、非常に評価しづらい作品なのですが、決して嫌いにはなれない作品です 笑
(追記)
単独記事を書きました。
ふしぎの国のアリス
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続いて「ふしぎ」はひらがなの『ふしぎの国のアリス』です。
ここ「ディズニーランド」には東京にもある「マッド・ティー・パーティー」(東京版は「アリスのティー・パーティー」)と、ディズニーランドにしかないその名も「ふしぎの国のアリス」というアトラクションがあります。2つも!過剰投資だ!!
「ティーパーティー」の話はここでは省くとして、「ふしぎの国のアリス」はそのまま『ふしぎの国のアリス』のストーリーを追いかけるライドアトラクション。ふる〜いのに夏にはきちんと長蛇の列になる人気アトラクションです。
日本にある「ピノキオ」「白雪姫」「ピーターパン」のアトラクションのアリス版だと思っていただければわかりやすいかと。
ディズニーアニメーションの中では名前を与えられたキャラクターの登場数がかなり多いのがこの『ふしぎの国のアリス』そのへんてこな世界観のためにモブのキャラクターでもがっつり個性を持っていて、こういうアトラクションではいくつ見つけることができるかという楽しみも味わえます。
東京ディズニーランドで新たに始まったパレード「ドリーミング・アップ!」でもアリスのフロートはかなりモブキャラたちにフィーチャーしていて大好評。(僕はまだ見ていないのだけど)
大人になったら英語版で見てルイス・キャロルの独特な言葉遊びを楽しむのもひとつ。『くまのプーさん』もそうですがイギリス児童文学の面白さの秘訣が詰まっているように思います。
ティム・バートンの実写版『アリス・イン・ワンダーランド』はノーコメントで。
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ファインディング・ニモ
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アナハイムのディズニーランドで最も人気といってもいいアトラクションが『ファインディング・ニモ』のアトラクション「ファインディング・ニモ・サブマリン・ボヤッジ」です。イエローサブマリン黄色いカラーリングの潜水艦に乗り込み、深海を冒険、途中映画に登場するニモやマーリン、ドリーたち、そしておそろしい海の生き物たちとも遭遇する、ドキドキのアトラクションです。
シーの「海底二万マイル」に似ていますが、ライドが潜水艦の形をしているのと、こちらは実際に水中を移動する(聞かなかったことにしてください)、キャラクターがニモに登場するキャラクターばかりなので子供でも怖くないというアトラクションです。
東京ほど混雑しないアナハイムでもこのアトラクションは結構待たされますし、ファストパスもないので是非朝イチで乗るべし!
蓋を開けてみれば混雑の理由は「潜水艦の乗り降りに超時間がかかる」「潜水艦がでかいのであまり何台も動かせない」とかなのですが、それを加味してもやっぱりニモは大人気。
夏に訪れた時はバケーションの混雑とモノレールの駅が真上にあったりで、ここらへんに人が集中し結構地獄の混雑でした。アナハイムのキューライン、基本屋根ないしクソ暑いし。
映画は親子で見るべし!な映画です。
子供の成長にあれこれ口を出したくなりがちな日本人はまさに父マーリンとかぶるところがあると思います。
「自分の固定観念を植えつけないこと」「勇気を持って子供の手を離すこと」で見えてくる成長の尊さ、そして自身の「親としての成長」を明確に映像化していて涙なしにはみれません。
「可愛いサカナの大冒険映画」というよりは「それぞれの個性や人生(魚生?)を持ったキャラクターたちのドラマ」ととらえて観るほうが実にいろんなことを学べます。
「行動」に必ず「理由」がついてくるというのはストーリーテリングの基本ではあるのですが、ピクサー初期の作品は本当にそこの部分が明確で強くて面白い!無駄なシーンがない!
脚本家アンドリュー・スタントンの手腕が冴える映画です。
(追記)
単独記事を書きました。
ダンボ
ダンボ!!世界の七不思議!!!ただ一頭の空飛ぶゾウ!!!
映画『ダンボ』をテーマにしたアトラクションは「ダンボ・ザ・フライング・エレファント(空飛ぶダンボ)」があります。東京にもあるやつですね。(なんとアメリカにもう一つあるフロリダのディズニーリゾートには人気すぎて全く同じアトラクションが2つもあるらしいです。)
おそらくアナハイム、フロリダ、東京、香港、上海のすべてのランド型リゾートにあるアトラクションってこの「空飛ぶダンボ」だけなんじゃないでしょうか。ダンボは偉大。
カルーセルもすべての国にあるけどそれぞれテーマが異なるし。
じゃあ何故世界にあるのにアナハイムに向けて『ダンボ』を観るかというと、アナハイムにはもう一つ「ケイシージュニア・サーカストレイン」というアトラクションがあるのです。
ケイシージュニアとは映画『ダンボ』の冒頭に登場するサーカス列車。サーカスに登場する動物たちを運ぶ役割で、ノリノリのテーマソングもあります。
映画同様このアトラクションもテーマソングが流れ、実際の乗車の部分は動物たちが乗っていた檻が再現されています。
(『ダンボ』とは関係なくケイシージュニアが単独で登場する『リラクタント・ドラゴン』という映画もあるのですが、それはまた別の話)
比較的子供向けのアトラクションですが、途中坂道で停車して再出発するなど映画を再現したギミックもあり面白いです。
別アトラクションの「おとぎの国のカナルボート」と同じ風景の中を走るので、カナルボートとケイシージュニアで違った角度から景色を楽しむのもまたよし。風景の中にはディズニー映画『白雪姫』『リトルマーメイド』や『アラジン』や『アナと雪の女王』に登場した街や家のミニチュアが再現されていてそれもまた可愛らしいです。(ケイシージュニアからは見づらい場合があります)
『ダンボ』という映画自体もかなり良くできていて、母と子の愛情の物語でもあり、ダンボとティモシーの友情の物語でもあり、そして苦難と試練、そこからの復讐と大逆転の物語でもあります。「初期のディズニーあるある」のドラッグ的サイケデリックなシーンもバッチリ。
奇形児扱いのダンボと、力の弱い小さなネズミのティモシーと、明らかに黒人のステレオタイプを模したカラスたち(この描写には問題があるという人たちもめっちゃいるのですが)彼らが協力し、「耳が大きいことの劣等感」を「それを武器に空を飛ぶ」に発展させる。そしてクライマックスにダンボは本当に空を飛ぶ!!このカタルシス!!!
ダンボが可愛いだけじゃなくてね、本当に傑作なんですよ。
すべての弱者に贈るディズニーなりの大逆転劇。
だから頼む、ティム・バートン!俺たちの『ダンボ』を実写化で台無しにしないでくれ!!!
(追記)単独記事を書きました。
ホーンテッドマンション
現在まで残るディズニーオリジナルのアトラクションで、ウォルト自身が発案・監修したアトラクションは「魅惑のチキルーム」「ジャングル・クルーズ」「マッターホルン・ボブスレー」「カリブの海賊」「イッツ・ア・スモールワールド」などなどたくさんありますが、この「ホーンテッドマンション」もそのひとつ。
ウォルトの意思(?)を受け継ぐアトラクションということで海外にもマニアックなファンが多いのが特徴です。フロリダのマジックキングダムにはホーンテッドマンショングッズの専門店があるほど。行きたい・・・。
東京ディズニーランド編で一度お話ししたのですが、この人気アトラクションを元に実写映画化したのがこの映画です。
オリジナルのアナハイム版はニューオリンズ・スクエアの一角にあり、建物もニューオリンズのフレンチクオーターを意識した外観で、東京やフロリダのものとは全く違います。
アトラクション内部も東京とは違い屋根裏部屋に花嫁のシーンがあるほか、ハットボックス・ゴーストというキャラクターも登場します。
映画版『ホーンテッド・マンション』とは、やっぱりちょっとストーリーや設定が違いますが、「建物全然違うじゃん!」とか「花嫁のくだりは何?」と思った人はこっちのアナハイム版ホーンテッドマンションのほうが雰囲気が近いよとだけお伝えしておきます。
「ホーンテッド・マンション」と「カリブの海賊」それから「インディジョーンズ・アドベンチャー」は東京にもありますが(インディはディズニーシー)この3つどれもアナハイム版の方が広く、デカく、「さすがアメリカ・・・」と思ってしまいます。
(追記)
単独記事を書きました。
プリンセスと魔法のキス
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ニューオリンズ・スクエア、フレンチクオーターの流れで是非紹介したいのがこの作品『プリンセスと魔法のキス』
ディズニー初の「アメリカ人」「黒人」の「プリンセス」としてセンセーショナルな作品であり、アメリカや世界各国に住む多くの黒人少女たちに「自分たちもプリンセスのように美しくなれる」「魅力的になれる」と夢や希望を与えたのですが、日本での知名度は地を這うレベルで、2016年から昨年秋頃まで開催された「POWER OF PRINCESS ディズニープリンセスとアナと雪の女王展」ではれっきとしたディズニープリンセスであるのも関わらずその存在を無視されてしまうレベル。
そういえばパワーオブプリンセス展でティアナがハブ食らってたの納得いかない #D23EJ
— すん (@s_ahhyo) 2015年11月6日
ディズニージャパンよ、マイノリティを無視して売り上げしか考えないのであればいっそ潰れてしまえよ。
東京ディズニーリゾートでの登場もシーの「ファンタズミック!」のプリンセスシーンでソーサラーハットの映像として一瞬だけ、ランドでは現在開催中の35周年イベントの一環で建てられたワールドバザールの「セレブレーションタワー」にさりげなくティアナとカエル姿のナヴィーンが、またお土産には申し訳程度にドレス姿のティアナのメモ帳などが売られています。
が!!!アナハイムは一味違います!!
ここはさすが本家アメリカのディズニーリゾートといったところで、プリンセス・ティアナやヴィランのドクター・ファシリエのグリーティングが行われているほか、彼らがアトラクションの「マークトゥエイン号」に乗っていたり、ハロウィーンにはカリブの海賊横のクレオールレストラン「ブルー・バイユー・レストラン」でファシリエをフィーチャーしたイベントが行われていたり、もうアナハイムが羨ましくてたまらない・・・・。
僕自身、アナハイムのパークでティアナを見つけたのですが、ちょうど彼女がグリ終了でお帰りの時間でカメラを構える余裕がありませんでした。
また、『プリンセスと魔法のキス』を代表するフードといえば「ガンボスープ」と「ベニエ」。
「ガンボスープ」は「ロイヤルストリート・ベランダ」や「ブルー・バイユー」で、「ベニエ」はなんとミッキーシェイプで「ミントジュレップ・バー」で食べられます!*1
『プリンセスと魔法のキス』を観てジャズとニューオリンズに思いを馳せ、ニューオリンズを模したエリアでニューオリンズ風のフードを食べる!!!
これぞディズニーパークの醍醐味だと思います。
(追記)
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被らないように被らないように・・・って思ったらこうなりました。
ということでまだ公開されていませんが2018年6月29日に日本公開*2の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ ストーリー』をプッシュさせていただきます。当然僕もまだ観てません。
というのもアナハイムのディズニーランドには2019年にスターウォーズエリアこと「Star Wars: Galaxy's Edge」がオープンします。
そのエリアに設置されるアトラクションとして、「ミレニアム・ファルコンに乗船するアトラクション」の存在が示唆されており、実際にYouTubeなどではテスト映像も流出しています。
スターウォーズの世界の中で宇宙一早いガラクタ*3と言われる「ミレニアム・ファルコン」とその船長ハン・ソロそして副操縦士チューバッカは切っても切れない縁であり、スターウォーズ本編はもちろんですが、その前日譚となる『ハン・ソロ/スター・ウォーズ ストーリー』もきっとこのアトラクションを楽しめる要素となること間違いなしです。まぁこれ僕の勝手な予想なのですが。
そのほか日本にもある「スターツアーズ/ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」はもちろん。スターウォーズ関連の展示、グッズ販売、スターウォーズのキャラクターとグリーティングができる施設である「スターウォーズ・ローンチベイ」など、スターウォーズ好きが楽しめる要素が日本よりもあふれています。
なんども言うけど、余裕があればスターウォーズ本編もご覧になってください!
(追記)
公開後、単独記事を書きました。
まとめ
そしてまとめ!そのほか見ておくと楽しめる作品のご紹介です。
例によって「ソフトが日本発売されてない問題」がけっこうあります。
- 南部の唄・・・「スプラッシュマウンテン」のモチーフ。世界どこを探しても廃盤。
- イカボードとトード氏・・・短編「トード氏」のアトラクションがあります。筆者未見のためアトラク乗ったけどさっぱりわからなかった。観てもわかりませんでした。「白雪姫」タイプのアトラク。日本未発売。
- 山の上の第三の男・・・アナハイムにしかないアトラク「マッターホルン・ボブスレー」のモチーフ。筆者未見&日本未発売。
- リラクタント・ドラゴン・・・ケイシージュニアが登場。VHSならきっと探せばある。
- ロジャー・ラビット・・・「トゥーンタウン」および「カートゥーンスピン」のモチーフ。日本とここにしかないエリアです。オススメ。
- くまのプーさん/完全保存版・・・アトラク「プーさんの冒険」があります。グリーティングもあるよ。
- パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち・・・「カリブの海賊」の映画化。水上ショー「ファンタズミック!」にもしっかりとジャックが出てくる上にめっちゃカッコいいのでオススメ。
- ターザン・・・「えっ、ここに!!?」っていう場所に「ターザンのツリーハウス」というウォークスルーがあります。めっちゃ邪魔。
- インディ・ジョーンズ レイダース/失われたアーク・・・シーにある「インディ」アトラクのデカイ版(ストーリーも微妙に違う)がディズニーランド内にあります。
- トイ・ストーリー・・・現在開催中の「ピクサーフェスト」のイベントの一環で、常設のピザ屋「Redd Rockett's Pizza Port」が映画に登場する「ピザ・プラネット」になっています。期間限定!
本家ディズニーランドは「基本的に東京と似たようなアトラクションで構成されている」ということを頭に入れておけば、イメージとずれないかもしれません。
ただ、メインストリートが左右のエリアに通り抜けできなかったり、アドベンチャーランドがめちゃくちゃ狭かったり、クリッターカントリーの位置が違ったり、トゥーンタウンが異様に遠かったりと、細かいところは違うのでそういうところも楽しめればいいかなと思います。
レストランなどは同じ名前でも売ってる料理が全く違ったりします。例えばアナハイムの「ハングリーベア・レストラン」はハンバーガー屋さんだったり 笑*4
アトラクションも「カリブの海賊」の洞窟シーンが異様にデカかったり、スプラッシュマウンテンが1列仕様で安全バーはないし水量増し増しだったり、ビッグサンダーマウンテンにダイナマイトのシーンがあったり、アナハイム限定のアトラクションが多いわけではありませんが、東京と完全に、全く一緒のアトラクションはほぼないので、そこはマニアックに細かな演出を楽しむのもいいかもしれません。
「世界最初のディズニーパーク」という「古き良きテーマパーク」と「進化をやめない発展し続けるテーマパーク」の両方を兼ね備えたアナハイム、皆さんも機会があれば是非訪れてみてください。

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